氷河期展に行った

おでかけ
ケナガマンモスの親子

上野の国立科学博物館で行われている「氷河期展」にきのう行ってきたよ。
ブログともだちのうなゆきさんが行かれたレポートを見たので、真似しんぼ。

彼女も書いてたように、どちらかというと子ども向けの企画だ。
映像のナレーションが、明らかに子ども番組。
大きな動物や原始人は、確かに子どもが喜びそうな題材だよね。
うん、子ども並みの脳の持ち主のあたしも喜んだ。

まず、博物館の外に置かれてるオブジェに驚く。

知らなかったわー。科博、もしかして一度も入ったことなかったかも。
興味を持った企画があっても、たいて入場料に怯えてそれっきりなの。
今回のは大人2300円。そこまでして行こうとは、なかなか思わないわ。
うなゆきさんの教養にライバル意識を持てばこそ。
自分より優れた友達に影響されて、少しでも追いつこうとするあたしの向上心は、自分では気に入ってる。

館内に入ると、マンモスの復元像が。
おお、原始人たちはこれを狩って食べてたのか。
昭和のアニメ「はじめ人間ギャートルズ」はギャグ漫画だから、叫び声が岩になって砕けたりのおふざけがある。
マンモス一頭に大勢の男が槍を投げたり、子どもが何人も背中に乗ったりしてたよね、漫画では。

大きさをイメージできるよう、あえてヒトも入れてみました

剥製ではないけど、骨格から復元された展示物は実物大だろう。
意外と、小さいのにびっくり。もっと迫力あるものかと思ってた。
子どもマンモスなんて、本当にかわいらしい。
イメージがひっくり返った。

そこへ行くと、ナウマン象の大きいこと。

少なくとも、あたしはマンモスをこのサイズで想像してたよ。
寒さに耐えるには、体が大きい方が有利だそうだ。
ティーカップと浴槽では、浴槽のお湯の方が冷めにくいのと同じ理屈だって。なるほど。

案外、あっさり終わってしまった。
土産物コーナーには、お約束のようにマンモス肉形のポーチなど売ってる。

こういう冗談グッズ大好きなんだけど、大きさの割りにポーチに何にも入らないのよね。
残念だけど、これは使わないだろうな。

常設展に行こうとしたら見つけた。
うなゆきさんが書いてた、36○というアトラクションだ。
深海を研究する潜水艦から見た映像が、観覧者を360℃取り巻く。
そうでなくても普段からふらつくあたしは、車酔いも時々起こる。
始まったら終わるまで出られないから、気分が悪くなったら目を閉じるか、その場でしゃがむように説明される。
少し心配したけど、中に入ったらしっかり捕まったり寄りかかれるポールが設置されてる。
それに頼ったら、大丈夫。楽しかったよ。

見終わって、常設展「日本館」に行ってみた。
エレベータの中の表示をよく見ないで順路を間違ってしまった。
一番上の階から下りるようにして見るんだね。
企画展より、こっちの方が盛りだくさん。
あ、企画展のほうが貴重な骨や復元像にお金は思い切り掛かってるだろうけど。

たった5年前に落ちてきた隕石が展示されてる。

日本の累積人口を表した模型では、奈良・平安時代の人間が1億人を超えていたという。

うっそー、現代でも人口1億2千万なのに?と思って写真を撮ったんだけど、解釈があたしには難しかっただけだ。
奈良・平安時代は475年続いたので、その間に生まれた人の合計が1億人を超えてたので。
同時に1億人以上存在してたわけじゃないってことか。

そろそろ疲れてきたので、急いで見て回りたかったのだが。
解説員さんがところどころにいるのね。
珊瑚の中に、小さな蟹さんが隠れているの。
絶滅しそうな珊瑚に蟹が住んで、お礼に外敵から珊瑚を守っているという話をしてくれた。

せっかく聴かせてくれるので、やや大げさに反応してあげた。
そのほうが、あたしだって楽しいじゃん。

もうひとつ、椿の分布の展示で捕まった。
雪国の椿は、関東から出たことがないあたしは見たことがない。
「どう違うかわかりますか」と問われ、花弁の数?大きさ?あ、おしべだ。
「そうです!正解!」と言われ気をよくしたら、ちょっと解説が長かったなー。

ちょっと、浅草にも行きたかったんだ。
気に入ってる煎餅が買いたくて。
上野からなら、歩いて行ける。東京は狭いねえ。

路地に入ったら、なつかしのお菓子が展示してある。

しかし、なんだか駄菓子屋じゃなさそうだよ。
よーく見たら、お菓子をイメージした線香だって。

今、うちではネットで買ったコーヒーの香りの線香を愛用してる。
まとめ買いしたから当分なくならないけど、無くなったら次はこんなのも試してみたいな。

12時になってしまった。朝ご飯食べてないので、どこかでランチを摂りたい。
せっかくならチェーン店でないところがいいけど、でも観光向けの店のお値段が可愛くない。べらぼうめ。
第一、12時だ。どこも混雑してる。
あれ、というほど空いてたドトールは、のぞいたらエアコンが故障してるんだって。
それでも入ってるお客さんはいるよ。我慢できないほどではないのだな。

カルビねぎ塩レモンと抹茶豆乳ラテMで1170円、しょうがない

2階でいただきながら外を見下ろしたら、地下鉄入口の前で金髪女性がスーツケースをガバッと開いて、荷物を詰め直してる。
ずっと見てたけど、30分以上広げっぱなしで作業してる。
日本の治安の良さを信じて安心しきってるな。
すぐそばに西洋人男性ふたりがきて立ち話を始めたときだけ、警戒した表情で何度も彼らを振り返ってた。

面白いものを見て満足して、もうひとつ浅草で好きなシューマイを買う予定だったのに忘れて電車に乗ってしまった。
ここまでで13000歩。
地元でもちょっと買物して15000歩。そのあと図書館に行って、一日の合計が18000歩を達成し、スマートウォッチにほめられた。

本日のオマケ

いかとエリンギのアンチョビ炒め。元レシピではほうれん草を加えるが、在庫で緑は冷凍ブロッコリーのみ。

元レシピはこちら。ほうれん草の方がブロッコリーより「美」に効きそうな気もする。

白ワインの飲みかけがあるので、これも消費せねば。これを飲み干さないと、せっかくいただいた高級白ワインの栓を抜くことができないからね。しょうがない、3杯飲んだけど、まだまだ飲み干せない。

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コメント

  1. じゅん より:

    このマンモスは、私が他の博物館で見た骨格標本よりかなり小さいと思いますね。マンモスにもいろいろな種類があるのかもしれませんが。

    • よはねす よはねす より:

      そうでしたか!あたしのイメージが間違いだったのではないのですね。よかったです!
      機会があれば、他の博物館で気をつけて見たいと思います。

  2. うなゆき より:

    ドトール、1000円越えは、驚かなくなりました
    本日のコーヒーSで、なんとか1000円以内かな

    日本館、行ったのね
    私は疲れて、地球館しか行って無いのよ
    私も負けじと、近々チャレンジしますよ!
    そうそう、あのクジラには驚きますよね
    入場口は、蒸気機関車だし。
    科博に行くとさ、日本も子供の為に頑張ってるやん、って思うよね

    • よはねす よはねす より:

      あ、ホントです、入場料が子どもに安いのも、ぜひ子どもにこそ見て欲しいからだと思います。職業が決まっちゃってる大人じゃ効果が少ない。子どもが興味を持ってくれたら、将来もっと研究してくれる人に育つかもしれない。デゴイチ、ありましたねー。あたしは別に鉄子じゃないけど、うれしくなりましたよ。

      ドトールで1000円に抑えるには本日のコーヒーSかあ。本当にコーヒーが好きな人ならできるのかな。あたしは甘味がないと寂しくなっちゃう。全く、これでよく「健康オタクだ」なんて言えたものだわ。

  3. じゅん より:

    日本館に江戸時代のミイラがあったでしょ。写真撮影禁止で。
    地球館は広くてまわるの大変でした。
    両方しっかり見ようとしたら1日がかりでしょうね。私は3時間弱の滞在だったので、地球館はかなりの駆け足になってしまいました(常設展のみで)。
    地球館の最後に、動物のはく製がたくさんあるのだけど、あの中のパンダは上野にいたパンダらしいです。初代のカンカンとランランは多摩動物公園にはく製があるらしいけど。

    • よはねす よはねす より:

      どうしましょう、ミイラは気づかなかったです。もしかしたらパンダも見たかどうか。そういえば剥製は少しあった気がします。
      せっかく行ったのに、やはり広くて急ぎ足になってしまったようです。うなゆきさん情報にあった屋上も気づかなかったし。

      ここはぜひ、何かの機会にもう一度行って、今回見られなかったところと屋上もしっかり見てくるという楽しみができた、ということにしたいです。う~んあたしってポジティブ。