62歳

※画像は「62歳」で検索して出て来たものです。私自身ではございません

きのうは妹とお出かけしてきたよ。
先日誕生日だったので、リクエストして栗パフェを食べに行った。

20代後半ぐらいから、「誕生日がうれしくない」っていう人が増えて来た。
しかしあたしは自分大好きな人間なので、自分を祝っていいこの日が大好き、毎年楽しみにしていたんだ。

でも、さすがに今年は62歳。いつもより嬉しさがかなり減ったなあ。
よくこの歳まで、生き抜いてきた。ご苦労さん、って感じかな。

お祝いというより自分を慰めるための、栗パフェ。
秋生まれのせいかわからないけど、芋栗南京（カボチャね）とか豆を使ったあまいもんが好きだなあ。

「栗」で検索して見つけたのは、麻布台ヒルズのHISAYA　KYOTO。
京やきぐりの比沙家系列。

雨降りであいにくの天気だけど、ここは地下鉄神谷町の駅直結。
地下鉄が遅れてて、11時なのにけっこう混んでる。
あたしが杖を突いて乗車しても、ほとんど誰からも見えない。
いいの、そこまでの大けがじゃないから。
次の駅でけっこう大勢降りて、ひとつ空席ができたけどあえて遠慮しちゃった。
離れたドアの横に立って、扉に寄りかかってれば何てことない。

でも、そこで時間調整でしばらく停車してたから、ちょっとだけ後悔した。
なので、さらに次の駅で空席ができたときはそこまで歩いていって座らせてもらったよ。
電車遅延情報は家を出るとき確認したので、早めに出かけたのだけど、思ったより時間かかったな。

神谷町のひとつ隣の駅が虎の門ヒルズ駅なのね。
こうあっちこっちに何ちゃらヒルズが林立すると、もう覚えきれないよー。
東京って坂だらけだから、どこでもヒルズになっちゃうんだね。

電車は、妹より辛うじて1本早い便だった。駅で待ち合わせて彼女といっしょにHISAYAを目指すのだが。

店は、麻布台ヒルズガーデンプラザのＢ２Ｆ、とあたしが手帳に書き込んでいた。
地下2階だと思ったの。でも、どうも地下に店がない。
それ以前に、ここが地上なのか地下なのかもわからないぞ。

妹が把握してた。ガーデンプラザはAからDまで区分けされてるのね。
ガーデンプラザＢの、地上2階だったよ。
麻布台ヒルズ全体の案内図パンフレットを開いたり閉じたり、お上りさん二人で苦戦したわー。
やたらアルファベットと数字で説明するのは、きっとインバウンド客に配慮してだろうな。

栗カレーとか、栗おこわ付きお蕎麦とかの、お食事メニューもある。
それにミニモンブランを付けるセットもあるけど。
いやいや。あたしが食べたいのは、メインの栗パフェ。
シャンパン付きセットもあるのよー。

昼前からシャンパンで、そっとかんぱーい。
こないだ自宅で開けた激安スパークリングワインより、泡が細かくて上品だわっ。
シャンパンの銘柄はわかんないけどね。

テーブルかカウンター席か聞いてくれて、すぐテーブルをお願いしたのだけど。
カウンターの高いスツールは、脚が短いあたしはかなり苦手、目まい持ちだし。
ところがよく見たら、カウンターの椅子もテーブル席と同じ、低い一人掛けソファだった。

そういえば、カウンター席だと目の前でパフェを作ってくれるのを見られるってネット記事で読んだんだった。
でも、動画撮るわけでもないし。
それに、誰もいないカウンターの内側で、店員さん同士で作りながら盛りつけ方の指導をしてたのがはす向かいから見えてね。
客に見せながら作るのじゃ、指導もしづらいだろう。

妹と、ブログに書けないブログの話とか、姪の結婚話とか、墓に入る相談とか、ＬＩＮＥでは済まない話がたくさんできたよ。
それに、伸縮して持ち運びができる杖も持ってきてくれて、貸してもらった。

これでバイバイじゃちょっと物足りない。話も、胃袋も。
でも、麻布台ヒルズでドトールやスタバなんかの軽食は全然ないのね。
古くからの店は値上げしにくいけど、開店したばかりの店のお値段設定って強気、いや、物価の実情に合わせるとこういうお値段になるのかしら。

手頃な店を探して、電車でハシゴ。
銀座の東急プラザ、また駅から直結で行けるビルでザ・シティ・ベーカリー。

レモネードと思わせて

レモネードビールでしたー

ハイネケンは瓶がおしゃれだから好き。妹のグラスにはちょうど1本入ったのに、あたしはあふれそうになった。

妹は鯖とポテトのリングイネ、あたしはフォカッチャサンド。

半分ぐらいが外国からのお客さん。若い店員さんは恐らく純日本人だけど、英語の発音がすばらしい。
ああ、こんな「誰でも英語」な時代に働く必要がなくてほんとに助かった。何とか逃げ切ったわ。

本日のオマケ

誕生日の朝ごはん。やっすいスパークリングワインはこれだよ。サイダーみたいだけど、とってもおいしいサイダー。

誕生日の夜ごはん。郵送でバースデーカードを誕生日ジャストに届けるわざを、友達は持っているらしい。あたしがニョロニョロが好きなのを覚えているとは思えないんだけど、ニョロニョロが最前列にいてくれてうれしいよ。