「ほったらかし投資」が流行するわけ

あたしが今持っている投資信託を始めたのは2015年。
ちょうどアベノミクスの効果で、ずいぶん助けられたよ。
もっと早くから知っていれば!と思ったけど。


確か、就職して間もなくの、約40年前にOLの間で流行していたのは「中期国債ファンド」。
(あら。いつのまにOLって死語になったんだ)
それが貯まると、「公社債投信」に移してたな。

で、証券会社の窓口でそれを頼むんだよね、当時は。
そこで、公社債よりももっとトクですよーかなんか言われて毎月分配型投信を買わされたり。
けっこう早い段階で「こりゃだめだ」とわかって。
当時、平日の休みが取りにくかったので、母親に頼んで公社債投信を買いに行ってもらったら、やっぱり
「窓口でもっといいのがあるって教えてもらったから、別のコレ買っといたわよー」と母の得意顔に迎えられた。

んー、家族とはいえ人に頼んだあたしが悪い。
わかってはいたけど、その1回分のボーナスはほとんど蒸発して消えてしまった。
それ以来、投資信託は信じてなかったのよ。


何十年と投資信託から目を背けていたけど。
お金の本を読み続けていたら、「ノーロードならお勧め」とよく目にするようになった。


試しに、と思って独立系2社の投信を2015年に始めたら、びっくりするほどの好成績で。
すぐに、あと2社の口座を開いた。

「早く始めれば複利効果でうんぬん」「積立でリスク回避」は若い時から耳タコだったけど。
そんなに昔からは、今のようないい商品はなかったんだってね。
つい先日、何かでそれを読んで、やっと「もっと早くやってれば」の後悔が薄らいだ。
でも、ま、早くリタイアしたい人は早く始めたらいいとは思いますよ。

ただし。
好成績の投信を一部解約して、マンション購入資金に充てようとしたら。
入用な額を申し込んだら、たまたまそこが解約は電話でしか受け付けないところで。
「○○円解約ですと、手取りは△△円ほどになります」と教えてもらってひっくり返った。

ああ、いくら解約で手取りいくらか、メモしとけばよかったなあ。
悪いことは早く忘れたい心理が働いたよ。1割か2割ぐらい減ったかも。
iDeCoとかNISAとかを使ってないのが、きっと大きかった。

みんな。元本が、現在の評価額でこんなに増えた!と喜んでも、
最後に下ろすときにその額にはならないから、気を付けてね~。
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コメント

  1. にゃんた より:

    ぼくは2017年くらいから。でもその前までずっと社内持株会やっててそれがかなりな金額になった。月3万、ボーナス時3倍。30年くらいやってたかなぁ。リーマンショックで一旦ずーっと下がったままだったのが、アベノミクスもあって一気に戻ってきたのが幸いして、売っぱらった時には取得金額の4倍超えてたもの。今では立派な準富裕層。ありがたい、ありがたい。ほったらかし大事です。
    ということで、遊んで暮らしてます

    • よはねす より:

      なんと、4倍!準富裕層突入おめでとうございます。それ、売らずに保有することは考えなかったですか。あたしも持株会を現在もやってますが、退職時に売らなきゃいけないってことはないですよね。さらにほったらかすつもりです。