年賀状じまい

6年前、年賀状じまいをしたの。
「来年は憧れの東京に引っ越すので、この機会に年賀状はこれで最後とする」旨を書いてね。

あれ。不動産契約は6月だった気がするけど、年末にもう決まってたっけ。なんか勘違いかも。
でも最後の賀状は旧居で書いたのは間違いない。

それでも、その挨拶を無視したのか全然読んでないのか忘れたのか、翌年にけっこう賀状が届いちゃった。
郵便局にお願いしておけば、一年間は転送してくれるからね。

やっと届かなくなってホッとしてたのに、ときどき「住所教えて」と言われてドキッとする。
ある友達が、うちに遊びに行きたいから教えてくれと言われ、ちょっと迷った。
駅までお迎えに行けば教えなくて済むんだけど。
でも彼女は賀状をやめてくれてたから、渋々教えたよ。それが唯一の例外かな。

こないだは、海外に住む友達から「クリスマスカードを送りたいから教えて」と頼まれた。
海外だと賀状じゃなくクリスマスカードだよね。
日本の賀状よりもっと力を入れてるように感じる。
20ｃｍぐらいありそうな大きなカードに、1年間撮りためた家族写真をたくさん散りばめて。

インスタでも繋がってるけど、それでも知らなかった出来事を別紙に文章もたくさん書いてくれて、読むのはうれしいよ。
彼女は日本の親戚や友達にたくさん送ってるんだろう。
でも、あたしが海外に郵送するのは彼女一人だけ。
毎年、宛名の書き方から郵送料まで調べ直さなきゃわかんなくて、大変だったんだ。

申し訳ないけど、心をオニにして断った。
「困ったな、年賀状面倒で一切やめてるのでね、カードいただいたらお返事出さないと失礼でしょう、だからカード貰わなくていいです」

そのお返事が「了解致しました」と堅いのが気になるけど、でもホッとしたよ。

先日久しぶりに会った職場の先輩は、来た賀状に返事を出すだけだって。
それじゃ減らないだろうと思ったら、「どんどん減ってる」って。
あんな面倒なもの、やめたい人が多いはずだよね。
郵便局は大きな稼ぎ時だけどそれがなくなりそうだから、切手代も上がるってもんだ。

なんだか、すべてに余裕がないな。

きのうはランチタイムコンサートに行きたかったけど、そんな場合じゃない。
どの曲もどの曲もヘタクソのまま。全部、特訓だ。

個人練習のほかに、五重奏の特別練習もしようとしてる。
僭越ながらあたしがリーダーなので、みんなの都合のいい日程を聞いたり、会場提供者に予約をお願いしたり。
「年内早めがいい」とメイがいうから焦ってお願いしたら、「そんなに都合よく行かないのでご理解ください」と釘を刺されてしまった。

その人が、こないだの練習を録音して送ってくれてるのに、まだ一度も聞けてない。

いろんな人からいただくお菓子さえ、食べる余裕もなくて、減るどころか増えてるよ。

ちょっと前までは、午前中に配られたお菓子を3時まで我慢できなくて、いつもその場ですぐ食べちゃってたあたしが、だよ。

胃袋にさえ余裕がない！

本日のオマケ

朝昼ごはんは、買いだめしたスナック菓子もどきがあるから助かる。何カ月前に開封したか覚えてない。トリュフが混じっているらしいが、香りなんてすっかり飛んじゃってる。

夕飯は甘塩タラと白菜のトマト（ジュース）煮。かぶの粒マスタードマリネは作りおき。

納豆とキムチはこれが最後の食べ納め。来年まで買わないぞ。ったって、あと2週間もないけどね。