音楽が楽しくない代わりに

交流、交際

唯一、楽しくない音楽活動があるのよねえ。
こういうところとは思わず、入ったら抜けられなくなっちゃった。

朝から気が重かったのだけど、唯一の救いは練習前のランチに誘われてたこと。
練習は13時からだけど、11時集合でフルートさんと石田ゆり子似とカフェで待ち合わせだったよ。

本音をいうと、これも少しだけ負担ではある。
うちを9時半に出ないといけない。ブログ書いたら朝ご飯食べる時間があるか?
それに、その時間に新宿へ向かう電車は混雑してる。

早起きできたのでブログは早々と書き終わり、朝食は冷蔵庫にあるものだけで簡単に。
電車も、思ったより混んでなかった。

石田さんは少し遅れると連絡が入ったので、フルートさんに聞きたかったことが聞けた。
こないだの松本記念館でおしゃべりしたチェロさんの名前の苗字の読み方がわからなくてね。
チェロさん、うちのすぐ近所でも音楽活動してるから、もしばったり出会ったら何と呼んだらいいかわからなくて。

あらびっくり、フルートさんも下の名前しか知らないんだって。「りんちゃんて呼べばいい」って、まあ、そうするか。
そういえばりんちゃんも、フルートさんのこと「カズちゃん」と下の名呼びしてるしなあ。

そしてまたフルートさんも、あたしに個人的に用事があった。
また音楽遊びの企画を立てているよ。
わーい、と喜んだのはまだ早かった。
フルートクラリネットとピアノの楽譜をプリントしてきてくれたのだけど、、、ひゃー現代曲だよ。

オネゲル「ラプソディ」だって

「テンポはゆっくりだから」と言ってくれるけど、それでも弾けるかなあ。
これを2週間以内に練習して、合わせるまで持って行けるか?
申し訳ないけど、あまりできる気がしない。
知ってる曲ならまだしも、どこが楽しいんだかわからない現代曲なんて練習に取り組む気も起きない・・とまでは言わなかったけどね。

フルートクラリネットでは低音担当がいないので、ピアノが必要なんだって。
「だから、左手だけでもいい」と譲歩してくれた。
「ほんとにダメならば、もちろんそう言って」
わかりました。ちょっと、見ておきましょう。

興味持てないのだけど、一応動画貼っとくね。

ちょうど石田さんもやってきて、三人でランチ。
あたしはベジタブルカレー、ごはん少なめにしてもらった。

フルートさんのダンナさまのグチから始まって、石田さんのご家庭の様子も。
どこの家庭も、いろいろあるなあ。
でも、そんな困ったダンナ様でも、いてくれないと不安とか。
そうかなあ。あたしは一人が本当に幸せなんだけどな。

相手がいなくなった後始末を考えるのもいや、とおっしゃるので
「こっちが先にいっちゃえばいいんですよ」と言ってみたら、喜ばれた。
本気で喜んでるか知らないが。
でも、もう少しは遊ぼうね。

喋ってたらもう13時7分前。「あたしたち、おしゃべりしに来たんだよね」そうそう、音楽はオマケ。ははは。
慌ててトレーを片づけて、練習室に向かった。

もう時間なのに、集まってる人数がやたら少ない。
電車が止まってるんだって!カンカンベアそっくりの男子が教えてくれた。
あたしたちは2時間も早く来たから大丈夫だったんだ。

カンカンは、電車情報を知り、バスに乗り換えて来たそうだ。
あたしの帰り道も教えてくれたよ。この京王線の駅からは、JRのK駅とM駅行きのバスが出てるって。
ありがとう、カンカン。

さて、練習が始まった。
いつもトップさんに支えられ弾いてるのに、頼る人がいない。
あたしの音がひどいのが、さらし者になってしまった。
指揮者があたしを個人攻撃するの。
いつもどおり弾いているだけなのに「そんなぶっきらぼうに弾いちゃダメ」と。
そんなこと言われたら、美しい音なんてますます出なくなる。悲しい音しか出ない。
「ビブラートをかけて」と言われ、一生懸命掛けたら管楽器の皆さんから失笑が起きた。
きっと言われるだろうなと思ったから、駒の近くで弾いてるのに「駒の近くで弾いて」とやっぱり言われた。
ほかの皆さん、退屈だろうな。あたし一人にかかずりあってるから、みんな何の音も出せないんだもの。

ピチカートが、あたしとカンカンがずれて同時に出てないと指揮者から指摘された。
ピチカートは、トップや指揮者にももちろん合わせるけど、お隣さんと息を合わせるのがお約束。

カンカン、あたしの斜め後ろの定位置にいる。あたしの隣に来てよ。
そしたら指揮者が、「目で合わせるのは違う。音を聞いたらわかるはず」という。
そんな指導、聞いたことないよ。思わず目を剥いてしまう。

そして2時間ほど遅れてトップさんがいらした。
ああよかった。さっきまで、悲惨だったんですよお。
やはり電車は止まったままなので、バスでいらしたそうだ。

さてさて。あたし、こうしてる場合じゃないかも。
いつも練習の後片付けもせず飛び出して、ようやくチェンバロレッスンに間に合うんだ。
練習が終わらないうち、30分ほど早引きさせてもらった。

バスターミナルがやたら広いのは知ってる。
カンカンから教えてもらった、JR駅行き乗り場を探すのに案の定右往左往、でも見つかったらすぐバスが来てラッキー。
JR駅に着いたら上り電車が2番線から出るという表示、しかし2番線に行ってみたらそこは下りホーム。
あれれ?と上りホームに行ってみたら次の電車は8分も待つ、あれれ?
やっぱり下りホームからなぜか東京行きが出る、エスカレータを必死でよじ上ったがドアが目前で閉まる。

ごめん、くどいね。
そして半分諦めの境地で乗った電車を降り、急ぎ足で歩いたらレッスンにぴったり間に合った。
思わず先生に、いろいろグチを漏らしてしまった。

一応通常の楽譜も持ってきたけど、やっぱりヴィヴァルディの通奏低音に絞って指導していただいた。
ヴィヴァルディ教室の2回目までに、チェンバロレッスンはきのうの後は2回しかない。
自分では半分ほど弾けるようになったつもりだったけど、全くダメダメだ。

ああそうだ、奏楽堂のチェンバロが夏に弾かれないことも聞いてみたかったんだよな。先生が室温を何度に設定してるかが知りたかった。
練習もできてないし、やっぱりキャパオーバーだよなあ。

本日のオマケ

いつもは朝夕2食プラスおやつで済ますけど、きのうは朝昼ちゃんと食べたので夕飯を軽く。

ズッキーニは輪切りしただけで食べられるから気が軽いね。塩とにんにくオイルと、オリーブ輪切りとピンクペッパーを散らしただけ。

小鉢は前日の残りの枝豆と、あぶった厚揚げをピリ辛和えにした。元レシピはそら豆とささ身。

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コメント

  1. うなゆき より:

    現代音楽は、人を不安にさせる曲の事って、思ってます
    何やろ、精神破壊を起こしまくって、
    我のみ生き残り、世界王者になりたい人の集まり?

    駅の乗り換えは大変
    初めての駅だと、緊張して結構スムーズに行くけど
    中途半端に知ってるつもりの駅が危ないのよね

    美しきズッキーニ、でもさ
    何故かオリーブの輪切りが私を不安にさせるねん

    • よはねす よはねす より:

      現代音楽は、まあ大体がおっしゃる通り不安な気持ちになりますよね。我のみ生き残ったって楽しくないし不便なのに。

      乗り換え駅、初めてだったけどそれにしてはうまく行ったほうです。これは自分にごほうびしてもよかったぐらい。新宿駅は、やっと「中途半端」レベルになってきたかな。そろそろ気をつけます。

      オリーブが嫌いって人、時々いますね。それとも、見た目のことかな。言われてみれば黒が怪しげかも。丸ごと置いたほうが可愛かったかもね。

  2. じゅん より:

    ほんと、ズッキーニとオリーブが現代アートチックですね。
    JRの快速は時々違う番線から出るケースがありますね。特急を先に行かせる場合は早めに入線して3分くらい止まってるんですが、それ以外のケースもあるのかな?
    京王線、倒木で不通でしたっけ? 倒木だと復旧までに相当な時間がかかるんですよね。しかも列車に接触って、怖い。

    • よはねす よはねす より:

      現代アート・・隠していた才能があふれてしまったー。いてっ、誰、いま石をぶつけたのは。

      そうなんですよ、カンカンが倒木と教えてくれたんですが、列車に接触は知らなかった!怖い怖い。そんなに風、強かったでしたっけー。
      とても慌てていたので、JRが特急待ちしていたかどうかはわかりませんでした。