久しぶりのお出かけは映画「ファンタジア」

きのう、久しぶりに外出したらね。

さっそく、筋肉量が年越しと同じ36.4ｋｇまで回復したわー。
一時は34.9まで下がった。1.5kgぐらいなら、すぐ落ちたり戻ったりするんだな。

ちなみに体重は最高3.1ｋｇ増減。骨量は2.0ｋｇから1.7ｋｇに減って、今1.8ｋｇまで戻した。
骨量を戻すのは、筋肉より時間がかかるってことだ。

きのうの運動は、たいしたことない。バス停まで片道1000歩程度歩いただけ。
大きな違いはきっと歩数よりも、体を起こしていた時間だ。

きのうは映画を観に行ったの。
ドラマも映画もアニメも普通のは興味ないけど、きのうのはディズニーの名作「ファンタジア」だった。

有名なわりに、内容はほとんど知らない。知ってたのは、なんかクラシック音楽関係らしいってことぐらい。
死ぬまでに一度見ておかないと、死ぬ前に後悔しそうなぐらい名前だけはよく聞く。

図書館の一室で上映してくれるので、部屋も小さいがスクリーンも小さい。教室の黒板ほどの高さで、幅は半分ぐらい。
（冒頭アイキャッチ画像は実際のものとは別）
40脚並べてある椅子の、スクリーン中心線上の一席を選んだ。前に人がいなかったからね。

しかし上映間際、そこに若い女性が来て座ってしまった。
彼女の頭で、スクリーンはほぼ9割見えない。髪型もコンパクトなのだけど、身長が高めだったのが敗因。

最初の曲、バッハの「トッカータとフーガ」はまだよかった。
音楽に合わせて、楽器の一部分や指揮者（トスカニーニさんです）のシルエットがチカチカ赤青うるさく動くだけ。

へえ、こんな映画なのか。つまんねーな、と思ってたら、次の曲から違った。

「音楽には、情景を描写する音楽と、物語を説明する音楽（だっけな？）と、絶対音楽の三つがあります」
とかいうナレーション（字幕が見えないのよ泣もちろん英語は聞き取れないし大泣）が最初にあってね。
バッハは「絶対音楽」だから、映像も意味のないものしか付けられなかったんだね。

次からは、神話の半馬神たちが戯れたり、バレエ「くるみ割り人形」「春の祭典」そのほかわかりやすい情景をディズニーがアニメーションにしてくれてる。

一番有名なのはミッキーマウスが「魔法使いの弟子」になって大騒ぎを起こすやつね。
これだけは、出てくると知っていた。

映画館じゃないので、途中に休憩時間を設けてくれたのが大変ありがたい。
全部で2時間、小さい子どもも何人か来てた。
前席の女性も、子どもたちも、前半だけ見て帰ってしまったよ。もったいない！
でも、助かった。後半は席を替えて、落ち着いて見られた。

2時間映画なのに、このイベントは休憩時間も含んで2時間半枠。
無料で見せてくれるイベントって、たいがいいらない挨拶がくっついてくるのが邪魔。
でもその我慢が料金の代わりだ、と思ってた。

ところが、ここのイベントはスマートだー。
途中10分程度の休憩を入れる、予定時間は2時半すぎぐらい、と必要最低限のことしか言わず、すぐに見せてくれた。
あとは、アンケートを要求されることぐらい。
椅子の並べ方を少しずらしたら見やすくなるのでは、と書いた以外はすべて「満足」に○をつけておいた。

帰って来て、楽器練習よりＰＣを優先してしまった。
体が起きているうちに、どっちもやりたい。
ほんとうに大切なのは、きっと楽器練習のほうなのに。

時間切れで楽器にさわれないまま夕飯突入。

年末に茹でておいたブロッコリーが大量に残ってる。
しらすとペペロンチーノがおいしそうだな。
待てよ。しらすは冷凍、後回しでいい、それより食べるべきはかまぼこだ。
かまぼこだと、急に「残り物」感があふれて見た目が残念になるのはなぜ。

年末に買ったトマトが半個残ったのも、どうにか傷む前に食べられた。
レタスは自然栽培だから傷んでない。残ってるの全部ちぎって瓶で保存、硬い部分だけ煮込んでレンズ豆スープにした。

レタスはね、生で食べたらもったいない（ぐらい）。加熱すると抗酸化作用が百倍になるんだってさ。
三並紀子「1食100円野菜ダイエット」に、5分以上加熱するといいって書いてあった。

器がいつものだから、味噌汁に見えるよね。
年末からの残ってたレンズ豆もやっとこれで完食。
スープの味付けに迷ったのだけど、あら不思議。そこにチキンコンソメがあるでないの。

自分じゃ絶対買わないこの手のスープは、妹の見舞い品。
これでスープなど作ろうと、買ってきてくれたんだ。
さすが。この魔法の品を使ったら、うちじゃ未だかつて食べたことのないうんまーいスープができあがった。

レンズ豆は、イタリア人が年末年始にかけて食べる恒例縁起物。
豆がコインの形と似てるから、お金に困らないようにって願掛け。
おかげで小銭には困ってないはずなのに、どうして小銭ばかり気にする生活から脱却できないんだろう。
今年の目標、「小銭を気にしない」にしよう。