チェンバロレッスンの前、午前中に平日室内楽だったんだ。
いつも練習室の鍵を開けてくれるD美さんが、めずらしく来てない。
あたしも石田さんも、鍵の受け取り手続き方法知らないんだ。
最後にピアノのH野さんがやってきて、彼女は受け取り方法を知ってるので鍵を開けてくれた。
椅子や譜面台など並べながら「D美さんどうしたんだろうね」と言ってたら、開始時間1分前にトテトテとやってきた。
前日飲みすぎて、起きたのが30分前で。
いつもはバスのところ、タクシーで来たんだってさ。
ご苦労さん。
平謝りしてるけど、大丈夫、まだ1分前だから間に合ってるわよ。
しかし楽しいお酒ならまだいいけど、そうじゃなかったみたい。
「溜まっているものがあったので」
あら、それはいけませんですねえ。
お酒が抜けてない、って言ってるけど、練習はちゃんとできたよ。
ヘンデルのオーボエ協奏曲、オーボエソロの装飾もちゃんと自分で即興で付けてるし。
でもね、大竹さんが使ってる総譜だと、ソロの装飾まで考えて付けられてるの。
D美さん喜んだ。「次のひとコマ空き時間だから、その間にコピーさせて」という。
で、次のコマは我々石田さん、大竹さんにカズちゃんが加わって、フルート四重奏。
練習が終わって、カズちゃんは次のコマで別の練習。
我々三人で一緒に昼食を摂って帰るのが恒例。
食堂に向かう途中で、気づいた。
大竹さん、D美さんに楽譜貸してない。
もう、しょうがないよねー。D美さん、お酒相当効いてるみたいだったから。
大竹さん優しい。あとで送ってあげるって。
昼食での話題は、大竹さんの松江旅行。
ご友人たちは2泊したけど、大竹さんはこの練習があるので1泊して、飛行機でけさ帰ってきたんだって。
あらまーちょっとかわいそう。
松江って、場所さえだいたいのところしかわからないよ。何県だ?(とは恥ずかしくて聞けなかったけど)
というあたしに対し、石田さんは即「ばけばけ!」と人差し指を立てた。
大竹さんも「そう、ばけばけ!」と調子を合わせる。
ああ、テレビ無いし中でもドラマが嫌いなあたしでも、うっすらわかる。
NHKテレビ連続ドラマでしょ。それ、松江の話だったのかー。それは、全く知らん。
みんなと別れてからずっと考えて、ああ、くゎい談の小泉八雲の話だったな、と思い出したの。
大竹さんは、「ホテル代はうーんと節約して、その分おいしいものたくさん食べてきた」ってはしゃいでるよ。
宍道湖って、松江だったの?しじみとか、お酒もとっても美味しいんだってねえ。
松江に住んでいるご友人が、たくさん案内してくれたんだって。
あたしはひたすら聞き役。楽しそうな話を聞くのも楽しいけどさ、どうだろう。
テレビを見ていたら、もっと楽しさが伝わったのかなあ。
少なくとも現地に行くなら、テレビを見ておいたほうがいいだろうね。
大竹さんは、ひたすら豊かで活動的な老後生活を送っているよなあ。
音楽もたくさん、旅行もたくさん。食べることも飲むことも楽しんで。
あたしは、彼女にはかなわないかもしれないけど、彼女にあやかってキラキラ老後生活を送るぞ。
今日は9時半からオケ練。
急いで朝ごはん食べて、出かけなきゃ。
本日のオマケ

三人でランチを摂ったんだけどね、二人ともお茶とおにぎりをコンビニで買って持ち込んだんだよ。レジから一番遠い席だし、店員さんはカウンターから出ることはないセルフな店なので、注意されたことはないけど。
大竹さんは若いころは太ってて「デブ太」と呼ばれていたそうだ。今じゃ想像もつかない、スレンダーというべきか骨と皮というべきか・・・
石田さんだって、胃を3分の2だか4分の3だか切除してしまってるのにおにぎり2個。大竹さんは1個。それじゃあ美味しいものもたくさんは食べられないでしょうに。
あたしも、10年前に比べたらガクッと食べられなくなったけど。食べられるうちが花だ。食べておこう。
本日限定のライ麦サンドが2種。卵とチキンの親子サンドを選んだよ。「それライ麦なの?」と大竹さんから突っ込まれた。ほんとだ、全然ライ麦に見えないね。
そして、こんなに野菜が付いてくるとは思わなかった。おいしかったよーん。

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