ピチカートの連続が耐え難い

市民オケの定期演奏会が終わって、次の演奏会の曲の練習が明日から始まる。

選曲委員会が難航したそうで、まだ1曲しか決まってないんだよ。
チャイコフスキー交響曲第4番、これを聞くといつも昔のTBSラジオ番組「百万人の音楽」を思い出す。
芥川也寸志と野際陽子のトークで、夜遅めの番組だったけど、当時は若かったからあたしも夜更かしできたんだよな。
なぜか、この番組でこの曲を紹介されたことだけ鮮明に覚えてる。AMで音質悪いし、たぶんイヤホンで聞いていたはずなのに。

オケのみんなは20年前にやったことがあるが、あたしは今回初めてで、うれしい。
さっそく練習してみたら、これ、第3楽章がまるまる全部、ピチカートだけで演奏するのね。

ピチカートって、よくジャズでベースが「ボンボンボン」って指で弦をはじく、あの奏法のこと。
第3楽章、パート譜で4ページあるんだけど、1ページ練習しただけで人差し指が悲鳴をあげた。
2ページめは中指に交代するもやっぱりダウン、薬指で次のページ。
・・・最後まで練習できず、ちょっと休憩。

こちら↓は長いけどオマケ、30分16秒ぐらいから聞いてみて。お客のえげつなさにあなたは笑えるか、怒ってしまうか？あたしはしばらく笑いがこみ上げたよ。

休憩後、ほかの曲やろうっと。
平日室内オケもまた、発表会後初めての練習にあたしも初参加。
モルダウと、もう1曲はブリテン「シンプル・シンフォニー」。
シンプルシンフォニーは弦楽オーケストラのための曲、うちのオケではまずやる機会がないから、ここの会に参加してよかったと思ったよ。
こないだの発表会を聴きに行ったときは、第一と第三楽章だけだったのね。
今期は第二楽章と第四楽章をやる。

さっそく、第二楽章の楽譜を開くと・・・うげっ、またも全部ピチカートだ。

もう、中指の指先には小さい水ぶくれができちゃった。やめやめ。
ちょっと不安を抱えながら、おとといの練習に参加したらね、みんな大幅遅刻で、練習時間が短かったのでなんとか助かったよ。
みなさんに指が痛くないか、と聞いたけど、みなさんそれほどの時間練習してないから大丈夫みたい。

「チャイコの4番の練習もしたので大変なんすよ」と言ったら、すぐ「第3楽章ね」とニッコリする男性がいたよ。
すごーい。あたし、自分が練習したばっかりなのに、何楽章がそれだったかなんて覚えてないよ。

本日のオマケ

きのうの昼ごはん、かなり張り切って豪華うどん作ったら満足したのか疲れたのか、すぐ食べてしまって写真なし。
代わりにこちらの写真をご覧ください。

なす揚げ焼きして、カイワレがなかったのできゅうりスライスを入れて大成功、だったのにな。

夕飯は珍しくご飯炊いてチャーハンにしたの。
それもまた写真忘れ。
2食炭水化物でお腹いっぱい、前日もそうだったのに、なぜか体重がさらに減ってるのよ。ふふん。ほっほっほ。

えー、オマケとしてこれで終わっては申し訳ないので、ピチカートを探して見つけた楽しい映像を最後にご覧ください。