体が気持ちについて行かない

9月は、お楽しみがめじろ押しなんだよ。

おとといは、神田で「おとな縁日」があったんだ。

きのうと今日は、日本音楽コンクール（日本一権威のあるやつね）のバイオリン部門第一予選。
今日は上野奏楽堂のチェンバロコンサート。

そして東京芸術大学の「芸祭」が1日（金）から3日（日）まで。

9月になったとたん、なぜこんなにお祭りがギッシリあるの。

暦の上で秋になったから、秋祭りってとこかね。

ぜーんぶ、行くつもりだったのに。

暑くって、どうにもこうにも出かける気が起きない。
たまたま楽器練習という大きな楽しみがある分、そっちに意欲が分散しちゃうのもある。

しかし、たぶん。認めたくはないけど、これはあたしが年寄りになった証拠かもね。
田舎に住んでた時だって、コンクールを楽しみに飯田橋の会場まで毎年出かけたのに。

きのうはオケ練習が夜だったんだけどさ。
開場を待ってる仲間で、座れる椅子やベンチは埋まってる。

仲良しさんが「うちでも、いったん座ったら二度と立ち上がれない」なんて言ってるよ、あたしより4歳下なのに。
わかるぅ～。わかりすぎるぅ。
その人の椅子の背もたれにつかまって座るのを我慢したよ。

ベンチに座ってる仲間が「座る？」と詰めてくれようとした。
でも、どう頑張っても端っこの人はお尻半分しか乗らない。
練習の終わりにはみんなで立ち上がって指揮者におじぎをするんだけど、その友達は先週立てなかったんだって。

みんな、疲れてくる年頃になっちゃったんだねえ。

さて、今日は天気予報が変わって、夜まで降らないみたいだ。
今、朝起きたところだから、まだ体にエネルギーが満タン、スタンバイオッケー。
墓参りに行く気になってきたよ。

チェンバロコンサートの曲目を見たらあまり気乗りしないやつだから、こっちを捨てよう。

さて、これから準備して、本当に墓にたどり着けるのか。
明日のブログで報告するねー。