市民オケでパート移動は花いちもんめ方式？

兆候は、ないわけではなかった。

パートリーダーさんからパート員へ、一斉メールがあった。

隣のパートで2人欠員が出た、どなたか一名ここから移っていただくことになった。

あの人もこの人も、こういう事情で移れない。
通常、入団して3年間は移動できないのだが今回は特例、入団間もない人でも認めるので、希望者は申し出て欲しい。

どなたもいなければこちらから指名する、追い出すわけではありません(-_-;)

コロナが来たとき、やはり大勢の団員が来られなくなって、ずいぶん大勢が移動したんだ。
移動した人たち、うれしそうに見えた。
今回も、移動したい人がいるかもな。

入団間もない人って、あのおじちゃんとおばちゃんがいるけど。
おばちゃんＫさんは上手いし、性格もとても穏やかで、残って欲しいと思う。
おじちゃんがねえ、楽譜読めない疑惑だしリーダーに逆らって相性最悪だし、この人に移ってもらいたいのかも。

おじちゃん野心があるなら、このチャンスに手を挙げるかなと思って静観してたのだけど。
野心、なかったみたいだ。

リーダーさんから「申し訳ありません」とメールが来てしまった。
「よはねすさんはブルックナーの練習もしたと思うし悩みましたが移動していただけたらと思います」

そう。ブルックナーの交響曲9番はすごくかっこよくて大好きな曲。
その分、とっても難しい。
でも、大昔一度、今のパートでやった経験があるから、難しいながらも初めての皆さんよりは余裕を持って楽しんでいたんだ。

今から、やったことがないパートで一から練習するの、辛いなあ。
でも、消去法であたしになったんだろうなあ。
ベテランI原さんは上手いから簡単に移動できるだろうけど、新入りおばちゃんＫさんが頼りにしてるみたいだしなあ。
逆らうおじちゃんは、あっちのパートから拒否されそうだしなあ。

ウソか誠か定かではないが、あっちのパートリーダーからも「是非よはねすさんを」と言われた、とメールには書いてあった。

小学校の時「花いちもんめ」っていう遊びをよくやったのを思い出した。
ゲーム機なんてない時代の子どもは、道具なしで遊べることよく考えたよね。

このブログ読む人には説明いらないだろうけど、一応。
二組にわかれて、リーダーがじゃんけんするでしょ。

勝った組が一列に手をつないで「勝ってうれしい花いちもんめ」と歌いながら負け組に迫る。
負け組が「負けーてくやしい花いちもんめ」と、本気で悔しがって突っかかる。

勝ち組「あの子が欲しい」　負け組「あの子じゃわからん」　相談しよう、そうしよう。
「決ーまった。誰々ちゃんが欲しい」
あれ。このあとどうやって結着するんだっけ。忘れてしまった！

なんだか、昭和のこどもの遊びをいいトシした大人もやってるなあ。
こどものように無邪気にできないから、リーダーさんの気の使いようが半端じゃない。

むむ。人に気をつかってる場合じゃない。
早速あっちのパートをメールで送ってもらったけど、3曲まとめたファイルが圧縮されてて開かなかった。
難しいことできる人はやりたくなるんだろうけど、できたらやらないでほしい。

やっと送り直してもらって、さあ製本から大変なんだよブルックナーはページ数多いから。

幸いなことに、今日のオケ練習はあたしは参加しない。
急遽、定期演奏会の曲を扱わないことになったので欠席する。
来週は元々定演以外の曲しか予定されてないので、これも欠席。
とても寂しいけど、その間にひとりで追い込み練習ができるよ。

花いちもんめは、クラスで人気のある子が「欲しい」って言われる。いつまでも「欲しい」と言われず残ってると、ちょっぴり寂しくなる。

今は逆だ。せっかくみんなと仲良くなりつつあって、まだお隣で弾いたことない人も数人いてもっと仲良しになりたかったのに、移るのはちょっぴり寂しい。

本日のオマケ

最近、料理欲が失せてる。連日こんな感じ。

レトルトのイワシピリ辛煮が５尾入りだから、二日にわけて。

一日目は下仁田ねぎの青いところを茹でて、食べるラー油を掛けた。

この日、「イタリア的ポテサラ」を作り過ぎたので半分は翌日に回し。

写真スタジオ「カワウソ」さんが出したおつまみ本に載ってた。

茹でジャガに刻んだオリーブと生ハムを混ぜて、オリーブ油・パルミジャーノ・白ワインビネガー・塩コショウを混ぜる。レシピ通りに計ったのだけど、じゃがいもが大きすぎたな。ぱさぱさ。