自分を認知症という人

日曜室内楽は、半年間同じ顔触れで同じ曲を練習する。

ひとり最大3枠に参加できるので、ハズレな曲に1曲ぐらい割り当てられても、ま、我慢して半年間お付き合いする。

しかし、たくさんやりたいのに1曲しか参加させてもらえなかった人は哀れだ。

友人は、1曲継続曲があるのをいいことに？次期エントリー曲を却下されてしまった。
希望曲は、ある作曲家のピアノ協奏曲第2番。

幹事さんが交代して、一人ではなく数名の幹事団になって、どうもコミュニケーションがうまく取れてない。
「協奏曲はメンバーを揃えるのが難しい」と言われた。
友人がピアノ以外の弦は4人のみが望ましい、と返信したことにより、余っているメンバーから4人選抜した組み合わせを提案された。

そこに、あたしもトマトさんも入れられたのだけどね。
もうひとり、元大学教授も加わり。
この方、健康上の理由で「合奏枠」のみ参加、って条件だったのに。
2曲参加させるのかわいそうじゃないか。

しかも教授、以前友人と協奏曲第1番をやって、解釈について大論争をして、友人も教授も疲労困憊したことがあるんだよ。
教授は「トラウマが残っているのでメンバーは変えたほうがいい、それでも是非というなら参加してもよい」という返事だった。
幹事からも「無理して2曲参加はお願いしません」という返信だった。

トマトさんからは、読んでないんだろう、案の定返信なし。
のこった3人だけで相談して、「シューベルトのピアノ三重奏にします」と皆さんにメールされたの。

ここからが大変。
教授がなぜか「私も参加してみようと思いました」と大論文で猛反撃。
いったんは「ピアノトリオと決まり安心しました、次回は参加させてください」と言ってたのに。

今ごろ言われたって、もうピアノトリオで決定版の組み合わせ表、発表されちゃってるよ？
それにトマトさんだって参加できるか返事もないのに。

と、みんなが放っておいたタイミングでトマトさんが「参加できます」とぽつり。
教授、張り切る。幹事原案に戻ってもらえないか。
幹事団、ここで「メンバー間の調整はしません」と決定を逃げる。

あたしもね、ここでトマトさんに入って来られると、3枠すべてトマトさんと一緒になっちゃうの。
息抜きができない。と、友人にも言ったのに。
友人はその次来年のエントリーに協奏曲2番を入れるからメンバーを囲ってしまう作戦に出た。
そこに、なんとトマトさんも入れてるのよ。
（最初、メールの名前を書き間違い、アドレスだけ間違ってトマトさんにしたのかと思ったという複雑な経緯もあり）

教授には「来年のメンバーも合意が成立しているので申し訳ない」と。

これでやっと落ち着いたと思えばまた教授の反撃。全然止まらない。
「幹事が、機会均等にしようとの配慮があったことに気づきました、トマトさんも入れて・・・」

みんなのためを思って提案、自分の希望を押し通したいのではない、という文面。
でも、誰も反応してくれない空気を読めないのはやはり老害なんだろうか。

「私の認知症のせいで混乱を」なんて書いてるけどさ、そもそも認知症の人って自分が認知症とは絶対認めないんじゃなかったっけ。
直近の経緯などよく覚えているのだから、決して認知症じゃないよね。

まるまるひと月以上も終わらないメール論争、たぶんメールだから教授も反すうして読み直し考え直してしまうんだろうな。
むしろ、無駄な時間の代表のように言われる対面会議の時代なら一度で終わったのかも。

はい、今日は書いてる本人も面白くない日記で申し訳ない。
お口直しにケーキはいかが。

ポストに入ってたフライヤー、ケーキの移動販売が来るんだって。
冷凍で売るから、食べる分だけ解凍すればいいってありがたいね。

抹茶バーとバスクチーズケーキを買ったよ。

おっと。バスク～はホールだ。まるまる解凍しちゃった。
ケーキバイキングに通ってたころは、トータルでこれ丸々1個以上食べていたに違いないのだが。
もう、無理だー。きのうのところは1/8だけ。今日の朝、昼ごはんもこれかなー。