コンサート中に具合が悪くなった

原宿アコスタジオでチェンバロ 健康

きのうは原宿にお出かけしたよ。

有名な、といっても知る人ぞ知る的なところもある、室内楽仲間内では大変に有名な方のバイオリンリサイタル。
この方がバロック音楽にもこんなに造詣が深いとは知らなかった。
伴奏はチェンバロである。

「全部自由席ですが完売ですのでどうぞ奥から詰めて」と言われ客席へ進んだら、最前列がずらっとあいてた。
それじゃ遠慮なく、と中央通路脇の最前列に陣取った。

今回のバイオリニストさんは、普段弦楽四重奏団の第一バイオリンとして活躍されている。
その四重奏団の代表でありチェリストの方が、客席の一番後ろにいるのに気づいて思わず軽くお辞儀してしまったけど、あたしのことを覚えてはいないだろうな。

てっきり、このコンサートを聴きに来たのだろうと思ったら、なんとチェンバロの調律を始めたよ。
なんでもする人だなあ。

今回、チケットを買った時点では曲目が公開されていなかった。
プログラムを開いたら、有名な曲はない。全部知らない。
でも、事前にわかっていたとしてもYouTubeに出てくる曲はなかった。

そんなマイナーな曲だけど、昔の響きを楽しむだけでも面白い。
バイオリンにはあご当てがついてなくて、しかも現代楽器とは左右反対側にあごをのせるの。
弓の形も少し変わってて、持ち方もかなり違う。
両方弾き分けるの、大変じゃないかな。

楽しんでたら、近くのお客さんが咳き込んで途中退出してしまった。
あたしは咳止めを1錠だけ飲んできたので、なんとか大丈夫。
バイオリンの演奏が終わり、そのお客さんは無事に戻って来た。落ち着いたんだ、よかったね。

しかし、つぎにチェンバロ独奏に移ったら。
なんだかステージの照明がつらい。
顔や首に汗が吹き出てきて、ついに目の前に白い点が増えてきて椅子に腰かけていることが辛くなってきた。

我慢できなくて、チェンバロ演奏が終わった時あたしも途中退席してしまった。
よろよろと扉の外に出るが、何かにつかまりたい。

扉の外にいたスタッフさんから「このあと、休憩まで戻れませんが大丈夫ですか」と聞かれ。
目がチカチカしてしまって、休ませてください。

ふと、催し。そのままトイレの暖房便座に座ったら大変に気持ちよく、快便。はあ、すっきりした。

スタッフさんのそばのパイプ椅子を示され、そこに腰かけて休憩を待つ。
「ああ、落ち着きました。もう大丈夫そうです」と断って休ませてもらいながら、聞こえてくる演奏に耳を傾けた。

なんだったのか、よくわからない。
なにか変なものでも食べたかしら。

スタッフさんが「中、暑かったですか」と聞いてくださった。
ステージの照明が熱かったのかな。でもセーター脱ぐほど暑がってるのはあたし一人だけ。
空気はどちらかというとひんやりと感じた。冷や汗だったのかしら。

ステージにデジタルの温度計があるのが見えた。23.5℃、それじゃあたしには暑いな。
客席の一番後ろにも温度計があって、そっちは25℃だった。みなさんよく暑くないな。

休憩後は無事最前列に戻って最後まで聴けたのだけど、今度は眠くなってしまった。
大変申し訳ない。奏者の方々が気づかないはずはないだろう。
最後の曲のクライマックスがめちゃくちゃに大変そうなので、そこでやっと意識を取り戻す。

盛大に拍手を送り、アンコールはしっかり聞いて帰る。
出口扉は小さいのがひとつだけ。全然進まないと思ったら、お客さん全部が演奏者さんに挨拶してる。
みんな知り合いなのかなあ。
あたしだけ、にっこりお辞儀して無言で通り抜けた。
「寝ちゃってすみません」なんて、言えないじゃない。

さてさて、久しぶりに原宿に来たのでちょこっと見物を。
竹下通り入口の横断歩道では日本人もガイジンもみんな写真を撮ってるから、ぜんぜん渡れないね。

たまには都会の空気に触れるのいいね。
なにかのファンシーショップに行列してる小学生女子たちの、おしゃれで美人なこと!

こないだから行きたいと思ってたイケアに入れたよ。
スマホに流れてきて「良さそう」と思ってたキッチン雑貨は、実物を見たら使いづらそう。やめやめ。

新製品のチューリップの造花は、形や大きさは好みなんだけど、いま一つニセモノ感が残念。
いいや、あたしには新鮮な生花が向いてるんだきっと。

本日のオマケ

出かける前に食べていった昼ご飯は、パスタのサブスクで届いたライ麦粉入り「ブレスク」というパスタ。

ソースはじゃがいもとサラミだって。あまりにお地味なのでピンクペッパーを振ったけど、これは地味のままいただく方が現地っぽいのかもしれない。

前夜に食べたイワシの頭、ちゃんと豆ガラに刺したよ。

続いて夕飯も。赤ワインしゃぶしゃぶ。

しゃぶしゃぶってほとんど食べたことない、家でも外でも。

母が一度頑張って作ってくれたことがあったけど、食べ慣れないと「これがしゃぶしゃぶという料理?」ってだけで、なんだかピンとこなかった。

人生二度目のしゃぶしゃぶ、こんなものなんだろうな?

卓上コンロを使ったのは人生初めて。防災用に持っていたほうがいいだろうと2年ぐらい前に買ったけど、使い方わからなきゃいざという時使えないもんね。今回は、練習してみたの。

タレはポン酢+バルサミコ酢と、ピザ用チーズを豆乳で煮溶かしてマヨネーズ混ぜたの。昔のメルシャンワインさんのレシピだけど、残念ながら現在はリンク切れ。

タレを掛けてるところと、〆は焼いた玄米餅。これでお餅食べ切ったー。

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コメント

  1. うなゆき より:

    しゃぶしゃぶ、偉い
    かなり昔 友人と家でやったけど
    結局 なし崩し的に唯の鍋になった事が。
    一人暮らしですしゃぶしゃぶは尊敬でござーる。

    • よはねす よはねす より:

      いやーそれほどでもー(/ω\)食い意地と好奇心があっただけの話ですよ、偉いとしたらこの鍋の残り汁を捨てられる人はエライと思います、もったいなくてビンに入れて取ってあるんだけど、どうやって使おう・・・

  2. にゃんた より:

    室温が暑いの嫌ね。
    昔転職の誘いがあって(引き抜きね)、職場に一度行ったら暑すぎたのでやめたことがあります。冬場は寒くない程度であとは部分暖房ってので良いんだよ。

    しゃぶしゃぶといえばタレはごまだれじゃないの(^^)

    • よはねす よはねす より:

      暑いから転職蹴った?すごい理由。でも環境は大事ですよね。営業さんが外から帰ってくると「暑い暑い」と冷房を18℃まで下げるので、事務員女子はコートを着て仕事してたと実話を聞いたことがあります。

      そうか、ごまだれが普通なんでしたっけ。このレシピが「ワインに合う」のが主目的なので凝ったタレを考えたんでしょう。ああ、ごまだれ好きなのに思いつかなかったー。