芸大生室内楽コンサート

音楽
旧奏楽堂 入ったら調律中だった

毎月1回、「芸大生による木曜コンサート」というのが旧奏楽堂で催される。
きのう、初めて行ってきたよ。

これは、日曜コンサートと違って事前にチケットを買っておかないと入れないの。
そして、個人的に他の用事とかぶることが多かったのも、今まで行けなかった理由のひとつ。

入場料は800円でお安いけど、発券手数料が220円かかるのが地味にくやしい。
まあ、ほぼプロの演奏が1020円で聴けるんだからそれでも感謝しなきゃ。

同じ旧奏楽堂で、いつも日曜に行くミニコンサートは入館料300円だけ。すべて自由席。
木曜は建物公開をしないので、入館料不要で演奏会費のみ。
指定席を選ぶのは、ひと手間かかるけど。
ゆっくり行っても、場所が確保できてるって、けっこうラクなものだね。

プログラムは3曲。

1曲め、ベートーベンピアノ三重奏曲第3番。ハ短調、作品1の3。
ベートーベンが初めて出版した楽譜、三曲のピアノ三重奏のうちのひとつね。

番号と調号だけ言われてもねえ。知らない曲かも。
と思ったけど、冒頭は聞き覚えがあった。助かった。

ちょっとびっくりしたのはね、ピアニストさんの楽譜がタブレットで、なおかつ譜めくりさんが付いたんだよ。遠隔操作じゃなく、指をタブレットに直接触れてめくるの。よほど難しいめくり方だったのかなあ。

そして、タッチする部分があんな位置でいいのか?あたしのとは違うソフトなんだろうか。普通は右ページにめくるよね。ページの横、右端に触れないとめくれないのに、楽譜の上部に触れてた。

うん、右端にタッチしたんじゃ、ピアニストを遮るから楽譜がピアニストから見えなくなっちゃうもんね。うまくできたソフトがあるんだろう。

2曲めはシューマンの弦楽四重奏曲第2番ヘ長調、作品41の2。

残念、全く知らない。
あたしが知らないだけで名曲、ってことも多いからね。
そういう曲を見つけたくていろいろ聞いてるんだけど、そろそろ見つからなくなってきたよ。

バイオリンの女子二人がロングヘアで、ゆるく巻いてハーフアップにしてるのも美しいけど、何より髪がツヤッツヤのピッカピカがうらやましい。
見とれてるうちに、あたしの意識が薄れていく。
しかし、前方からかすかな寝息が聞こえてきて意識を取り戻した。
あらあら、最前列のおじさまがっくり頭を垂れて熟睡されてる。

どうしようもないんだよね、生理現象は。
特に、上手い演奏だとウットリ、気持ちよくなっちゃうよね。

夜中に目が覚めたとき、こういう知らない曲をスマホで流してみようかと思うこともある。
でも、あたしだめなんだ。睡眠アプリを使ってるから、その時間「完全に起きてる」って記録されちゃう。

休憩時間約10分、またピアノ調律してる。

チェンバロなら当たり前だけど、そして一流ピアニストのコンサートなら時々やるけど、ここでもやるのかあ。

三曲めは、安心の有名曲、シューマンピアノ五重奏曲。(最初、「超有名曲」って書いたけど、室内楽って人気ないからそれは言い過ぎ。「超」を削った。超有名って言えるのは、ベートーベンの運命とか七番ぐらいなんだろうね)

んで、1曲めと同じピアニストさんなんだけどね。楽譜はタブレットで、今度は譜めくりさんなしで、ペダル使ってご自分でめくったの。しかも、ご自分の指も併用してた。

これ、知ってるよ。第1楽章の半ばで、最初に戻って繰り返すの、4枚ぐらいいっぺんに戻らないといけない。ウインクなんかじゃ間に合わない。最初に戻るなら、ペダルを思い切り踏み込めばいいと思うんだけど、指を使ったのはその部分じゃなかったのかも。


何回もアナウンスがあったけど、「音楽に合わせて体を大きく動かすなどは周囲へのご迷惑となりますのでご配慮を」って釘を刺されてるからね。
指がどうしても動きたがるので、ゲンコツを握ってこらえたよ。

2時から3時半まで、プロの演奏会とほぼ同じ時間をかけて演奏してくれるんだねえ。
もちろん満足。
ただ、平日なのに上野公園は妙に騒がしい。
出店がぎっしり、騒々しい音楽が垂れ流し。
ちょうどきのう、東京で開花宣言があったそうだから、花見客目当てなのか?

1本の木に、ぽこぽこと数個咲いているだけで、しかも曇天だから映えなくて写真は撮らなかったよ。
それに、思いのほか時間が掛かったので帰り道を急いだんだ。
買物をあきらめ、図書館だけ寄って帰って、ちょっと煎餅類で空腹をなだめてチェンバロレッスンへ。

きのうも充実の一日だった。

本日のオマケ・・・あれ?また、写真が撮れてなかった。失礼する。

ブロッコリーと厚揚げとしらすのアヒージョにしたんだ。それと、キムチ納豆とめかぶおろしの健康食パターン。地味なので、写真撮り損なってもあたしは残念じゃない。おそらく、読者の皆様にも。

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