小春日和にサイクリング

ハワイにお嫁に行った幼馴染から、今月末から里帰りするから会おうと連絡がきた。

すぐ近所に住んではいたけど、クラスが一緒になったのはほんの1年半だけ。
一緒に習い事やクラブ活動をしていたこともないのに、不思議と彼女に会うと楽しいんだ。

コロナ前に来たときは、英語しか話せないダンナ様と、ちょっぴり日本語も話せる娘さんと三人で我が家に来られてびっくりしたことがあった。
てっきり友達一人だけが来ると思ってたの。
男子禁制の我が家に男性を入れたのは、この1回だけだよ。

このときは友達は、うちの近所の神社の出店でダルマさんを買ってた。
お父様がガンの闘病中で余命が少ないので帰国したようだった。

一年前にも会いにきてくれたけど、これはコロナ規制解禁になったからというハッピーな理由でよかった。

今回もハッピーな理由だけならいいな。
あとはお母さまが残ってるから、かすかな心配があるよ。
だって「あの神社のダルマをまた買いたい」って言ってるんだもん。

連絡をもらってから週に一度ぐらい確認に行ってるけど、出店は食べ物しかない。
去年はちょうど秋祭りの最中だったから出店も大賑わいだったんだ。

とすると、目的は。
坂本龍一も反対運動していた、神宮外苑伐採が気になっているとのこと。
名物のイチョウ並木は残すそうだけどね、それが見たいんだって。

ほほう。そうですか。
今年は秋なのに昼間暑くてね。あんまり紅葉が進んでない気がするよ。

ちょうど、ブロ友（とお呼びしてよろしいでしょうか）うなゆきさんのステンドグラス作品展を催されているので、有楽町までサイクリングしてきた。
神宮まで足を延ばすのはちょっと無理、有楽町から近い皇居前のイチョウをついでに見て来た。

きのうは快晴、非常に気持ちいい天気だった。

有楽町は交通会館の地下。
こういう展示会って、一歩足を踏み入れたら強引に何か買わされるものと思っている。
非常に入りにくかったけど、うなゆきさんの通っているお教室ならそういう悪質な会じゃないとわかっているので、入れた。

入口付近の小さな作品に目を細めてたら、早速会員さんが話しかけたそうに待ち構えてる。
なるべく目を合わせないようにしてたのだけどそうもいかず。
ごめんなさい。売ろうとしたのじゃなく、もっと奥まで作品が並べてありますよ、と教えてくれたのだった。

売り物もあるけど、奥には非売品の大きな作品がたくさん。
展覧会みたいに見事だよ。

ゆっくり鑑賞して、小物類に足を戻す。
あったあった、ブログで見覚えのあるカラフルなドラゴンたち。
おお、ちゃんと「うなゆき」って名札もついて。想像どおり、とても端正な字だ。
もしうなゆきさんじゃなく、字のうまい人が全部書いたんだったらごめんなさい。

んー、けっこういいお値段ついてます。あたしが衝動買いする範囲をちょこっと上回ってる。
鳥の柄のランプは売り物ではないのね。とても立派、重厚な作品でしたよ。

リタイア者の財布のヒモはぎゅっと固く。交通会館でも一切何も買わずに次の目的イチョウの紅葉狩りへ。

皇居のお堀前の日比谷通りは、お堀側は半分黄色くなってる。
大手町ビル街側はまだまだ緑。
外苑のイチョウ並木も日当たりいいから、紅葉してるかなあ。
来週、友達が来るころ落ち葉をザクザクと踏みしめられるといいなあ。

帰ってきたら暑い暑い。冷凍庫に残ってたあずきバーの最後の1本にかじりつく。

この前買ったら急に寒くなって、食べ切るかしらと心配したけど。もうひと箱買ってしまおうかと迷うほど、毎日昼間は暑くなる。でもきっと、ここで買ったら急に寒くなるんだよね。わかってるったら。

今日のオマケ

夕飯は塩さばとパプリカのホットサラダ。

赤と黄のパプリカが、少しずつ残ってる。
先週とどいたカボチャも、タネとワタを取っただけでほったらかし。
ちょうどそれらを使うレシピを見つけた。
キュービーさんのレシピではれんこんも使うけど、代わりに茹でてあったインゲンを使ってみた。

野菜を少しの油で素揚げして、残りの油でさばに小麦粉をまぶして揚げ焼きにする。
キューピーの黒酢たまねぎドレッシングをかけなさいというのだけど、あたしは作りおきの酢玉ねぎにバルサミコ酢を混ぜて掛けてみたよ。

皿の底に水菜を山ほど敷いたのに全然見えなくて映えない。赤パプリカも沈んでるの、引き上げて乗せればよかった。

キューピーさんの見本写真とレシピ「さばと彩り野菜のホッとサラダ」はこちら。

ひと口食べたらやっぱり欲しくなって。
このあとビールをぷしゅっと、行きました。