内声の喜び

音楽

土曜室内楽の続き。

ヴィヴァルディのあと、2曲めはモーツァルトの弦楽五重奏曲第2番ハ短調K.406(516b)。

一応、第2番て番号は付いてるんだけど、誰もこう呼ばないなあ。
それより、「ハ短調」って言うほうがよっぽど「あああれか」ってすぐわかるからだと思う。

あたしは、基本的にロマン派の音楽が好き。
弦楽四重奏といったらまず古典派、モーツァルトハイドンベートーベンの三人に決まってるのだけど、どうもこの三人は趣味じゃなくて、できるだけ避けて生きてきたんだ。

(だけど今ググったら、ロマン派の中にベートーベンが入れられてる。あたしはウィキに異議を申し立てたい)

でもね、モーツァルトの短調は大好きなんだ。
誰でも知ってるのは交響曲40番、知名度がちょっと落ちて25番。
ピアノソナタの中では8番イ短調が一番好きだな。

んで、弦楽五重奏の中ではこの2番と4番イ短調だけが好き。ほかに知ってるのは1曲ぐらいかな。
ま、全部で6曲しかないんだけど。

第2番で一番好きなところはね、冒頭動画で5分半ぐらいからしばらく。
この、コード(和音)の進行がたまらなくて、何回弾いても泣きたくなるのを我慢するのが心地いいの。
とってもモーツァルトらしいと思うよ。

ピアノソナタ12番K.332は長調だけど、転調して短調になったところのコード進行も大好き!

この動画で、1分を過ぎたあたりから聞いてほしいな。あと、3分からも同じことやってる。

でも、それをみんなに言っても、誰もピンとこないみたいなんだよね。
そしたら、さっきヴィヴァルディもご一緒したチェロのおじさんが助け船を出してくれた。

「モーツァルトは、音楽の切り替わりのところでよく内声を活躍させるんだ」だって。
へー!そうなんだ。内声担当楽器でよかったなあ。

それに、今までモーツァルトを避けてきて、もったいないことをした。

今回この曲がエントリーに載って、あたしがすかさず応募したら、すごく上手なバイオリンさんも追加で応募してくれてね。
あたしの腕前知ってるのに、そこに参加してくれたってことは、ヘタなあたしでも我慢できるレベルだってことだ。
もう、何もかもうれしい。
バイオリンが上手なら、あとはまあまあな腕前が揃っても結果、満足できるんだよね。

ちょっと今朝は寝坊して、これから出かけるので短めだけど今日はここまで。

本日のオマケ

きのうはいろいろあって、まともなご飯食べてない。朝は生クリーム、昼は煎餅とアイス、夕飯はフルーツグラノーラのあとで米粉パンケーキを焼いたのに写真撮り忘れ。

というわけで、今月初めにお参りしたとき撮った写真を代わりに。

セブンティーンアイスの新商品「宇治抹茶」を、やっと食べられたー。

従来からあった「濃い抹茶」より抹茶が濃いかどうか、ちょっとわからない。ああ、バカ舌って損ね。

しかし300円というプレミアム料金を出したので、必死のパッチで差を探す。

うーん、抹茶の香りが良くて、強め、かもー。

同時に食べ比べないとわからない、その程度だよ。あたしには。でも、これでやっと気に掛かってたことが落ち着いたから、安心して成仏できるわ。

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コメント

  1. うなゆき より:

    K332: 転調して情熱的になった所なのかしら?
    肉声を活躍させるって、どういう事?
    よくわからないけど、曲はいいね!
    先々、よはねすさんのリサイタルの時の候補曲ですね。

    私、多分セブンティーンアイスを食べた事が無いと思う
    なんか、これね、お金持ちが食べるものと思い込んでるの。
    でも、プレミアムで300円なら、今度食べてみようかな
    緋毛氈の椅子に抹茶アイス、優雅です〜

    • よはねす よはねす より:

      332、そうどす~短調になって急に曲調がババッと激情的になるとこ。

      肉声じゃなく内声、内側の声とは要するにメインのメロディじゃなくて、その和音の響きを構成する担当側ね。あたしも室内楽をやりだして初めて聞く用語でした。

      セブンティーンアイス、そういえばあたしも「こんなものどこの坊ちゃん姫ちゃんが食べるんだろう」と長年思ってたはず。
      一度タガが外れて「食べてやる~」と食べてから、抵抗力が落ちちゃって。
      呑んだ帰りなんかに電車が来ないとき、食べたくなりますね。えへ。悪い遊びを教えてしまったかしら。

  2. にゃんた より:

    なんか記事がきちんとブログ村に登録されてない気がする。
    さっきぼくも似たような現象になってたけど、
    マイページのタグ・記事管理から当該記事の「記事再取得」ボタンを押せばきちんと取り込まれた。

    • より:

      どうも、お世話になります。あたしもたまーにこの現象起きます。で、今朝最新記事の取得は押してみたんですけどね、この不具合の時いつもそれでは解決しません。
      にゃんたさんは上手く行ったんですね。
      もっと根性入れたら解決するのかしらん!!

      • にゃんた より:

        これはちょっと普段の取り込めないってのとは違う状態みたいで、中途半端に記事が登録されたみたい。
        多分マイページで見るとサムネイルとか概略が登録されていない状態で記事が入ってるんじゃないかな。
        この状態だと、フォロワーに通知が飛ばないみたいで、あれ?どうしたのかなと思ったのでした。
        で、その状態を解消するにはは(PCの場合)マイページの左側のタグ設定・記事管理を押して、表示される各記事ごとの画像非表示/記事非表示/記事削除/記事再取得のボタンのうち、記事再取得を押せば完全な形で取り込まれる、となるはずだったのでした。・
        まぁ、今となってはどうでもいいかもね、だけど。
        くどくてごめん。

  3. じゅん より:

    ベートーベンは古典派とロマン派の両方に入る、と、うーんと昔に音楽の授業で習った覚えがあるんですけど。

    • よはねす より:

      素晴らしい先生ですね!音楽史を教えてくれた先生なんて、あたしは経験したことが無いです(泣)
      古典とロマンを作曲家の生まれ年で分けると、ベートーヴェン以降がロマン派になると、本日グーグル先生からあたしは習いました

  4. じゅん より:

    音楽史とかではなくて、昔の先生は授業中によく雑談をして、それが教養になったんですけど、ベートーベンについても雑談だったと思います。たぶん、音楽的に古典派の特徴とロマン派の特徴の両方を持つとか、そういう話だったと。
    生まれ年で分けるとか、どっひゃーな感じがしてしまいますが。。。

    • よはねす よはねす より:

      まさに。Google先生の説明は「どっひゃー」という表現がぴったりですね。その語彙が出てこなかったので、先のコメント最後に絵文字を付けたのですが、このブログなぜか絵文字が無効になるの忘れてました。