芸大生って、ほんとにすごいんだね

音楽

この土日、珍しくオケの練習がなかったんだ。

日曜室内楽の本番も、チェンバロ弾き合い会も、すごく難しいチャイコフスキーもみんないっぺんに終わって、少々気が抜けてる。

ふと気づいたら。あ、日曜じゃん。
確かめたら今週はちょうど、旧奏楽堂のミニコンサートがチェンバロに当たってた。ラッキー。
毎月第1と第3日曜がチェンバロ、第2と第4日曜がパイプオルガンコンサートだよ。

オルガンはどうも馴染みがなくて、寝ちゃうんだよな。
・・・チェンバロでも、知らない曲だとだいたい寝ちゃうんだけど。

曇りだけど、時々は日が射す。曇りでも紫外線がきつい。どうせ差しっぱなしだから、日傘は折りたたみでなく長いタイプ。

おっと、ここ旧奏楽堂では長傘を持って入ってはいけなかったんだ。
気づいて傘立て機に差し込んだだけで係員さんからお礼を言われた。が、輪がはまらず鍵が抜けない。
あまりモタモタしてたので係員さんが助けに来てくれたが、その瞬間輪が動いてはめられた。
はー、知恵の輪とか絶対できないタイプで。と、余計なことを言って恥ずかしいのを笑ってごまかした。

で、受付で年間パスポートを見せて入る。

ん?受付さんお二人とも固まってる。
あっ。チェンバロ教室の会員証なんか出してた。奏楽堂パスポートと二枚重ねて手帳ポケットに入れてるから、間違えちゃった。
すす、すみません。とパスポートと差し替えたら、ここでも笑ってくださった。恥の上塗り。

旧奏楽堂は、コンサートがあってもなくても入場料が1回300円だよ。

つまり、入館料は有料だけどコンサートは無料なんだ。
学生さんだから?いやいや、芸大の学生さんは侮れない。
今回の今村恵羽さんは修士課程2年、お名前がちょっと聞き取れなかったので検索したらインスタがヒットした。

めうさん、と読むのがわかったと同時に、すすすごい。

あのジャン・ロンドーとツーショットで写ってる。
あたしが文化会館の彼のコンサートに行った、あの来日のタイミングだな。
彼のマスタークラスを受講して哲学的な話が多かったとか、連弾してもらったとか!

さすが芸大生というか。芸大生の中でも、特に優秀なこういう人がコンサートに出られるんだろうなあ。

プログラムは、オールバッハ。
当初はフランス物だけを弾くつもりだったが、考え直してこうなったとか。
少し残念かも。あたしはフランス物の、有名な曲が大好き。バッハはかなり苦手。

幸い、イギリス組曲以外は知ってる曲なのでうれしかった。

ジャン・ロンドーが弾くゴルトベルク変奏曲の「アリア」の動画があったので貼っておくよ。

この学生さんは、特に優秀なんだろうか。いつもはA6ペライチのプログラムだけど、これはB4二つ折り、しっかりした厚紙。内側はギッシリ解説。おトクだ~

バッハという名前は「小川」と訳せる、のは有名ね。実はパンを焼く、という意味の方言だったというのがびっくり!「16世紀中葉」って、もしかして「半ば」のことかしら・・・(追記。○世紀中葉(ちゅうよう)、という言い方は正式にあるのですね。なかごろ、という意味は『半ば』と同じ。むしろあたしが無知で、大変失礼しました

と、喜んでおきながら。
1曲めから意識が薄れてきて。いや、ところどころは「これぞプロ」と思う節回しに感心してたんだよ。
2曲めイギリス組曲は全滅。首が落ちたまま上がらなかった。
最後のイタリア協奏曲が始まって、やっと首が上がった。
1楽章から3楽章最後まで、昔ピアノで習ったけど半年はかかったよなあ。
ほぼ暗譜してる、と思ったけど、もう少しずつ忘れかけてる、ってわかった。

両隣はあたしより少し年上と思われる男性。
全然眠らず、しっかり聴いてらっしゃる。
ま、実は最前列だったんでね。寝てられるあたしの神経のほうこそおかしいのだけど。

前日、よく眠れたはずなんだけどなあ。
2段鍵盤を行ったり来たり瞬時に移動、駆使しているのがよく見えて勉強になった。

教室のチェンバロは1段だから、これを味わうことはできなさそう。
松本迎賓館に行った時ぐらいしか、試すチャンスはないな。
まあ、死ぬまでに一度ぐらい、どこかで二段チェンバロでイタリア協奏曲を弾けたら御の字だ。

本日のオマケ

夕飯メインはサバ缶と長ネギのアヒージョ。すきまがいっぱいだな、キノコでも詰めればよかった。

妹からもらったキュウリ、せっかく朝採ってきてくれたのに今ごろ食べてごめん。でもまだ花も付いてるぐらいパリッパリの新鮮で、とてもおいしかったよ。

ちなにみサバ缶の汁はキュウリにかけて、スープみたいに飲んだ。

クリームチーズがたくさんある。生のブルーベリーとドライいちじくとクルミを混ぜる、というツマミが紹介されていたのだけど、買物メモを持って行くの忘れてイチジクがない。代わりにドライクランベリーを入れてみた。

レシピではちみつとあるのもメープルシロップで代用したけど、最後に黒こしょうを挽くの忘れたー。でもおいしかったー。

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コメント

  1. じゅん より:

    もともと文才があって、大学院では演奏だけでなく研究もされてるのかもしれませんね。そのうち、音楽雑誌に書いたりして、いや、もう書いてる?
    藝大だからってことではなくて、この方の特技なんだと思います。
    鯖の水煮缶の汁、私も大好きです。おいしい。

    • よはねす よはねす より:

      じゅんさん、お暑うございます。きのうの方がまだ曇りで、出掛けられてよかったです。今日だったら片道30分歩くのに危険を感じます。
      そうか、芸大生の中でもこのかたが特に優秀なのかもしれませんね。将来有名になったら、「あたしはこの人が学生の時から注目してた」と自慢しちゃおう。
      サバ水煮缶の汁を切る、というレシピがよくありますよね。みなさん、まさか捨ててないでしょうねえ、と老婆心が刺激されます。じゅんさんに共感していただいて、とてもうれしいです。