オケ練と役員会に、無理して行った

整形外科で、骨折した足指をテーピングしてもらい、普通のサンダルで過ごせるとわかってほっとした。

長い距離でなければ歩ける。

その夜、オケの練習があって、参加を迷ってたのだけど、行っちゃおう。
長い事借りていたＣＤとポケットスコアを、今日こそ返さなければ。貸した方も借りた方も互いに忙しくて、すれ違ってばかりだった。
それに、指揮者も若くてかわいい男性なんだよ。若かったころの加藤茶とか、藤井フミヤみたいなイケメン、好みのタイプなのよ～。
ああ、思い浮かぶ芸能人が昔の人しかいなくて申し訳ない。テレビを見なくなって20年ぐらい経ってるんでね。

練習前に役員会があり、かなり早めに行く。駅ビルのベーカリーで、食べやすそうな平たいピザパンとスティック状カレーパンを購入。

駅から歩道橋を渡るのだけど、スーパーで買った花束を持ったご婦人が前を歩いてる。
びっこ引いたあたしの方が、少し早く歩ける。ちょっと追い越して、その先にあるエレベータのボタンを押した。
振り返ると、やはりご婦人もエレベータを使うのだろう、こちらを見てるので「乗られますかー」と聞いて、待つ。
この辺でお花売ってるところありましたっけ、とあたしが聞けば「そのお荷物は楽器ですか」と聞かれたり。
練習所の公民館のすぐ隣のマンションにお住まいだそうで、しばし老女同士のおしゃべりを楽しんだよ。

若い頃は、「おばちゃんって知らない同士ですぐおしゃべりするよなー」と半分呆れて見ていたのに。
自分もこうなるなんて、想像もしてなかったよ。

役員会では、来年の指揮者を誰にするか、候補を募った。
司会者の委員長は「久しぶりにあの大先生はどうだろう、そろそろ呼んで顔つなぎしておきたい」という。
そんな大先生はお金かかるし、○回記念とかに取っておこう。もっと無名の指揮者を発掘するのもいいんじゃないか。
アレはダメ、コレもダメ・・・と空気がよどんだとき、誰かが「フミヤ先生は？」という。
あたし、何でもすぐ顔に出ちゃうんだよね。きっと、ぱっと顔が輝いたに違いない。
「フミヤ先生は楽しいのでやりたい。ただバイオリニストなので、弦だから楽しいのかもしれない。管の人も同じように思ってくれるかどうか」とごまかしたら。
そもそもフミヤ先生を引っ張って来たのが管楽器の人だったんだって。
それなら問題ない！ぜひ候補の一人として、都合が合えば振っていただきたい。

フミヤ先生、前回は弦だけの分奏練習だったんだよね。
その時はいつも以上にリラックスして、我々に少々甘えるような連帯感が出たのだけど。
今は管楽器打楽器全員いるせいかわからないけれど、表情が硬い。
「管楽器で代奏の方がいたら、お手々を」と言っちゃって、先生も我々もハッとする。

おてて？久しぶりに聞く言葉だなあ。
「すみません！このごろ小学生たちを指導することが多いのでつい」と下を向く。
わははは。いいぞお。

休憩時間に、隣の男子と軽く雑談。
小指ぶつけたけど、足でよかったわ。と言って突然思い出した。
「室内楽仲間が手を骨折したから本番に出られなくなって代役探してるんだけど、どう？」
彼の住まいと室内楽練習所はちょっと離れてるのだけど、彼の実家沿線なので心理的負担が軽いみたい。
曲目は何ですか、と少し積極的になってくれてる。
「今入ればエキストラ扱いだから会費もいらないし、打ち上げもタダでいいわよん」と押してみたら「タダより怖いものはない」と逆効果だった。しまった。

休憩時間になっても、珍しくお腹が空かなかったんだよね。
帰りの電車を待つ時間に、買ったパンを食べようと思ったらすぐ来てしまった。
たまにしか使わない路線なので乗り換えに失敗して。
東京に着いてから乗り換え駅でやっとパン食べて。ホームのベンチなので写真を撮る余裕もなく。

翌朝の体重が減っていたのは、食欲がなかったからなのか、オケ練をいつもと違う場所でやって脳を使ったからか。
結局8600歩も歩いてしまったんだよね。というわけで、元気にやってます。

本日のオマケ

きのうの夕飯は、キャベツのフリッタータ。イタリア風オープンオムレツは、炒めた具に卵液を混ぜたらオーブンで焼く。あたしは魚焼きグリルで焼く。

赤唐辛子が激辛なので、半分だけみじん切りにして入れたけど、全部入れても大丈夫だったかも。シュレッドチーズをたくさん入れたらマイルドになった。レシピはこちら。