まあ何とか切り抜けた

おでかけ

きのうは、元職場の仲良しさんとランチしてきたよ。

五人の定例仲間のうち、「集まろう」と言い出すのはいつも決まって同期のI本さん。
彼女がいなかったら、きっと死ぬまで会わないんじゃない?
あたしはその方がありがたい。
いつも、めんどくさいと思いながら断れず、重たい気持ちで参加してる。

今回は五人のうち三人しか集まれなかった。
I本さんのほかは、三年先輩のKさん。先輩だけど、五人の中で一番最後までお勤めしてた。
だから、一番長い付き合いで、あたしと一番仲良し。この人だけは、会ってうれしい。
ほかの三人は20年ぐらい前に退職してるの。あれは大々的な早期退職募集の時だったな。

I本さんが予約してくれたのは有楽町の焼きとりと蕎麦のお店。
12時ギリギリになってしまって、エレベータがなかなか来なくてヤキモキしたけど、あたしが一番乗りで拍子抜け。
5分ぐらい待って、I本さんが現れた。

まず「どっちで来た?エレベータ、エスカレータ?」と言うのね。
遅刻になるけど、ビル内が見たいからエスカレータで見物しながら上がってきたんだってさ。

その神経が、あたしには相容れない。

ごめん、悪口になるけど止まらないや。
仲良し先輩はさらに3分遅れてきたのに、それは許せるの。
先輩は会社員時代も遅刻常習犯で、I本さんよりずっとタチが悪かったのに。

前もって、みんなと何を話そうかと考えた。オケの仕事の愚痴でも聞いてもらおうか。
いつもね、あたしが不承不承参加してると匂わせたくて、なるべく口を開かないようにしてたんだけど。
もしかしたら先輩もそうなのかな。
あたし以上に黙りこくって、なにも口を挟まない。

いつものようにI本さんは全く気にせず、ひとりで自分の近況をしゃべりまくってるよ。
あたしが合いの手を入れてしまって、ますます快調で何より。

料理は、I本さんが4000円のランチコースを選んで予約してくれたの。
ワンドリンククーポンが付いてるからそれにしたんだって。
I本さんは下戸だけど、あたしと先輩はお酒好き。飲食には並々ならぬ情熱を持ってる人なので、そこは最大に力を入れてくれるの。

でも、ちょっとびっくりよ。
選べるドリンクは、ウーロン茶・緑茶・マンゴージュース・あずき茶だって。
三人とも、テンション下がったー。
その中だったらあずき茶がうれしい。テンションを上げるべく、うれしそうに「あずき茶~♪」とニコニコしてオーダーした。

あずき茶って、美容にいいんでしょ?と、飲みながら二人に言ったけど。
間違えちゃった。美容にいいと聞いてたのは黒豆茶だったわ。今思い出した。

コース料理は次から次に持ってきてくれて、1時間もいないうちにわらび餅まですべて出され。
会食というより、OLのランチみたいな慌ただしさだったわ。
いつも、そのあとI本さんのおしゃべりが1時間以上続くのだけど。
そのタイミングで店の人がなぜかカーテンを開けてね。
I本さんの背中側だから彼女は大丈夫で、あたしは日差しがまともに目に入って辛い。

10年前に角膜ヘルペスをやってから、まぶしいのに耐えられなくなってるんだ。
それを言い訳に、店を出られた。

1時間ではI本さんが到底しゃべり足りない。
ビルのさびれっぷりをエスカレータで見ながら降りようと言われ、あたしはずんずんと降りたが。
後ろの二人の声を聞いてると、このビルでお茶できるところを探してるのかな。

え、この後お茶する流れ?と確認し、あたしは「ちょっとならいいよ」と伝え。
先輩が「時間ない、もうここにしよう」とモスバーガーに飛び込んでくれて。

ごめん、ドリンクだけだったのもあって、写真なし。

席からオーダーできるのねえ。ただしもちろんスマホから。
先輩はつい最近、とうとうガラケーからスマホに換えたばかりで。
操作方法がわからないのではなく、なぜかメールの送信ができずみんな戻ってきちゃうんだって。
受信だけはできるけど返信ができないので、仕方なくI本さんには直接電話をかけて伝えたそうだ。
やっと先輩の口もなめらかになってきたよ。

あたしだって先輩同様スマホ音痴だけど、さすがに「アプリってなに」という先輩よりは慣れてる。
え、メール登録がいるの?ぺいぺいの使いかたわかんない、え、クレカ番号入力?と大騒ぎしながら三人分オーダーして。
10分後に注文の品ができるとスマホが言うのでホッとしてたら、店の人が席まで持ってきてくれるのね。ちょっと感激。

しかし、ここでもまた日差しの方角が変わってきたようで。
窓の外の白い壁がまぶしくてたまらない。
そろそろ~、と言おうとしたら先輩が「ひとつ聞きたい」と口を開いた。

先輩も、持ち株会に入っててね。
売却するとき、証券会社に予約して、カードだけ持って行けばいいのか、という相談だった。
彼女は一人暮らし、PCを持ってないの。

今まで株価を確認したいときは、会社のPCから見てたんだって、
そんな人が、初めて買ったばかりのスマホで株を売るなんて、かなりハードル高いよねえ。

しかしI本さんが、同業他社の話を始めて、話がどんどん離れていく。
先輩も口を挟めずおとなしく聞いてるけど、あたしが話の途中で腰を折った。
「先輩の聞きたいことって、そうじゃないよ」と話を戻して、先輩に「あなたは証券会社カードとマイナカードも一応持って、証券会社窓口に行ったほうがいい」と伝え。

あたしだけ先に失礼するつもりだったけど、二人も同時に立ち上がった。
先輩は、お金ないらしいのだけど、買物が大好きでねえ。だからお金ないんだよなきっと。
デパートに寄って行く、とそこで別れた。

I本さんと二人で電車に乗って、「実は今夜チェンバロのレッスンで、その練習を早くしたいのだ」と話をした。
チェンバロを始めてもうすぐ4年になるけど、この仲間にはチェンバロの「チ」の字も漏らしたことはない。
I本さん喜んで食いついてくれて。
彼女は歌舞伎が大好きなのね。シェークスピアの「十二夜」を題材にした演目があるんだって。
そこで、チェンバロが出てくるんだってね。
さっき調べたら、舞台にチェンバロがあるわけじゃなく、恐らくテープの音声が流れるだけらしいけど。

シェークスピアなんか一つも読んだことないんだけど、「十二夜」だけちょっと読んでみたくなったよ。

本日のオマケ

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きのうはチェンバロレッスン+αで少し遅くなったので、簡単にできるピェンロー鍋もどきにしたよ。白菜の代わりに青梗菜、肉はラムしゃぶ。

ずっとテーブルの飾りだったワインを、やっと開栓した。このところ毎晩入浴しなきゃならなくて禁酒してた。

やっと今日、誰にも会わないので風呂キャンセルでき、ワインに合う夕飯にしたかったんだけどねえ。世の中、うまくいかないわ。

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