妹の発表会に行ってきた

おでかけ

あたしの楽器を数年前にグレードアップしたら、古い楽器を妹が貸してほしいという。
妹、クラシックなんてほとんど興味なかったのにな。
でも共通の、しかもあたしの大好きな音楽の話ができるならこんなうれしいことはない。

貸したとたんに楽器の故障が発覚してウン万円も修理費がかかったとか、いろいろアクシデントがあったけど。
レッスン開始1年半のきのう、発表会に出るというので興味しんしんで出かけてきたよ。

初心者クラスは合同合奏だけ。
あたしの行った教室はどんな初心者でも一人ずつステージに上がったけどな。
あたしと違って神経が繊細な妹は、合奏に出るだけでガクブルに緊張したそうだ。
でも、合奏がうまく合わなかったところで、一瞬ニヤッと口角が上がったのをあたしは見逃さなかったぞ。

そうね、レッスンを始めて数カ月のころ見せてもらったときは、弓をほんの10センチぐらいしか使わないでチョコチョコ弾いてたけど、今回はかなり大きく動かしてた。
進歩はしてる。なのにあたしは偉そうに「惜しい、あと10センチ弓の先まで使ってほしい」とクソバイスしてきた。
先生もそんなこと言わないのに、と妹はちょっとびっくりしてた。

プログラムを見たら、あたしの大好物の少人数アンサンブル曲がたくさん。
昼から夜までほとんど休憩なしで8時間近くあるけど、全部聴きたい。

管楽器は興味薄いから、そのあたりで妹家族と合流して遅めランチに出かけた。

久しぶりの生ビールは最高だねえ。
家族たちにもいろいろ喜びごと、お祝いがあった報告を聞いてとてもうれしかった。

家族はそこで帰宅、あとはあたしと妹でちょっと時間をつぶしに甘い物。

フルート合奏が終わるころ、二人でホールへ戻る。

弦楽四重奏4曲は全員大人、講師も混ざる。
うち3曲はあたしもやったことがあるのでうれしい。つまり、初心者でも弾きやすい曲ってわけだ。
第1バイオリンの女性、大人なのに客席に手を振ったりして全然緊張してないな。すごい。あたしよりちょっとうまいぐらいの腕前なのに。

講師がひとりしか加わらない曲は、あたしがやったことのない、いや聞いたこともない曲。
モーツァルトの16番kv428っていうんだけどね。モーツァルトには失礼だけど、個人的には何も面白いと思えない。
一応、貼っておくか。

これは相当聞くのが辛かったぞ。YouTubeと全然違う、まるで現代音楽のような不思議な響き。
初心者ではないはずだから、音がギコギコしてるわけじゃないんだけど。
妹が、昨年の発表会でもこの人の音が理解できなかったから見てみて!と前情報をくれてたのにヘドバン並みに同意。

最後にも弦楽五重奏や四重奏があったんだけど、その間に管楽器の発表が挟まる。
たぶん、弦楽器講師たちが連続出演は疲れすぎるからだろう。
聴くほうも疲れてきたから、6時ぐらいであきらめて帰ることにした。

せめて、聴いてる人も楽しめるぐらいまでうまくなりたいな。
小さいこどもとかね、妹みたいに可愛い大人はいいのよ。もう、ステージに立つだけで微笑ましくて見てるだけで楽しめるから。
あれ、失礼だった?
また来年も、必ず呼んでねー。で、また生ビール飲もうねー。

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コメント

  1. にゃんた より:

    可愛い妹さんの発表会ならそりゃあ楽しめたでしょう。
    妹さん、大人になってから楽器始めたの?
    すごいねー。もともと素養があった人なのかな。
    だったらぼくも、とは絶対に思わないけど。
    ぼくはリコーダーでも両手が使えない不器用な子だったから

    • よはねす よはねす より:

      そうですね、我が妹がやることはなんでも可愛い姉バカです。バイエルだけどうにか終わらせたので辛うじて楽譜は読めるという、あるあるタイプですが頑張ってます。
      あ、バイエルってわかるかな。ピアノの初歩といったら昔の日本人は全員この教本でした。
      リコーダー、なぜ男子たち正しく吹けないんだろうって音楽の授業のたびに不思議で仕方がなかったです。そんなあたしも音楽の通信簿は常に「3」(5点満点ヨ(;’∀’)