極小でもモツレクは良き

おでかけ
光が丘IMAホール

きのうは、モツレクを聴きに行ったんだ。
うちからは遠い、練馬区だったけど。
仲良しN井さんが、チケットをくれたの。

N井さんは、きのうコーラスに参加するお友達から1枚買ったんだけどね。
別の機会に、何かの演奏会を聴きに行ったときに同じチケットが「ご自由にどうぞ」って置いてあったんだって。
それなら、とありがたく頂戴して、N井さんと一緒に行ってきた。

彼女はクリスチャンだから、こういう宗教音楽には目がない。
ましてや、モーツァルトの傑作「レクイエム」なら当然聞きたいし、今度別の合唱団にコーラスで参加することも決まってるんだ。

あたしは、キリスト教に人並み程度の興味はあるよ。
クラシック音楽って基本的にヨーロッパだし、キリスト教と結びついて発展した音楽だから、切っても切れない。

あたしは大昔、市民オケで弾いたことがある。
本番のあと、頭の中でレクイエムが1週間鳴りっぱなしだったなあ。仕事中でも。
たぶんあの頃は、すみずみまで暗譜してたと思う。

さすがにあれから何十年も経って、暗譜もところどころ抜けてるけど。
「ここでトロンボーンの独奏が」っていう箇所を待ち構えてたら、代わりにそのメロディをきのうはチェロさんが弾いた。

モツレクをあまりにも楽しみにしていたせい・・・だけじゃないかもしれないけど、その前座にもう1曲あるのをすっかり忘れてた。
忘れたというより、ハナから念頭に無かった。
バッハのモテット「イエス、我が喜び」というの。同じ題名のオルガン曲もあるね。
「モテット」ってジャンルがあるけど、定義は何だろう。宗教的合唱曲だけど、ミサ曲とは違うそうだ。
ひとくさり歌うと、拍子のまま続けず、ひと呼吸置いて次の節を歌うリズムが珍しくて興味深かった。

ステージには合唱と、弦楽五人とオルガンだけだったの。

ふーん、レクイエムになったら管楽器も入るのかね、と見てたら、追加で入って来たのはソロ歌手の4人だけ。
え、管楽器無しなの!?って、かなりびっくりしたよ。
たった1本のバイオリンやチェロでその部分をまかなう。
でも、あたしの頭の中ではトロンボーンやトランペットやファゴットが代わりに鳴り響いたから、大丈夫、楽しめたのだ。
逆に、よくもまあたった1本のバイオリンが。っていう楽しみも味わえたね。

大昔、あたしがやったモツレクはバイヤー版だった。
みなさんよくご存じのように、モーツァルトはこの曲の作曲の途中で死んじゃったでしょ。
N井さんが教えてくれたけど、モーツァルト自身が細部まで書いたのは第1曲だけなんだって。
あとを仕上げたのは弟子のジュスマイヤーで、たいていの場合それが使われる。
きのうも、ジュスマイヤー版だった。

あたしが今まで聞きかじった説だと、ちょうど半分ぐらいの「ラクリモーサ(涙の日)」までがモーツァルト自身で、後半は弟子が作曲したということになってた。
だから、暗譜するほど聞き込んだバイヤー版とどう違うのか、聞こえてくるたびに耳を澄ますのだけど、違いがわからないんだよね。

N井さんが教えてくれたところによると、メロディはモーツァルトが最後まで作っていたのだと。
オーケストレーションが、弟子によって違いがあるだけなんだって。
そうなのかー。じゃあ、あたしなんかには聞き分けられないはずだわ。

こんな小さい伴奏なのに、迫力満点で。
最初から口を半開きにして皆さんを見つめて、涙が湧きそうになるのをこらえたよ。

演奏会の前に、彼女と待ち合わせしてランチを摂ったんだ。
あたしは片道40分だけど、彼女は2時間ぐらいかかる。
彼女も読書が好きで、この日読んでた礒山雅さんの「モーツァルト」という文庫本を見せてくれた。


さきほどの説は、これに書いてあったのかも。
彼女はこれを盲信しているわけではなく、首をひねるところもあるって言ってたな。

ああ、彼女から教えられた本がいっぱいある。読めたのは「ドイツ・レクイエムへの道」だけだなあ。いや、あれも難しすぎて斜め読みだった。
きのうは「命のバイオリン」という映画の話もしたな。ユダヤ人のことを描いたものだそうだ。
残念、図書館にはなかった・・・・と思ったがGoogle先生に聞いたら「命をつなぐバイオリン」という映画がみつかった。
きっとこれだ。図書館に予約を、今入れたぞ。
さて、借りたはいいが観る時間、あるのかな。

本日のオマケ

あれー。また、写真が撮れてなかった。最近、急いで撮るとよく失敗するな。

彼女と待ち合わせしたのは、駅前のサイゼリヤ。彼女がワインを飲むというので、デヘヘ。あたしもお相伴した。白ワインがちょっと甘くて好みじゃない、ってのがあたしと一緒で。日本酒もビールも、好みが合うってわかったよ。

あたしはイカスミスパゲティと、ほうれん草ベーコンソテー。彼女は鶏手羽とたらこフォカッチャと、ミネストローネがおいしそうだった。


Googleマップでは場所がよくわからなくてね。
どうもショッピングモールの中みたい。
ごちゃごちゃな歩きまわってやっと見つけたら、ちょうどN井さんが扉を開けたところでこちらを見てる。
すごいタイミングだー。

彼女は本だけでは飽き足らず、ウィキペディアのモツレク解説をコピーして読んでいたよ。
普段からいつも、歩きスマホならぬ歩きブックしてるんだと。あんたはニノキンか。

こないだ会ったのは、彼女がコーラスで参加したマタイ受難曲のときだった・・・・いや、あの時は会えなかったんだ。
その時の感動をやっと伝えられたよ。思い出しただけで、また涙が湧いちゃった。
オーボエS井さんも聴きに来てくれて、すごい熱量の感想文をメールでくれたそうだ。
なんかいろいろ、お二人にはかなわないなあ。
いや、追いつこうとも思ってないけどね。

オマケのオマケ

映えないけど夕飯ね。茹でてあった大根をステーキにして。ニンニクと醤油をかけただけ。

前日のちゃんこ鍋の汁が残ってたので、じゃがいもや厚揚げ、玉ねぎや大根葉で具だくさん味噌汁ちゃんこ風。ラー油をかけた。

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