整形外科でもない、膠原病でもない

大多数のお勤めの皆さま、このGWをどうお過ごしでしょうか。

3日間有休取れば何連休、と有効活用できる人は恵まれてるよね。
交通費が高いときに旅行できる財力があって、休ませてくれるホワイトな職場環境。
あたしがいた会社も、有給消化を積極的に勧めていたよ。

医療関係は、そうはいかないね。
祝日に休むだけでも恨まれそう。
そう、こないだから肩が痛くて整形外科に行きたかったの。
開いててよかった。

「肩専門」で検索して出た整形外科のうち一番近いのは神田のクリニックで。
秋葉原なんか通り抜けようとしたものだから、ものすごい人ごみ。
ま、９割がインバウンド御一行様で、1割が呼び込みのコスプレお嬢様たちね。
お嬢様、日本人らしく見える男性を一生懸命探してる。
「そこの二人連れのお兄さん、サングラス首に掛けてるお兄さーん」
うまいね。「自分に目をかけてくれたのか」って喜んじゃうお兄さん、いるかもしれないよね。

しかしいかんせん、日本人が絶望的にいないぜよ。
こういうお嬢さんたち、英語も勉強が必要だね。

日本人が海外旅行するならわかるんだけど、なぜわざわざこの時季の日本に外国からいらっしゃるのだろう。
海外便は高くならないのかしらねえ。

なんとかたどり着いたクリニックで問診票を書いてて思い出した。
肩と手首と、ひざも痛かったんだわ。
レントゲンは手首3枚、両肩2枚ずつ。
技師さんから「膝も撮りますか」と聞かれたのは、放射線をあまり多く浴びるのを心配する患者がいるかららしい。

あたしはもう健康診断も2年受けてないからね。レントゲンは歯医者でしか撮ってない。お願いして、膝も撮ってもらった。

一番痛くて困ってるのは、手首なんだ。
右だから、一日中何をするのも痛い。特に楽器練習がうまくできないのが辛い。
2月のある朝目覚めたら捻挫しててさ。
ひねったわけでもないので、持病の膠原病だろうと思って担当医に聞いたらけっこう冷たく「それは整形外科に行ってください」って言われたんだ。

ああそれから3ヵ月近くも経ってしまった。自然に治るだろうと思ってたらかえってひどくなってきた。
お医者さまは同世代か、もう少し上か。親身に話を聞いてくださって信頼できそう。
彼もあたしと同じように、膠原病を疑った。「指のこわばりはありませんか」だって。

問診票にも書いたのだけど、まさに今治療中なんだよね。
あちこちの関節が同時多発しているのは、まずそちらの影響が疑われる。
レントゲンではなにも異常がないんだって。

ちょっとびっくりした。
膝だけははてっきり「変形性膝関節症」って言われるに違いないと思ってたから。
膝もレントゲン撮ってもらっといてよかったわ。

膠原病の医者に、「レントゲンでは異常が見つからなかった」と良く伝えるように、と言われておしまい。
通院も投薬もなく。

整形外科的に異常なしで、ほっとしたような。
でも治る見込みが少なくなったようで、がっかりでもある。

ま、痛いけど曲がりなりに楽器が弾けているんだから良しとしなきゃね。
膠原病で日常生活が送れない人も多いんだから。
職場の先輩なんか、それで四十代の若さで死んじゃったんだよ。
厳しくて有名な人だったけど、あたしのことは可愛がってくれたんだ。
亡くなったときは泣いた泣いた。

本日のオマケ

これ、容量的に1合しか炊けない土鍋。

昼に1合炊いて半分残して、面倒だったので洗わず卵や醤油を直接混ぜてずぼらチャーハン。

茹でブロッコリーたくさん残ってるのわかっていながら、きのうおいしそうなのが128円だったのでついついダブり買い。冷凍するとおいしくないけど、さすがに冷凍しないとだめだろうなあ。