くだらないことで怒ってしまった

いい話じゃないので気が引けるけど。

頭からどうしても離れてくれないので、これしか書けない。

きのう、月に一度の室内楽練習だったのね。

3曲やるうちの2曲が、あたしの苦手なトマトさんと一緒で。
珍しく遅刻せず、かなり早めに来てくれたのはうれしかった。

あとはワルクチなので、あまり詳しくは書かないけど。
とてもとても細かいことがいちいち気に障るのは、よほど相性が悪いのか。

あたしも、反抗されるとムキになっちゃう。大人になれない。
「言った、言わない」で口論になったら、ほかのメンバーさんが「まあまあ。」と声に表情を入れず冷静に声をかけてくれた。

この人大好きなの。いつもいつも冷静というわけじゃなく、控えめだけどひょうきんだったり。
そして、3年前にあたしとトマトさんが大トラブルになった（トマトさんは気づいてない）とき、完全にあたしの味方になってもくれた。

あたしもトマトさんも、演奏は確かにあまり上手じゃないけどさ。
同じぐらいの腕前の管楽器さんが、上手なピアニストに向けて数日前メールを出しててね。
あたしとトマトさんにもCCが付いてたの。

その内容が「今度の練習で私は休むので、よはねすさんとトマトさんを指導してやってください」なんて、失礼じゃない！？
ピアニストは返信で「指導なんてとんでもありません」とか書いてくれてたけどね。

トマトさんは笑って「そんなメールあった？長いと読まない」とか。
もうひとり、あたしの好きなメンバーさん(井川遥激似）が「大切な事が書いてあったらどうするの」ってトマトさんに言ってくれた。

トマトさんは、その管楽器奏者のことを「あたしは好き、上手だし」と言ってかばうのね。

本当に上手な人だったら、周りが自分より下手とちゃんとわかるけど、決して皆のこと「ヘタ」なんて言わないよ。

井川さんはそのメールを読んでないのに「わかる！」とあたしを指差して言ってくれた。
「あ、ごめんなさい指差しちゃった」

済まないねえ。場が険悪になりそうだから、あたしの怒りを抑えようと必死になってくれたんだよ。

これ読んでくれた人にも、ごめん。詳しく書かないと言ってたのに結局いくつか書いちゃった。

みんな、ちゃんと大人だよな。
もしかして、子育てしたらちゃんと大人になれるのかな。

トマト事件の時みたいに迷惑が掛かったわけでもない。
ほんの些細な意見の違いぐらい、「そういう考えもあるわね」って捉えることができないのか。

救いは、最後の3曲めはトマトさんがいなかったこと。
ここには親友もいて。みんな音楽にものすごく真面目、深いことまで追及する。

合宿に参加した3人が揃ったので大笑いして盛り上がったけど、席を外していた不参加メンバーが戻ってきたらすぐ合宿の話はやめて切り替えたよ。

最後がこんなに楽しかったのに、家に着いてから何度もトマトさんの顔が浮かんできては振り払う。
わざわざ「思い出し笑い」ならぬ「思い出し怒り」なんかしなきゃいいのに。

一晩経って、こうして書いたらようやく気が済んだみたいだ。
消そうかとも迷うけど、ほかのネタを書く気力を使い果たしてしまった。

お口直しに、いつものお膳風景。
載せるには気が引けるほどのやっつけ料理。
まるで心の乱れを反映しているような。

塩サバと、ゆで置きしてあったじゃがいもを焼いて、塩を溶かしたレモン汁にちょっと漬けておいた。
元レシピはサバとカリフラワーだけ。たまたま買ったブロッコリーで代用。

元レシピでは甘酢に漬けておくのだったけど、あたしは甘酢が嫌い。

好き嫌いが非常に多いけど、人の好き嫌いはこれでも少ないほうなんだよ。

あら。説得力ゼロかしらん。