吉江美桜リサイタル

豊洲シビックセンターホール おでかけ
豊洲シビックセンターホール

室内楽の練習が終わって気づいた。
オケ仲間からの連絡、今日の明日だけどコンサートのお誘い。
うれしい、バイオリンリサイタルなら大好物。

で、行く行くって返事したあとでちょっと我に返る。
今、あたしの未熟が露呈したばっかり。練習できなくなるぞ?

午前ブログ書き、朝昼ごはん食べたら美容院、早めに夕飯食べて・・・向かうは豊洲のDaiso。

フルートさんが貸してくれた、バッハフルートソナタの楽譜をコピーしたい。
地元のDaisoには5円コピーが設置してあったのだけど、今年閉店してしまったのよね。

Daisoじゃなくても5円でできるとこ、ないかしら。
検索したらDaisoがすぐでてきて。偶然、きのうの夜行く予定の豊洲にあるじゃない、5円コピーできるDaisoが。

予定を1時間早めて出かけたよ。
やっぱり、すんなりと見つからなかったし、1冊47ページのコピーは時間がかかった。
コピー機の先客がいなくて助かった。

音楽仲間とは、もう暗黙の了解で開演の30分前現地集合。ちょうどいい時間に着いた。
気づいたら仲間夫妻のオットだけがもうチケット引換しようとしてる。
あれ?ツマが見当たらないな。トイレかな。
オットの背後霊となってぴったりついてたら、オットが「チケット2枚」って言ってる。
ほわ?あたしも行くって、伝わってないのかしら!
ドキドキしながら、チケットを受け取ったオットに顔を見せて。

ツマは!?
「急に親から呼び出しがあって」
え、もう高齢、具合でも悪くなったの?
「いえ、お付き合いで」
それ以上言わないから、根掘り葉掘り聞きもしない。お元気ならいいよね。

急遽二人だけで聴くことになって、ちょっと勝手が違う。
世間話に、今コピーした大量の楽譜を見せる。
40枚とすれば200円の節約になる。こういうセコイ節約が好きでね。
「そして別のところでパーッと使っちゃうんでしょ」
そうそう、ビールお代わり!ってね。

彼は、このバイオリニストを聴くのは2回目だそうだ。
やはり、同じサブスクのシステムで。
こんなすごい美人で、経歴も輝かしいのに、お客あまり入らないのねー。
上手いんでしょ?
「前に聴いたときはかなり『オラオラ系』だった」

言わんとすることはわかる。バイオリンなら、動きが大きい人は目で見ても楽しめるよね。
(例:ギドン・クレーメル)

ピアノであまりくねくねする人は好きじゃないけど。
(例:五条院凌・実は見たことない・・・)

リサイタルのプログラムは、タイトルは華やかっぽいけど、あまり有名とはいえない。
ベートーベンのソナタ6番なんて全く聞いたことがない。少し、眠ってしまったよ。
ヴィエニャフスキは「ファウスト」の主題ならきっと楽しいだろうと思ってたのに。
知ってるメロディはワルツだけで、もったいない。オット君も同意。オペラには楽しいメロディがもっともっとあるのに。
ただ、めちゃくちゃ技巧的で、吉江さんの重音の音程が完璧なのはひどくびっくりした!

休憩時間に、オット君がトイレのあと客席を遊泳してる。またピアノをチェックしてるな。
今回のピアノはファツィオリ。イタリアのメーカーで、なんか数年前から流行してるんだよね。

休憩後のエネスク「協奏的即興曲」、なぜこの曲を選んだのかなあ。
難しそうなのはわかるけど、あたしには面白いと思えなかった。
エネスクって、最近は呼ぶけど、昔はエネスコって言ってたよね。代表作はルーマニア狂詩曲。ってか、それしか多分聞いたことないかも。
ジョルジョ・エネスコ。昔はしょっちゅうラジオでもかかってたけどぱったり聞かなくなった。
クラシックでも流行ってあるね。オット君も同意してくれたので、マーラーが流行り始めたのは・・・と始まった彼の小さな自慢話を聞いてあげた。

ああ。彼は間が持たないから話を探してくれたんだろうに、どうして顔に泥塗るようなことしか書けないんだあたしは。

最後、ブラームス様のソナタだけは冒頭から最後まで漏らさず食いついて聞けた。
バイオリンもピアノもすばらしい、堪能した。

決して「オラオラ」でなく、ごく自然な動きだったよ。
どっちかというと堅い、あくまで真面目な曲だからね。
オラオラがなんの曲だったか、オット君は覚えてないそうでちょっと残念、ってほどでもないか。

しかし、なー。
めずらしく6時間も眠れたのに、午後の美容院でもシャンプーされながらウトウトしたし。
ここで寝ておけば今夜は大丈夫、かと思ったのにやっぱり睡魔に勝てなかった。

本日のオマケ

出かける直前、午後4時の夕飯。バタバタになるとわかっていたので、業スーの焼き小籠包を解凍しておいて。

冷凍のしめじや大根葉をあふれるほど盛ったのに、焼き上がったら燃えてなくなってしまった・・・

金曜の夜はワインが飲みたいのに、このところ飲めないよー。

デザートにはスーパーのアップルパイ。値引きシールのついたのが山と積んであったので、連れて帰らなきゃかわいそうでしょー。もう一個連れてくればよかったな。一個じゃたりなくて、さらに柿ピーをデザートに加えた。それでも足りなくて、黒豆の甘煮を〆に。

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コメント

  1. うなゆき より:

    フーン選曲って難しいのね
    いつも、どうやって決めるのかしら、って不思議です
    ある曲を必ず弾く人もいるけど
    まあ、そういう人はビッグネームですもんね

    食卓、ニョロニョロのお皿のレモンの存在感が半端ないでござる

    • よはねす よはねす より:

      そうなのです。選曲ってお客の入りに直結するけど、集客だけしか考えないとこれまた自分のやりたい曲ができないし、骨のある曲が聴きたい客だっているし。
      ビッグネームっていうのですね。そこまで行けばね、やりたい曲だけでお客が来ますね。そこを目指す人、望んでる人がほとんどでしょうね。

      レモンの使いかけね、搾り汁を2回ぐらい使ったあとなんだけど、みずみずしくてまだまだ搾れるのよ。やっぱり輪切りにして食べちゃえばよかったかしらん。

  2. にゃんた より:

    バイオリンのオラオラ系。
    なんとなく想像がつくような気がします。
    綺麗な人がオラオラしてジョジョ立ちするのは見てみたいかも。
    そういえば、昔YouTubeで見たことあるかもって思って見返してみたらそれはAyasaって人でした。
    まぁ楽器できる人はみんなかっこいい。

    • よはねす よはねす より:

      ジョジョの名は知ってるけど(叶美香さんがジョジョのこと大好きなのです)ジョジョ立ちは聞いたことがなくて。検索窓に「ジョジョ」とだけ入れたら予測変換で「ジョジョ立ち」がすぐ出てきましたわ。これかー。
      で、ayasaバイオリンで検索したら、ほんとよく似た美女がバイオリン持ってました。なんでこんなの覚えてるの?もしかして、一度経験したことを忘れることができない症候群!?