初日の出

昨年は退職も2年めで軌道に乗り、音楽フェスティバルを大小合わせ3つ、発表会は5つも参加でき。
とても平和に過ごせた。

いや実際は珍道中、七転八倒の旅だったけど。
過ぎてしまえば七転び八起きだった、ということにしておこう。

今年の予定ね、また新たなお誘いをいただいたよ。
今まで2回ぐらいは参加したことのある室内楽サークルだけど、特定楽器だけ足りないんだって。
1回でも参加したことのある人に参加依頼が来たので、こわごわ申し込んでみた。

欠員の出てる曲の中で唯一手に負えそうなのは、ハイドンの四重奏「日の出」の愛称がついてる曲。
冒頭が、しーんと静まった地平線からゆっくりと日が昇る情景を思い起こさせる。

ほんとはハイドン、好きじゃないけど。
困ってるサークルが誘ってくれるなら、せっせと練習するわー。

（昭和の洗濯用洗剤のＣＭ、覚えておられるだろうか。
「♪ほんとうは洗濯、好きじゃーないけどー。あなたーのためなーら、せっせとぉやるわあ。スパーク、スパークぅ♪」）

そうそう、今朝の初日の出ね。
東京は快晴なのに、日の出の部分だけ少し雲がモクモクして残念。

日の出3分後に雲からちょっと顔を出してくれた太陽を拝み。
これ以上待つともうまぶしくて直視できない。

あたしも、なー。冒頭の真っ平なところは弾けるけど。
太陽がチラチラしだしたら今のところ全く弾けない。

で、ね。
申し込みの曲一覧を見てびっくり、親友はここに参加したこと一度もないのに名前を連ねてる。
へ、へえー積極的だなーと思って。

申し込みの締め切りご決定したアレンジ表を見て二度びっくり。
昨年末ベートーベン大会を開催したサークルの幹事さんまで初参加。
で、彼女も「日の出」を一緒にやることになってるよ！

武者震いであるよ。「弾けない」なんて言ってられない。
2月の実施日までに、せめて脱落しない程度に弾けるようになりたい。

この「日の出」という今日は、愛称が付いてるぐらいなので有名な曲。
でも、あたし情けないことにほぼ聞いたことないの。だってハイドン面白くない・・・ハイドンの人柄は好きなんだけどね。

焦ってコンビニで楽譜をプリントして練習を始めたんだけど。
翌日に、この曲の提案者から楽譜がメール添付で送られてきた。
残念ながら、あたしのプリントしたのとは違う出版社。
こんなに有名な曲でも、出版社によって細かい違いがいろいろあるなあ。

もう一度コンビニでプリントして、練習し直し。

で、さらにね、日曜室内楽仲間の井川さんもここに参加したいから方法を教えてってあたしに言ってきた。
募集の情報をどこかで見たっていうんだけど、その情報では申し込み方法がわからなかった。
今回は間に合わなかったけど、井川さん次回以降もここに来たいんだって。

なんだか、知ってる人がいると参加のハードルが下がるよね。
あたしも時々参加しようかなー。

今日のオマケ

朝一番に、お屠蘇を飲んだ。

ほんとはここに「天狗舞」を使おうと思ってたのだけど、忘年会のお土産に差し出してしまったので。
ほぼ料理用に買った紙パックの「米だけの酒」を開封。
どうせ味醂混ぜるんだから、これぐらいで妥協しよう。

屠蘇器セットなど持ってるはずもなく。
急須もガラス製、盃も洋風グラスで。
一杯が二杯、二杯が三杯・・・
ちょっと、いい気分である。

このあとは小松菜たっぷりのお雑煮食べて、墓参りに行くんだー。

みなさま。本年もどうぞよろしく。