3週間ぶりのオケ練

なんと3週間ぶりに、オーケストラの練習に参加した。
前回練習の1週間後の練習は、室内楽活動と重なってしまったので行けなかったんだ。

昨年の定期演奏会のあと、なぜか練習会場が取れなくて。
11月から2月まで、月に1回ずつしか練習日がなかった。
自宅で一人だと、あんまり真面目に練習しないんだよね。
自分のヘタさがわかりすぎて辛いし、他のパートとの絡みがわからないから面白くない。

久しぶりに全員集まって練習したけど、前回注意されたことみんな覚えてないみたい。
若い練習指揮者が来てくれたんだけど「本指揮者はここどう振ってましたか」と聞かれ、「ここはあの先生とあまり練習してない」なんて答えてる人がいた。
若先生が「本番は何月ですか」と聞いても即答できたのは団長だけ。5月です。
先生「5月。。あと3か月ですか。。大丈夫、できます」
微妙な間があって。そのそのたった1秒の間に込められている内容が、想像したくないけど嫌でも伝わるよね。

まるで、この曲の初回練習の時から変わってない。ばらんばらんで揃ってない。
こわいよー。

あたしの隣で弾いてた人は、昨年の演奏会のあと一度も会ってなかった。
彼女は、練習直後に「変なこと弾いてごめんなさい」なんて謝ってきた。
大変な曲ですよねえ。初めてやると思ってたら、やったことあった(笑)。なのにあたしもこれしか弾けないんだから。
彼女は、今日この練習が全くの初めてなんだって。
ええっ!ほんとにぃ?とてもそうは思えない、よく弾いてましたよ、と少し大げさにほめたら
「ホントですかぁ?」とはにかみながらもうれしそうだった。

すごく複雑で難しい曲だけど、めちゃめちゃいい曲なんだよ。
あたしが中学の時、まだCDも発明されてなくてLPレコードの時代ね。
そんなもの買うお金がない我々若者はみんな、ラジオからカセットテープに録音して音楽を楽しんでいた。
新聞にはFM放送の1週間分の放送予定が毎週掲載されて、待ち構えて録音したものだ。
このシベリウス交響曲第2番が放送されるのを楽しみにしていたのに、用事で外出しなきゃならくて冒頭を録音しそこなって、涙をダーダーと流したことがある。
なんて話を彼女にもした。ちょっと世代が違うから、録音?なんて通じたかどうか。

しかし11月から3月まで一度も参加できなかったなんて、忙しすぎるよなあ。
でも、そこを責めたら来づらくなっちゃうかな。
そういえば中国人の彼女は先月たった1回しか来ていないそうだ。
ほんとに、5月の本番が思いやられる。

でも4月は5回も練習日が確保できた。
みんな、なんのかんの言って、本番までには弾けるようになるんだよ。

この日はひとり見学者も来た。
ちゃんと楽器も持って来てくれて、一番後ろで弾いていたはず。あたしからは見えなかったけど。
みんなで取り巻いて、「え、入団してくれるんですかあ!?」などと、わーわーイジッてしまった。
その人は20代か30代か。それぐらいの若い人が珍しいものだから、まるで珍獣扱いだ。

ちょっとやりすぎたかなあ。オバちゃんたちに囲まれて、うんざりしたかもしれない。
キレイな若い団員でもいたら、入団の強い動機になっただろうけど、いなくて期待外れだったかなあ。

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コメント

  1. にゃんた より:

    あへ?なんか色々練習会出てなかったっけ。オケ練とは違うやつなのかな。
    大丈夫!5月なんとかなるって。先生も言ってるんだから

    • よはねす よはねす より:

      あ、そうなんです~いくつも活動してるけど全部音楽だから、読者のみなさん区別がつかないと思います。でもオケは久しぶりでした。
      3月はあと2回、4月は5回練習できるから、それで5月までに何とかするしかないですね。