先週土曜、久しぶりにメイに会った。
気のせいかもしれないけど、けっこう前から彼女に笑顔がない。
「久しぶり~」と声をかけたら「そうだね」と返してくれたがニコリともしない。
室内楽の開始時間まで、廊下のソファで向かいあって座ったけど、距離は2メートルぐらいある。
お互い見つめ合ったら、メイから言われた。
「なんか髪がいつもと違う」
ああ、毛先の汚いところだけ切っただけだよ。
「うん、それだけじゃなくて」
あ。そうだ、今日はアイロン当ててきた。
「そうでしょう、手入れされてる」
ふ、むむっ。
結構辛辣なこと言うじゃん。
ま、なんでも言える間柄だからこその発言だけどさ。
アイロンを買ったのはわりと最近で。
それまでだって、髪の傷みは気にしてたよ。
シャンプーあとにはホホバオイル塗って、一生懸命引っ張ってブローして。
出掛ける前にもう一度ブローして、スタイリング剤、ワックスの代わりにシアバターなど塗って。
それでも全く追いつかない。美容師さんも呆れて「切らない?切らない?」と言い続けてたの。
「手入れされてる」と言うのは、素直に受け取るならば褒め言葉だよな。それを「いつもはほったらかし」と解釈したあたしの脳よ。
まあ、どうしようもなくて髪を飾りゴムで留めるのはいいほう、だいたいパッとクリップで挟むだけのことがほとんど。
それじゃあ隠したことになってなかったのねー。
あたしの顔って、思ってることがわかりやすく出る。
アンデルセンの人魚姫を連想する。彼女は口が利けなかったが代わりに「物を言う目」を持っていた。
あたしの目も、人魚姫みたいにモノを言うのかしら。
「でも、こんな雨だと一瞬で元通り。テヘ。」
そのとき、傘無しだとちょっと辛い程度の霧雨が降ってたのよ。
メイはすぐに話題を変えた。
「リファって知ってる?」
美容に関心がある女子なら絶対知っている、ちょっとお高い髪用美容器具ブランドだよ。
姪が、かなり以前から「良い良い」と言ってた。
うん、ドライヤー持ってる。
「あれ、すごくいいねえ。」
うんうん。姪が残業でホテルに泊まったとき(コロナ全盛だったので通勤を控えさせられてた)使って、良かったって。
でも、アイロンはリファじゃない。
理由を言いたかったけど、なぜかまた話が逸れて続けられなかった。
今年の合宿は、思い切ってオケを休んで、二泊三日参加することにしたんだ。
荷物が増えるなあ。着替えもだけど、アイロンも持って行きたい。
一泊なら髪を洗わないで帰ってきたけど、二泊じゃちょっと気が引けるよね。
旅館のドライヤーじゃ、あたしの髪はどうにもならない。
ブラシ付きの、「くるくるドライヤー」でなきゃブローできない。
ドライヤーも持って行くかあ。
一泊なら、通勤に使っていたリュックサックで済んだのだけど、きっと入りきらないや。
合宿だけのためにカート買う気にもならないし。
でもすぐ腱鞘炎になる腕じゃ、ボストンバッグなんて持ったら楽器が弾けるかどうか。
まあ、新幹線で着いたら送迎バスがあるからな。
東京駅までの移動だけがんばろ。
本日のオマケ

キャベツが2週間ごとに届くので使い切るのが大変。毎朝千キャベを山盛り食べてるけど、そんなもんじゃ追いつかないね。
千キャベの作り方、あたしはキャベツの上半分だけ使うの。太い葉脈が残る下半分を、焼きキャベツにしたよ。
元レシピは鶏肉なんだけど、これをやはり使い切るのが大変な厚揚げで代用。西原理恵子さんと枝元なほみさん共著の本から。

おふたり、どちらのレシピかしら。そこまでは記録してないや。
芯を付けたままのキャベツをフライパンに押しつけるようにして両面3分ずつぐらい焼いて、塩コショウと酒を揉み込んだ肉も一緒に焼いて器に盛る。あとのフライパンににんにく(ごくみじん)と油を入れて、香りが出たら醤油とレモン汁を加えて煮立てて、肉とキャベツにかける。
なんとなく色味が欲しかったから、グリンピースなんか放り込んだ。こういうシンプルな料理が旨いねえ~。

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