あたしが通っている平日室内楽は、2種類の会があるんだ。
そのうちひとつは半年間同じ曲を6回練習して、本番発表会あり。
参加できるのは、ひとり最大2曲まで。
その中には弦楽合奏組があってね、室内楽を特に組まない弦楽器の人はここに入る。
そこには例の素人指揮者がいて。どうにもこうにも楽しくない。
だから、ここに入るのを避けるためには、他に室内楽曲を2曲組めば大丈夫。
幸い、仲良しの石田ゆり子似と大竹しのぶ似が入会してくれたので、あと誰か管でも弦でも入ってくれたら四重奏ができる。
オーボエのD美さんが我々を捕まえてくれたので、1曲は来期も安泰。
あと1曲、どうしよう。何か決めなきゃ、あたしたち死活問題よ!と石田さんと騒いだよ。
カズちゃんは1年間付き合ってくれたけど、「もう解放してあげる」なんて言われちゃったの。
きっと、ほかの管楽器の人も弦楽伴奏の曲をやりたい人がいっぱいいるだろうから、って。
気遣いのカズちゃんだからなあ、と思ってたけどD美さんは違う意見。
「きっと、ほかの管楽曲でやりたい曲があるんですよ」って。
カズちゃんは、元からここの所属してた一番うまいバイオリンのミホさんが、我々と組みたいらしいと情報をくれたよ。
あ、それうれしい。ミホさんが入ってくれたら弦楽四重奏曲何でもできそうな気がする。
またはあたしがピアノを弾いて、ピアノ四重奏でもいい。
あれかな、これかなと楽しく迷って、今度の練習時に声を掛けてみようと思ったのに。
残念、ミホさんは1曲はすでに決まってて、あとは合奏に入るって。
うまいミホさんが入らないと合奏組の演奏、確かに悲惨にしかならないって目に見えてるなあ。
ミホさんも、気遣いの人だ。
じゃ、また別の曲を探さなきゃ。
と思いきやさらにショックなことが。
カズちゃんが、楽譜を持って来て石田さんに渡してるの。
来期いっしょにやって欲しい曲だって。
それはね、バイオリンを60歳から始めたI村さんのために企画してあげたんだそうだ。
I村さんはそういうわけで、まだやっとのことで弾いているって感じ。
でも、とっても真面目に練習して、前回の発表会ではグノーのアベマリアをそれは美しく弾いて、みんなから喝采を浴びたんだよ。
で、ちょっと悪口になっちゃうかもしれないのだけど。
石田さんも、大学の4年間オケで弾いていただけで、そのあと長いブランクがあって。
しかも体がすごく細くて弱い。だから大きい音が出ないの。
それでI村さんと組むとちょうどいいって思われたのかなあ。
ああ、カズちゃんも石田さんもいないとなると誰を誘ったらいいんだかもわからない。
D美さんは「きっとやりたい人いますよ、探してあげるぅ」と言ってくれた。
ほんと?お願いします。
ところが、そのあとカズちゃんから連絡があった。
クラリネットのまりりんが、あたしたちとやってもいいって。
まりりんはとっても上手なんだよ。
実は、まだ名前と顔が一致していないぐらい、今まで縁がなかった。
そして少しだけイヤな予感。
うまいから、難しい曲をやりたいんじゃないかな。ブラームスとか。
予感的中。
カズちゃんによれば、「ブラームス三重奏かな」と言ってるって。
ぎょぎょ。あたしも、この3人だとしたらその曲しか思い浮かばなかったんだよ。
大竹さんがビオラだったらよかったのになあ、クラリネットとビオラとピアノのモーツァルトの三重奏なら弾いたことあるんだ。
実は、言われる前から一度ちょろっとブラームスを試してみた。
すごくゆっくりなら、案外弾けた。
しかしYouTubeを聴いてみたら、冗談じゃないってぐらい速くて、まともに弾けるわけがない。
しかも、あたしでも難しくて楽しい曲とは感じられない。とりあえず第1楽章だけ貼っておくね。
ぐちゃぐちゃで速く弾くか、まともじゃないぐらい遅いテンポで弾くか。
そして、何楽章あるかわかんないけど、弾ける楽章だけにしてもらおう。
どうせね、たいしたことない人がほとんどの会だから。
指揮者だって、練習は無理な要求をするけど、性格は優しい人なんだよ。
きっと、ぶざまな演奏してもみんな「お互いさま」って思ってくれるんじゃないか。
ひとり、まりりんにだけは申し訳ない。あんまり期待しないでほしいなあ。
本日のオマケ

かぶが届いたんだ。大きめの、たった1コだけなのに大量のチヂミができちゃった。2枚重ねてあるよ。
PC見てたらなぜかインスタの動画が流れてきた。かぶは3ミリの千切り、葉は4cm長さ。梅干しを叩いて、薄切り肉と粉を混ぜて焼いた。・・・あたしが3ミリに切ると、出来上がりはいつも5ミリ以上になるの何故なぜなあぜ。

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