浅草はビールの街

浅草は好きな街。
行政区分でいえば台東区なのだけど、隅田川をはさむ対岸墨田区吾妻橋も「こっちまで浅草」とみんなが呼ぶ。

恨みはない。アサヒビールファンのあたしにとっては吾妻橋もひっくるめて「わたしの好きな浅草」と呼びたい。
浅草なら、どの店に入ってもビールはアサヒが初期設定だから安心なのよ。

忙しいから小雨なのに出かけた

きのうは「昼ごろから雨」という予報だった。

気象庁が使う時間帯の呼び方は、我々一般人が使うのと少し感覚が違うのね。
例えば、予報士が言う「夕方」とは午後3時から6時までのこと。

「昼頃」なら、今から行けば降らないうちに帰ってこられるかな、と出かけてしまった。
地元図書館→電車→浅草松屋でせんべい買う→コンビニで楽譜プリント→ランチ→電車→地元で買い物あちこち、のコース。

一日に用事はひとつまで、なんてマイルールを課していたら用事がこんなに溜まってしまって。
生活が成り立たなくなった。

松屋は11時開店。煎餅を買って外にでたら、もうポツポツ来た。
折り畳み傘は持ってきたけど、思ったより早かった。
雨が降ってなかったら、隅田川沿いをゆっくり散策したかったのにな。

だからさ、時間帯を確認しなかったあたしが100％悪い。「昼頃」とは正午のことじゃなかったわ。

でも転んでもタダでは起きないあたしは「小雨ぐらいの方が混まないから外食や買い物のチャンスなのさ」とうそぶく。
浅草は、小雨なのに観光客を乗せた人力車がいっぱいいた。
晴れてたらランチ難民になったに違いない。

急ぎ足で言問橋を渡ったら、愛するアサヒビール本社がそこにある。
いや、ほんとは渡る前の方がジョッキを模したビルの眺めがいいんだけど。

ランチビール

目的は、そのビルのふもとの「隅田川ブルーイング」でのランチだよ。
11時半開店を待って行ったらドアに「CLOSED」の札がかかってる。
なのに、店内には白人のお客さんがけっこう入ってる。

札が間違ってなかったら、お客がもっと入ったかもね。

前もってネットで見た情報は古かった。出されたメニューにパスタがない。
でも、入り口外に出ていた黒板には「日替わりパスタ」が曜日別に書いてあったから。

ウェイトレスさんに「日替わりパスタを」と言ったらすぐメニューを下げられそうになったので、あわてて押さえる。
ほんとはたくさんのビールが売り物なのに、メニュー表では2種類しか見つけられなくて。

スーパードライが大好きだけど、せっかくだから「ケルシュスタイル」っていうクラフトビールをお願いしたよ。
まず先にそれを運んできてくれたのがうれしい。

飲んでるとき、お隣のカップルの男性があたしの横顔を凝視するから飲みにくいぞー。
カップルは50歳ぐらい、ご夫婦だろうとは思うけど男性の話し方がやけに優しいな。
次々にいろんなビールを頼んでは「ありがと」と、ウェイトレスさんにも優しい。
観光旅行で来てるから心に余裕があるんだろうな。

反対側のお隣は、男性おひとりさま。いかにもサラリーマンの昼休みという感じ。
彼がさくっと召し上がり立ち去った時、カップル男性が「働いてる人は、ランチにありつくのが死活問題だね」とか言ってるよ。

あらあなた、まだお若いのに働いてらっしゃらないの。
もしかして、流行のFIRE民？
とは、もちろんあたしの心の声。

ま、その男性があたしのことどう品定めをしたのか訊きたいところでもあった。

パスタは鶏肉とアスパラガスとかぼちゃのクリームソース、サラダとスープが付いて850円。お見事でございます。
ちなみにケルシュスタイルが750円、計1600円ランチだったよ。

トイレットペーパーのご紹介

小雨なのに、このあと買ったものは食品とトイレットペーパー。
最後の１巻を使い始めて、備蓄ゼロ。
翌日も雨だから、小雨のうちに少々無理しても買っておきたい。

目を付けていたのはこれ。

○倍巻き、ってのが好き。3倍巻きなら4巻でも12巻分の長さがあるからコンパクト。
めずらしくシングル巻きなのもうれしい。
これでほんとに「やさしい肌さわり」かどうか、早く試したいぞ。

ところが、うっかりした。
2倍巻きはいいけど12巻パック。重たい！！！

リュックに入るはずもないから指も腕も痛いのに傘も持って、やっとうちにたどり着いたよ。
これもし気に入ったら、次回は通販で買おう。