きのうは、月に一度の日曜室内楽の練習日。会場の事情で祝日月曜になった。
まず1曲め。
「練習番号Hから」と言ってやり直ししようとしたら、トマトさんが「えっちだって!今ヘンなこと考えちゃった」と一人で大笑いして。
メイも、チェロのS子さんも彼女の奇天烈な言動はよく知っているので、みんな反応せずやり過ごそうとしたが。
「小学校のころさー、よくえっちえっちって言ってたじゃない?あれがうんたらかんたらで」と、ずうっと喋り続けて練習に戻ってくれない。
ああ、トマトさんは英語のエキスパートだから「えっち」じゃなくて「エイチ」って言わなきゃね、と一瞬かまってあげて静めようとしたが。
だめだ。彼女は職業柄(もう退官したけど)もあってとても声が大きい。
彼女が言いたいことを全部言い尽くすまで、誰が割って入っても効果無し。
S子さんは股関節を痛めて、歩くのがとても辛いそうなの。
この1枠めは、階段を使って移動して2部屋使おうと思えば2時間使える、特殊な時間帯。
そんなに難しい曲でもなくてみんな弾けてるから、階段を使わなくて済む部屋で1時間だけの練習にしましょう、とリーダーのあたしが決めた。
S子さんの股関節をおもんぱかった、と言っては彼女のせいになっちゃう。
ほんとはね、それ以外にトマトさんと一緒にいる時間を少しでも減らしたかったって理由もあるのよ。
まだメイにもS子さんにも言ってないけどさ。
練習が終わって移動する時に、忘れ物に気づいた。バイオリンの肩当てが床に落ちてる。
これ、メイの?違う。じゃ、トマトさんのだ!
トマトさん、次はどの部屋で練習だろう。
スマホが使いこなせないあたしは調べられない。次の自分の曲のメンバーに調べてもらって、階段を上り下りして走って、トマトさんに届けたよ。
まだ彼女は、忘れ物したことに気づいていない時だった。よかったよかった。
彼女との接触時間を減らしたおかげか、以前ほどは彼女のことイヤでなくなってきたみたい。
2曲目はビバルディの「4つのバイオリンのための協奏曲」。
4人のバイオリニストは、いる。ほんとうはビオラとチェロが2人ずつ必要なのに人員が足りず、あたしがピアノ伴奏で補う。
しかしピアノ用の楽譜も、ビオラとチェロがいる前提で作られていて。
それらがいないと音楽にならない部分は、それらの楽譜を切り貼りして作ったり、ピアノ譜のわずかな空白部分に小さくギッシリ書き足したりで凌いでいる。
ファーストバイオリンのお医者様が、ビオラとチェロを一人ずつ頼んで、普段の練習は無理だけど本番だけ参加してくれるよう頼んでくれたよ。
ひとりずつじゃ本当は足りないけど、それでもすっごく助かる。ピアノの楽譜をあっちゃこっちゃ捨てたり拾ったりで毎回パニックになってたんだ。
パニックの間、少しでもすき間を埋めてくれたら収拾がつくだろう。
先月に続いて、今月も見学者が来て、ここの練習を見ていったよ。
先月来た人のお姉さんらしい。妹さんはもう来期から参加すると決めてくれたそうだ。
上手い人、そうでもない人、いろいろいるけど、基本的にはどのグループも和気藹々やってるからね。
いや、「えっち」のくだりの時に見学者がいなくて助かったわ。
3枠めは、メイとS子さんとの三重奏。
S子さんが最近歩くのが少し不自由になってから、ダンナ様が彼女のチェロを運んでくださってるが、きのうはお仕事で欠席。
移動のとき、代わりに助けてあげなきゃいけなかったなあ。
練習後にやっと気づいて、駐車場までチェロを持ってあげた。
チェロを持ったのは初めてだったけど、ちっとも重くないや。らくらく。
家に着いてから気づいた。そういえば彼女、いつもはハードケースだけど今日はソフト、って言ってたわ。
だから軽いんだ!
駐車場を出て、ひとり駅まで向かおうとしたら前からメイがこっちを見守ってた。
S子さんが練習初回時、股関節事情を話しているとき、メイは遅刻してしまって聞いてなかったんだよね。
ダンナ様が毎回手伝ってあげてることにも気づいてないかも。
もう、医者からも「治りません」て言われちゃってるんだって、とメイに教えてあげた。
最近、メイの周りでも足腰故障している人が続出しているそうだ。
あたしも、突然歩けないほど痛くなるけど、翌日はケロッと治ってるのよ。不思議だねえ。
そう言ったら、メイもハッとして。
「そういえばわたしもそういうことあった!」と叫んだ。
メイはスポーツ好きで鍛えてるから、そういうことと無関係かと思ってたって。
運動は、心肺機能は鍛えられるけど、関節系には良いことなさそうだよねえ。
本日のオマケ

帰りがちょっぴり遅い、というだけで料理する気が最初からナシ。以前試して美味しかったから買っておいた、冷凍タンタン麺レンジ専用だけど蒸して食べたよ。
食べ終わってくつろいでたらS子さんからメールが入った。「楽器を運んでいただいてとても助かりました」だって。丁寧な人だなあ。
もひとつオマケに

誕生日の翌日だけど、わざわざケーキを買いに行くほどの元気もなく。近所のスーパーで、やっすいモンブランを買ってきて2個いっぺんに食べた。ちょうどその日届いたバースデーカードと記念写真を撮ってあったので。
やっすいけど、とっても美味しかったよ。小さいから2個でちょうど満足。

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