演奏会後の初練習はいつも楽しい

オーケストラ演奏 音楽

きのうは市民オケの練習に行ってきたよ。

先日の本番で、頭にケガを負った人が「今日はおとなしくしてるわ」といいながら普段通りにしゃべり続けてるので「あまりおとなしくないと思う」などと言ってしまって、あとから気にしていた。

練習会場に向かうとき前方にその人が見えたから、走り寄ってその時の失言を謝った。
やっぱり、彼女もそれはよーく覚えてた。「わたし、声が大きいのかしら」など、その話題が続くのは仕方ないけど、そのあとまたあたし「ううん、やっぱり大人しくなかった」と何度も同じことを言ってしまって。
しつこいよねえ。彼女も「もう何と返してよいやら」と当惑してる。
あーあ。悪いと思ってるのに、やっぱり思ったこと口から出ちゃう癖は治らない。

きのうは、楽器運搬当番でもあった。
普段スカートしか履かないけど、この時だけはデニムパンツ。

上はお気に入りのTシャツにした。
30年ぐらい前に、アメリカ土産でもらったシャツで、当時流行ったマンガがついてるの。
もったいなくて着られなくて、やっと昨年ぐらいから普段にも着るようになった。

着るたびに「そのマンガ、昔はやったよね」と必ず誰が懐かしそうに声をかけてくれる。
きのうもやっぱり言ってくれる仲間がいたから、「これ知ってる人は世代がわかるよ」ってご注意申し上げちゃった。

で、楽器を運んだんだけど、そのTシャツになんだか油汚れを付けてしまった。
特殊な椅子を担いで運んだときだろうな。洗ったら取れるかなあ。

今回の指揮者は、お若い女性。でも、相当勉強もして実力を付けてるみたい。
「ムーティおじいちゃんに教わったときの話なんですが」なんて言って、みんなで目を剥いたよ。
ムーティといえば現在世界最高峰のイタリア人指揮者リッカルド・ムーティに決まってる。

今回3曲やるうち、1曲はあたしの知らない曲、これについてムーティが教えてくれたやり方で今回やってみるそうだ。
オペラの中の曲らしいので、そのオペラでの有名なメロディが時々顔を見せるからそこはとても楽しい。
もう1曲もオペラからの抜粋、これはあたしがオケに入団して間もないころ苦労してやったので、よく覚えてる。

先ほどの元ケガ人と並んで、彼女の楽譜を二人でいっしょに見ながら弾いたの。
彼女が「ここ全然わからない」と練習前から騒いでたので「このように簡単に考えたら弾ける」と伝授してあげられた。
ところが、偉そうに言ったそばから、30年以上もずっと、ある音を間違って覚えてることに気づいてしまった。
信用丸つぶれじゃーん。個人練習して、間違った癖を直しておかなきゃ。

もう1曲は、有名なベートーベンの交響曲。
オーケストラの過去曲一覧を見たら、10年ぐらい前にやったらしいんだけど、どうも記憶がまったくないんだよね。
若い頃のことは覚えてても、10年前のことは忘れちゃうのはやっぱり認知症?やだやだ。

この曲だけ、そのお隣さんは練習して来なかったんだって。
10年前には彼女は入団してなかった。ということは全くの初見。
なのにちゃんと弾いてるから偉いよね。

実は彼女、これからの半年、練習に参加できる日があまりないから本番は出ないと言ってるの。
でも、「本番の日は空いてるからお手伝いに行きます」って。

いやいやいや。初見でこれだけ弾けるなら、もう練習なしで本番出られますよ!出ましょうよーー。

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コメント

  1. うなゆき より:

    物言えば唇寒し
    覆水盆に還らず

    もうね何度、自分に言い聞かせた事か
    私も口から先に生まれてしまいました
    なので、よはねすさんも失言すると分かり
    チョット嬉しいのでありますヨ

    • よはねす より:

      まぁ!まさか、失言しても喜んでくれる方がお一人でもいらっしゃるとは!
      慰めになります、ありがとうございますm(_ _)m

  2. にゃんた より:

    可愛がってるから言ってしまう、と思う(^^)

    • よはねす よはねす より:

      ああああ。そういうイメージなんですね。まずい。そのケガした方はあたしより5歳も上なんです。敬う気持ちが足りないとこういうもの言いになっちゃうのかもー。