きのうは、チェンバロを習ってる大手楽器屋のバイオリンコースのイベントに行ってきたよ。
バイオリン初心者の誰もが習う、ヴィヴァルディの協奏曲「3の6」の、ソリストになっちゃいましょうという企画でね。
あたしのチェンバロ先生が、その伴奏を頼まれた。
ありがたいことに先生、あたしが通奏低音に興味を持っているからって、あたしも同席してちょこっと弾かせてもらうように頼んでくれたんだ。
バイオリンの生徒さんは、参加費を支払う。
あたしは?ただ無料で参加するって、虫が良すぎない?
なんか気が引けて、あたしも弦参加で申し込んだよ。
先生にそう言ったら少しだけ驚いたみたいだけど、「それはよかった」と言われた。
ビオラやチェロも募集してるから親友メイにもチラシを渡して、「もし興味があったら」と営業しといた。
当日(きのうね)、彼女来るかなーと淡い期待を持って行ったけど、やっぱり来なかったわ。
会場に入ったらすぐチェンバロ先生がこちらに来て。
今日はまず、弦レッスンだけやってもらうと。
チェンバロ試奏は、3回あるイベントの次回以降にできると言われた。
普通ならがっかりするかもしれないけど、そうでもなかった。
だって、あまりにも弾けない状態だったからさ。
先週のレッスンでその様子を先生がご覧になり、そう判断されたのかも。しょうがない。
自分ではね、一夜漬けをけっこう頑張って、ある程度は上達したと思ったけど。
で、弦レッスンの先生はヨーロッパに留学してバロック音楽を学ばれた華麗な経歴がおありで身構えたけど。
生徒がみんな緊張しているのを何とかほぐそうと、かなりカジュアルに接してくださった。
ソロパートを全員、交代で弾くという企画なので、最初に座った席に置かれた楽譜に教わったことを書き込んでいたのに、何度も席を交代するうち散逸してしまい。
いや、またしても言い訳か。講座が終わって帰るときに、あたしが書き込んだその楽譜を回収するのを忘れてしまった。
あれ、誰が持って帰ったんだろうな。最後まで残されて、教室が処分してしまったかもしれない。
あたしの興味がチェンバロに向いてたせいもある。
自分が弦を弾きながら、視線も耳もチェンバロに集中してたな。
終わってから先生に挨拶に行って、ちょっとだけ触らせてもらった。
教室のチェンバロと違って、このイベントスペースのは小型スピネット。
あたしが今発注してるのと全く同じものだよ。
ちょっとおちゃらけて、ポールモーリアでも弾いてやろうと思ってたのに、いざ向かうと頭からスコーンと抜けてしまって曲が思い出せなかったよ。
チェンバロより小さいから、音量も小さいと誰かが言ってたけど、むしろ教室のチェンバロより大きく聞こえる。
そう言ったら先生が説明してくださった。
フタが自分の方を向いて傾いているので、音が直接自分に向かってはね返って来るからキツいって、そういえばいつか同じ事言われたわ。
というわけで、楽しみでもありプレッシャーでもあったイベントは、平和に、何事もなく終わってしまったのだった。
次回は生徒さんがもう少し増えるとのこと。
先生からは、「次回はまず第1楽章だけやってみますか」と言われた。
あたしも、それがいいと思う。欲張って全曲やっても、やり切れなくて身につかないよね。
よく知ってる第1楽章だけ、なんとかなる所まで持って行けたらいいと思う。
本日のオマケ
きのうは、昼にこのイベント、夜は市民オケのダブルヘッダーだったんだ。
1食ぐらい、まともな食事を摂っておかなきゃ。
13時すぎ、食堂が閉まる間際に入るのは申し訳ない。
カレー店をのぞいたら、お客が二人見えた。まだ大丈夫そうだな、入っちゃえ。


インド人とおぼしき女性が、スゴイ笑顔で接客してくれる。
辛さは4種類から選べるのだけど「カラサはフツーでイイデスカ」と笑顔でいきなり言われ。
そういう客がほとんどなのかな。あたしは一段階上の「辛口」をお願いしたよ。ちなみにその上は「激辛」。
ダル(豆)カレーとミックス野菜カレーの2色を選んだけど、どっちも、全く辛くないのよ。小学校の給食カレーぐらい。あ、味はもちろん給食並みじゃなく本格カレーだったよ。
塩味も、薄かったなあ。酷暑と冷や汗で、体が塩分を要求してたんだろうか。
きのうは歩きすぎる危険があったから、一応電車を使ったんだけどな。
お会計の時に「全然辛くなかったですー」と言ってみた。笑顔が少し曇って、申し訳なさそうにされた。次に来るとき、もっと辛いのにしてみますね。ごちそうさまでした。



コメント
オ、昨日も充実した一日でんな❣️
そんなよはねす先生画嫉妬して呪われずに済むように
楽譜の回収忘れ、って言う失敗をオマケで付けてくれたのかも
言葉って、難しいなぁ
一度、頭の中で考えてから、なんて言うけどさ
そんな事、ムリムリやんなぁ
ア、もしかして、このコメントも勢いで書いてるけど
チョット、推敲した方が良いのか。
夜、オケから帰ってきてから配られた楽譜が無いことに気づいたのよ。遅すぎ。ま、これがあたしの平常運転だわね。うなゆきさんに呪われず、喜ばせることができたなら御の字!
うなゆきさん推敲しないで勢いでこれだけ書けるなら、もう十分ですよー。文章なら迷ったら推敲できるけど、言葉はねー、出ちゃったら取り返しつきませんからねー。ほんと、ムリムリですわ。よかった、「言葉は考えてから発しなさい」なんて言われなくて。