先日行った、ロシア専門アマオケのプログラム挟み込みチラシで知った。
「W大学クラシック弦楽合奏団」なる組織があるそうだ。
若い人が多いオケには、入るチラシも若いオケが多かったよ。
知らないオケがたくさんあるんだなー。また趣味が増えちゃって、忙しくなっちゃう~。
W大学と言ったら有名な「ワセオケ」があるのに、わざわざ弦楽団を作るのはなぜだろうね。
ワセオケは立派すぎちゃって、相当うまくないと肩身が狭いのか。
それとも弦楽だけの響きが好きな、マニアック集団かも。
W大学ぐらい大規模な学校なら、変わった趣味少数派だとしても人数がまとまる可能性は広がる。
それでも、名簿を見たら他大学から来てる人が2人いたよ。
設立から20年以上も経つそうだ。マニアック人も、途切れることがないね。
・・・・・・前置きが長いけど、もうひとつ。
このプログラムに挟み込まれてたチラシが1枚あって。
なんと、W大学にはもうひとつ弦楽合奏団があった。
こっちは46年もの歴史がある。で、今夜演奏会。
なぜ。マニアック集団が昔からあるのに、さらに新設した理由はなんだろう。
これにも行ってみたいけど、うちのオケの練習日でもあるんだな。無理かな。
きのう行った合奏団は、指揮者が団内学生指揮者だったよ。
ホームページでわかる違いは、それぐらいだ。きっと費用も違うんだろうな。
入場無料はありがたい。
東大オケなんかプロ並みの入場料取るからね。
会場受付に着いたら、黒服の女子が数名おしゃべりしてる。
「こんにちは。プログラムください」と声をかけないとあたしに気が付かないみたいだけど、みなさんすばらしい笑顔で「ありがとうございます~」と手渡してくれた。かわいい。
KO大学の雰囲気と、まるで違うな。あちらはプロの演奏会みたいな雰囲気だったけど、こちらは庶民的。緊張しないの。
1曲め、アイネクライネナハトムジーク。
男子も女子も黒ずくめ。9割が女子だ。でも、よくある魔女みたいなロングスカートではなく、ほどんどの女子がひざ下のワンピースだ。
KOのオケは知らないけど、室内楽女子はみな豪華なドレスだったもんなー。
まあ腕前もドレスに負けず劣らず素晴らしかったけど。
こちらのアイネクは、思わず妹の発表会を思い出した。
妹も弾いてたけど、初心者でも弾ける曲なんだな。あんな子どもたちとは違って、一応人前に出せる程度には仕上がっている。
指揮者もワンピース女子。いかにも、「初めて指揮棒を持ちました」という振り方。
あたしの隣の席のおじいさんも、曲に合わせてうれしそうにこぶしを軽く振って拍子をとってる。
2曲めはガーシュインの「ララバイ」だって。
全く知らないのでYouTubeで予習して行った。
予習なしでいきなり聞いたら、4拍子だとなかなかわからなかっただろうと思う。
4拍子を確認したいマニアックな人がもしもいたら、こちらをどうぞ。
この指揮者は2年生だけど、かなり慣れてるみたいだな。表情をつけて振ってるよ。
ま、アイネクよりはるかに表情をつける必要がある曲でもある。
3曲め、グリーグ「ホルベアの時代より」
5楽章構成、最初から最後まで全部いい曲だ。弦楽合奏ときたらまずこの曲じゃないか?ってほど有名。
いい気持ちで聞いて、休憩。
2曲めから、お隣に小学生の娘と母親が入って来たんだけどね。
休憩時間になって娘が席の前に立ってきょろきょろしただけで、ママさんがピシャッと叩くんだよ。
びっくりしたなー、もう。「おとなしくしてよ、もう」と本気で怒ってるんだけど、休憩時間ぐらい動かなきゃ演奏中我慢できないよね。
オトナのあたしだってそうだよ。休憩時間の終わりに、あたしも立ち上がって腰を伸ばした。
ほんとに、当てつけじゃなくて忘れてて自然にそうしたんだけど、ママさんの視線を少し感じたよ。
3曲め、ヘンデルの「ラルゴ」。
「懐かしい木陰」とか「オンブラマイフ」とか、いろんな呼び名があるけどあたしも使い分けの仕方知らない。
この指揮者は男性、名前が読めないから中国人ぽい。
お辞儀の仕方がアメリカ人みたいだよ、右手を心臓のあたりに当てて。
中華系アメリカ人なのかもね。
わずか3分の曲なので、最初と最後のお辞儀だけの印象になってしまった。
最後はホルスト「セントポール組曲」。
これまた弦楽合奏の基本中の基本。
リズミカルなのでノルと楽しいけど、おじいちゃんずっと片足で拍子をとるから振動が激しく伝わってくる。
反対お隣ママさんにピシャッと叩いてほしかった。
おじいちゃんは堪能されたようで、ブラボーを叫んでいたよ。
アンコールはブラームス「ハンガリー舞曲第5番」。
へー、これも弦楽だけでもちっとも違和感ないんだな。
開演が18時だったので20時に終わり、40分後には家について髪も洗えて助かった。
学生さんたちはこの後おいしくビールが飲めたかな。
あ、「最近の若い人は」まずビール、っていう飲み方しないそうだね。
それに未成年もたくさんいるだろう。
「最近の若い人は」ハタチになるまでほんとにお酒を飲まないらしいね。
あたしの世代じゃ考えられないけど、毒なんだから飲み始めるのは遅いにこしたことはない。
就職して歓迎会で、自分の適量を知らず飲み過ぎないよう十分気を付けてほしい。
本日のオマケ
ブランチが生クリーム+プロテインパウダー。そのあと午後3時に第2食でこの日最後の食事がコレ。
豆乳の紙パックに印刷されていたレシピは「エビとアスパラの豆乳クリームパスタ」。余ってるクリームチーズを使うので、これにした。
エビは苦手なのでいつもベビーホタテで代用してるよ。アスパラは茹で加減が微妙で難しいので、おいしいけどほとんど買わない。冷凍庫でいつも出番を待っている小松菜で代用。
グラス中身はアイスコーヒーよ。ほんとは白ワイン開けたかったんだけど、コルク抜くのが面倒で開けられなかった。
コメント
四拍子、分かるか問題
最初の動画の指揮者の手に注目してしまい
さすがに分かりましたヨン
二つとも聴いたけど
子守唄って言うより、午睡してる子供に向かって
優しく起きなさい、って言ってる感じです
起きたら、楽しい事して、遊びましょ、って囁いている曲に思いましたヨン
え!指揮を見て、4拍子って読めたんですか。うなゆきさん天才なのか。あんまりわかりやすい指揮じゃないと思うんですけど。どうぞ我がオケに参加してください。
ララバイ、なんかいきなりキーキー言われたら起きちゃいそうな子守唄。
ララバイといえばヤッパっり岩崎宏美とか中島みゆきとか、
きっと歌謡曲にはご興味はあらせられないだろうけど
帆立と小松菜の豆乳クリームパスタ、美味しそうです。
平打ち麺にきっと合う。
そうですね、このキーキーはマイクの感度上げすぎですよね。
聖母たちのララバイはよく覚えてます。男はこういう母を求めてるんだなーと思います。中島みゆき以降の歌謡曲は、もうてんでダメ。わからなくて申し訳ないです。
パスタにすれば何でもおいしくなるに決まってるんだから便利です。あ、海老だけは入れたくないんだった。