N響定期、ハイドンで眠くなり

きのうは数万年ぶりにN響定期演奏会に行ってきた。

どうも、貯金額が減ってないのに気づいて気が大きくなってるのと。

アリス・紗良・オット様の5年ぶりの来日に立ち会いたくてね。

先日のソロリサイタルは休憩なしのおよそ70分間、堪能した。
同時にN響チケットも買ってみたの。

取れたのは2階席。アイキャッチ画像参照してくだされ。
オペラグラスを忘れて痛恨のミスと思ったけど、売店で紙製500円のオペラグラスを買う気にはなれなかった。
デザインはとてもかわいかったし、あたしの持ってるのと遜色ない倍率だったけど、二つもオペラグラス持つのがいやだった。

あたしの隣席の男性は、始終オペラグラスを覗いてたけどね。
負け惜しみで言うんだけど、アリス様の素足も、コンマスサイドの「マロ」こと篠崎さんの顔も非常によく見えた。

むしろコンマスの郷古（ごうこ）さんの表情は見えなかった。
マロさんが、ここぞという時に必ず郷古さんの顔をのぞき込むようにして息を合わせてるので、彼の顔は常に客席側に傾き、照明も彼の顔面をまともに照らしている。

プログラム１曲めはハイドン交響曲100番「軍隊」。
100番てキリがいいし、タイトルついて有名だけど。
一応予習でYouTube見たら、第一楽章ほとんど知らなかった。

第二楽章の前半はなぜかよく知ってる。うちのオケではやったことないのに。
練習曲集か何かにでも、入っていたのかもしれない。
突然トランペットがファンファーレを鳴らす。ああ、これが軍隊ラッパみたいだから「軍隊」って呼ばれるんだね。

第三、第四楽章も、ところどころなら聞き覚えがある。
でも、どうも眠くなって。
必死で手のひらの中央をもう片方の手の親指で指圧する。

ついこないだ読んだ睡眠本にあったんだよ、いろんな覚醒方法が。

肩甲骨を寄せてあごを天井に向けるとか。可能なら背中の壁まで見えるほどのけぞる。
肘掛けをしっかりつかんで尻を浮かせ、ゆっくり戻すとか。
息を完全に吐ききって1秒我慢したら息を吸う。これは咳き込んじゃって、コンサート中には無理。

眠れる方法はメラトニンを飲むぐらいのことしか書いてない、珍しい睡眠本だった。
逆に、睡眠中は体温も免疫力も下がるから、あまり長時間眠ってもいいことないんだと。

これはねえ、どうなんだろう。個人差が激しいと思う。
水木しげるなんかどんなに忙しくても毎日10時間は寝てたんじゃなかったっけ。でも彼結構長生きしたし。

今日は、早いけどオマケに移ります。

朝ごはんはギリギリ「朝」と呼べる時間に食べたけど。
夕飯は早めの時間に食べないとコンサートに間に合わない。

ということで、昼はごく軽くケーキで。

ケーキを食べ始めてから、あっと気づいて漬け物を出したところ。

きのう作ったポップコーン、全て平らげた。

夕飯は、テンペの南蛮漬け。

ボウルに漬け込んだんだけど、さすがにわびしくて皿に盛り直してから食べたよ。

レシピはこちら。

テンペ、もう30年ぐらい前から食べてみたいと思ってたんだけどね。
このほど、業務スーパーで冷凍で売ってるの見つけて、勇気を出して買ってみた。

半解凍して4つに切って、ひとつだけ使った。

テンペって知ってる？大豆を発酵させた東南アジアの食べ物だけど、納豆ぐらい柔らかくて、ねばりもにおいも全くないの。食べやすい！

ただ切って、調味液だけ沸かして漬けるだけで、テンペ自体は生で食べられるんだよ。

こんなことして遊んで、食べて片づけて6時に家を出たら余裕でコンサートに間に合う。田舎に住んでた頃には考えられなかった生活、これからもっと楽しまなきゃ。