今まで、それほど気にしてなかったつもりだけど。
退職して、室内楽活動をだんだん広げていったら。
うっすらと、学歴コンプレックスみたいなものを感じるようになってきた。
その界隈に、東大卒の人がウヨウヨいることに気づいてきたよ。
あの人も東大だって、という話題になるとすぐ、「石を投げれば東大卒に当たる」って言っちゃう。
いやー、東大ぐらい自分とかけ離れた存在はない。
だから、「ひえ~」と驚いてればそれで済む。
でもねえ、普通に仲良くしてるみなさんが、大体軒並み大学卒なので、ちょっぴり劣等感を持つようになった。
知り合って間もない人と、音楽の合間に世間話をすると。
だいたい、「楽器はいつ始めましたか」って話題になることが多い。
3歳、5歳って人も少しはいるけど、聞いてると「大学のオケに入って」っていう人がとっても多いよ。
で、あたしも「大学から?」って時々聞かれる。
いえ、あたしは脳足りんで大学行けなかったので、三年勤めてから楽器買いました。
・・・て毎回答える。
なんとなく、「この人は大学に行ってないんじゃないだろうか」と感じる人も「中学の教師をしてた」と聞くと、「え、この人も大卒」と勝手にショックを受ける。
トマトさんもそうだな。ご自分でもわかってて、「保護者にはすぐ(お馬鹿が)バレる」なんて笑ってたよ。
だいたいさ、あたしより5歳とか10歳も年上の女性って、進学率低かったんじゃない?
まして、みなさんあちこち遠方の出身で、「大学から東京に来た」っていうの。
あたしが中学の時の家庭科の先生は富山出身だった。
勉強が好きだったけどお父様が「女に学問は不要」という。やっと許してくれた条件は「家政科なら役に立つから」というの。
でもね、夏休みの間、その先生が数学の補習の授業をしてくれたんだよ。びっくりしたなあ。
でっかいヘアピースを乗っけてるような人だったけど、男子生徒からもなぜか人気があったよ。
あ、ちょっと話が逸れたね。
とにかくだね、室内楽の世界に若い人は非常に少ない。
だいたい年上、70歳前後がボリュームゾーンかな。
そういう時代に、女性を地方から東京の大学にやるおうちって、経済的余裕もあるだろうし。
娘が「大学でオケに入りたい」と言えば楽器を買ってやれる人もいた。
学校の楽器を借りることができる場合もあるけどね。
いや、しかしそもそも、勉強ができなければ大学なんか行けない。
高校で成績がよかったら、かわいい娘の希望を叶えてやりたいと思う親がいても不思議じゃない。
ミホさんも、きっとよっぽど成績がよかったんだろうなあ。
ダンナ様とはどういう馴れそめか聞いてないけど、大学教授で本も書いてる人だと、カンカンが大学名まで教えてくれた。
彼女とランチした時、お友達の話が出たのよね。
その友達とは、大学の宿舎でいっしょの部屋だったんだって。
・・・宿舎。って言葉があまり馴染みがないので、耳が引っかかった。
普通、学生「寮」って言わない?
もちろん、意味は同じだけどさ。
そこの学生たちはみんな「宿舎」って呼んでたから、口から出たんだろう。
その単語って、公的なイメージがあるんだけど。
国立大学じゃないかねえ。東大ではないとしても。
カズちゃんも石田さんも大竹さんも、しょっちゅう「学生の頃」「大学で」って会話に出てくるんだよな。
ああ、みなさん大卒なのかー。
そしてみなさん、大学で結婚相手を見つけたり、楽しい生活をされていたようね。
・・・隣の芝生、かしらん。
本日のオマケ

根菜多めの作りおきスープに、鮭とカレー粉を足してパセリを振った。
また今日、スープの素を作りおきしなきゃ。

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