無料コンサート眠ってしまった

サントリー大ホール 買物

すごく残念だったんだ。
一度だけ生演奏を聴いて感激したピアニストさんがいて。

(遠かったのに珍しく自腹でチケット買ったから満足感も増したのかもだけど)
きのうは、その實川風さんのランチタイムコンサートがあったの。
トッパンホールのそのコンサートは、演奏時間こそ短いけれど、余計なスポンサーも司会者もなく、本格的な演奏会なんだ。

ハガキで応募して、抽選で当たったら入場券代わりのハガキが送られてくる。
6月末に発送すると書いてあったから、まだかまだかと待ってたら、とうとう来なかった。
抽選ハズレ。

抽選、とは書いてあるけど、先着順だろうなあ。
気づくのが遅れた上に、ハガキの在庫がなくて、応募受付開始から数日経ってからだったもの、応募したのは。

前日にあきらめて、代わりに行きたかったサントリーホールのオルガンコンサートに申し込んだ。
これはWeb上でその場で申し込める。
もちろん、こっちもタダだよー。座席も自分で選べるの。

とは言ってもギリギリだから、あまりいい席は残ってない。
1階だけど、一番右端の席になった。

肝心のオルガンの演奏台も見えにくいぐらい。
でも、お隣に誰も来なかった分は快適。

オルガン曲は、実はそれほど興味ないんだ。
タダでなければ行かない。

それでも、行ってみて初めて聞いて、いい曲だなと思える発見があったらうれしい、ぐらいの気持ち。

今回のプログラムは、オールバッハ。

「前奏曲とフーガ」なんて山ほどあるから、聞いてみないと知ってる曲だかどうだかわからん。
でも2曲めの「バビロンの流れのほとりにて」なら聞いたことがある。
あとは、知らない。

1曲めの「前奏曲とフーガ」のうち、前奏曲部分。残念ながら全く知らない曲。
半分まで聞かないうちにウトウトした。

いつの間にか終わって、2曲め。
誰も拍手しないから、曲が終わったことにも気づかなかったよ。
でも、「あ、これ聞いたことある」と思ったから目が覚めた。

しかし、またも曲の途中から意識不明。
最後に、「前奏曲とフーガ」のフーガ部分を弾いて、やけに盛り上がったなーというところで目が覚めたら、やっぱり曲の最後の部分だった。

盛大な拍手だけして大ホールを出た。

オルガニストさんにも、サントリーさんにも申し訳ない。
せっかく来たんだし、スーベニール(自分へのお土産)コーナーに立ち寄る。
ここ、音楽のモチーフを使った小物がたくさんがるから楽しいんだ。

あっ。あたしがヤマハの売店で買ったヘアゴムが、ここにもある。
それはべっこう色のバイオリンがゴムひもに付けてあってね。

チェンバロの先生がそれを見て「ピアノのもあるのかしら」って言ってたの。
ヤマハでは、バイオリンしかなかったんだ。
でも、ここにピアノが付いたのもあるじゃーん。
先生に、お土産にあげよう。

でも、バイオリンと違って、ピアノはなんだか可愛くデフォルメしてあるな。
先生の趣味に合わないかもしれないな。

買ってから悩む。
髪を留める以外に、使い方あるかなあ。
昔、会社の男子が太いヘアゴムでサインペンかなんかをくくって持ってたことがあったな。
あらー、カノジョのゴムを貰ったのかしら、なんてその時思った。

えーっと、タダだからって興味の薄いコンサートに来たばっかりに、ちょっと無駄遣いしちゃった。
ま、高いものじゃないけどさ。

ヒマじゃないんだから、こういうのこれからよく選んで行くようにしよう。

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コメント

  1. シーラカンス より:

    時々遊びに寄せていただいています、シーラカンスと申します。

    オルガンコンサートというと思い出すのが、大昔のマリー=クレール・アランのコンサート。
    小学生だった娘と行ったのですが、大阪→名古屋→東京と連日演奏するツアーだったようで、
    多分ちょっとお疲れだったマリー=クレール・アランさん、
    出だしの和音が数音ずれていたようで、数小節進むと矛盾が生じて弾き直し。
    それを数回繰り返すという・・・。
    (小学生の娘は「名古屋は田舎だと思ってバカにしてる!」と怒ってましたが。)
    さすがにちょっとまずいと思ったか、アンコールはたっぷり弾いてお帰りになりました(^_^;

    • よはねす よはねす より:

      シーラカンス様、初めまして。コメントありがとうございます。
      オルガンどちらかというと不得手ですが、マリークレールアラン様ほどのお名前でしたらわたしも中学生ごろから聞いております。
      そんな方のコンサートへ小学生の娘さんを連れて行ってあげるなんて素晴らしい。
      お嬢さん、よほど音楽がお好きなのでしょうねえ。
      このサントリーホールでも、若い男性のオルガニストが間違いだらけで「バッハに失礼!」と、ドシロートのあたしでさえむかっ腹を立てたことがございます。
      しかし、マリーさんともあろうお方が、ですかー。その時は残念でしたでしょうが、忘れえぬ思い出になったことでしょうね。

  2. うなゆき より:

    わかります
    無料コンサートって何故か眠くなりがち
    曲も通好みが多くて
    サントリーホールと池袋芸術劇場のショップは危険ですよね
    無駄に貢いでます

    • よはねす よはねす より:

      無料ですと、プログラムが好みでなくても欲張って行ってしまいますのでね、眠くてはせっかく行った意味もなくなりますのに。
      はい、ショップに入るとなかなか出られないですね。サントリーは狭いから、買わないお客は邪魔にならないうちに出なければ。
      うなゆきさん、貢いでらっしゃるの偉い。あたしはケチなので、ほぼ「見てるだけー」。東京文化のショップも好きです。

  3. にゃんた より:

    眠りを誘うくらいいい演奏だった、ということではないのね。
    よく眠れるのなら行きたいなぁ、と思う睡眠障害。

    • よはねす よはねす より:

      ナハハ。上手だから安心して聞けた、ってことはよくありますね。でもオルガンなんてあんな大音量なのに寝られるあたしの神経もいかがなものか。
      2年前ぐらいから突然イビキかくようになっちゃったんですよ、スマホアプリにしっかり記録されてるんです。その心配さえなかったら、にゃんたさんにもお勧めしますよ。