今度の日曜に、松本記念館で遊ぶ内容が確定して、ホッとしたのもつかの間。
その松本記念館の前日に、土曜室内楽があって。
今回、3曲参加する。
そのうち1曲は、日曜室内楽発表会に出す曲。メイ、アニーさん、井川さんと示し合わせて、闇連を兼ねて集まる。
あとの2曲の練習が、始めるのが遅くなった。
ハイドンの弦楽四重奏は初めての曲で、かなり難しい。
もともとハイドンなんて好きじゃなくて、応募しなかったのに、希望者が埋まらなかったから幹事さんから当てはめられてしまったの。
組み合わせが発表されてすぐ楽譜を見て、「こりゃ参った」というほどあたしには難しい。
でもさ、先週オケの定期演奏会だったからね。
1週間以上、死に物狂いでそれだけに注力しちゃってたのよ。
あと1曲はドボルザークの「アメリカ」、これはよく知ってるし、5年ほど前に発表会で弾いて、よく練習してある。
で、油断しててね、オケの発表会が終わるまで楽譜を開いてなかったんだ。
今週から練習を始めたら、まー真っ青になるほど忘れてる。
特に第3楽章の難しさは、音楽家なら誰しも話題にする。
原曲・弦楽四重奏用の動画が見つからず、ヴィオラ四重奏だけど感覚伝わるといいな。
曲を耳で覚えちゃったあとに楽譜を見ると混乱する。アウフタクト(前打音、小節の前の飾りの音)が付いてると感じるのが普通の人。
曲を知らずに初めて楽譜を見たという音楽家は、この混乱が起きず普通に正しくリズムを感じ取れると言ってて、ちょっと呆れたことがあるよ。指揮者だったかな。プロのくせに、楽譜を見る前にこの名曲を聞いたことがないだとぉ~?信じられん。
青筋立てて練習していたところに、アニーさんから「アメリカやばい」とメールが入った。
一緒にやることになったアニーさんは、未経験。
第3楽章と第4楽章が、音源の速さでは弾けない。どの程度を目指したらよいだろう、という相談だった。
たまたま、あたしがそのとき開いていた楽譜も第3楽章でね。
ドヴォルザーク自身が指定した速さは、付点二分音符(この場合1小節)=MM72。MMってのはメトロノーム記号のことね、1分間に72回打てる速さ。
これを、あたしがエンピツで「60」と訂正してる。
5年前にやったとき、「60でやりましょう」ということになったんだと思う。
60は、感覚的にわかりやすいよね。1小節を1秒かければいいから。
素人の集まりだからゆっくりめにしよう、となったのか、それともグループの中であたしが超初心者だったのであたしにみんなが合わせてくれたのか。
定かではないけど、アニーさんなら60を目指せばちょうどいいと思う。
なにより、今回この曲をエントリーした女子も、コレやるの初めてっぽいんだ。
楽譜の版を、どれにしたらいいでしょう~なんてメンバー全員に相談してたぐらいだから。
黒一点のバイオリン君は、超ウマイ。
彼とは数回ご一緒したことがあるけど、ヘタクソなあたしに一言もアドバイスもせず、文句も言わないよ。
きっと、あたしたちに合わせてくれるよ。
それに対しアニーさんの返信。
「とすると、第3楽章は♩=180で、同じ割合だとすると第4楽章は♩=127を目指せばよいのですね」
第4楽章は、ドヴォルザークの指定は♩=152なの。
そんなすぐ計算できるの。やっぱりアニーさんて頭いいよなー。
あたしは電卓を取り出して検算した。
72を60にするってことは、60÷72=0.83333・・・
152に0.33333・・・を掛けると126.6666・・・
なるほど。約127となるわけか。
いやー、数学的に考えたら合ってるけどね。
果たして、3楽章と4楽章が同じ割合ゆっくりさせていいと決まっているものだろうか。
ま、目指す目標としては、それぐらいでいいか。
そんなことで突っ込むのも大人げない。
もう返信はせず、またアメリカの練習に戻ったのであった。
本日のオマケ

2週間前のキャベツが使い切れないうちに、またキャベツが届いちゃった。じゃがいもも千切りにして、じゃこ炒めにした。
元レシピはキューピーさん(のリンクが切れてたので、移行先タスカルをご紹介。画像なくてごめんね)なので、マヨネーズで炒めなさいというんだけど、マヨネーズ切らしてるんで普通の米油と塩コショウで。
あーそれと、キャベツではなく水菜を指定されてる。パプリカもレシピにはない。さらにじゃこではなくベーコンを指定。つまり全く別の料理ね。
枝豆も届いたので、「だし浸し」というのをやってみた。枝豆のさやの両端を深く切り落として、水でなくだしで茹でて、冷やしただしに浸けておくというの。さやから出る出しをチューッと吸いながら食べるのが絶品、なんて書いてあって。
おいしそうな気がしたけど、ちょっと引っかかる。枝豆そのものの味がわからなくて、勿体なくない?
で、半分はだし浸し、あとの半分は切り取らず茹でただけと分けてみた。
だし浸しは、手にだしが垂れてきて食べるの大変。まあだしの味はおいしいよ。
ゆでただけの方は食べやすい。でも、豆の美味しさは、、、塩味を付けてないから、美味しいかどうかわからなかった。残念!



コメント
何故か分からねど、元レシピが見れないでござる
枝豆さん、色々とレシピが出てくるけど
やっぱ、オーソドックスに茹でて、塩パラリに
戻ってくるのよね〜
そう言えば、枝豆の産毛も昔はいっぱい生えてたなぁ〜
昔を懐かしむ、お年頃になりました
ドボのアメリカ
曲を聞く前に楽譜を目にする
どこから突っ込めば良いのか
何気にハードルが高いでござる
教えてくれてありがとう。リンク切れしてたので、ちょいと修正しました。
ほんと、枝豆はシンプルに塩で揉むのが一番て確認しましたよ。そういえばきのうの枝豆、産毛がほとんどなかったわ。自然栽培(無農薬無肥料)なんだけど、生育条件じゃなく遺伝子の問題かしらね。