一度は応募期間を過ぎてしまい、二度目は抽選に外れてしまった。
三度目の正直で「題名のない音楽会」の公開収録に当選して、きのう行ってきたよ。
今回は、バッハコレギウムジャパン(という名の合奏団体)とその主催者鈴木雅明さんと、息子の優人(まさと)さんが出演。
お二人とも指揮をし、チェンバロを弾く。
先日鈴木秀美さん指揮の公開リハーサルも行ったから、これで鈴木ファミリー一気に制覇したぞ。タダで。あ、秀美さんは雅明さんの弟でチェロも弾かれる。
優人さんは、NHKFM「古楽の楽しみ」のパーソナリティを時々なさってる。
きのうの朝放送されたのは、バッハの複数のチェンバロによる協奏曲を3曲だった。
伏線に気づかなかったな。
きのうの収録でも、お二人のチェンバロで「二台のチェンバロのための協奏曲」を披露してくれた。
立派なチェンバロ二台、鈴木さんの私物かなあ。レンタルかなあ。
休憩時間にロビーでモニターを見ていたお客さんの会話で、チェンバロが運ばれてきたと知り、ステージ近くまで見に行った。
スタッフが大勢いるから、メーカー名は見えなくて残念。
入場時もらったプログラムをざっと眺めただけで全然読まなかったので、気づかなかった。
こういう番組では、誰もが知る曲しか取り上げないからつまんないな、と、しまい込んじゃった。
古楽器しか使わないバッハコレギウムでメンデルスゾーンまでやるのかー。
ステージで異様に目立っていたのがコントラファゴット。
ああ、写真撮影禁止が残念。
垂直に、太く茶色い物干しざおみたいなのが立ててあった。普通のファゴットのちょうど倍ほどの長さだよ。
ちゃんと楽器紹介してくれて、ぶりぶりバリバリとひどい低音を聞かせてくれた。
どうやって運ぶんでしょうね、と司会者が振ったら横に抱えて「えっさ、えっさ」と言わんばかりに数歩歩いてくれて笑ってしまったけど、「そんなはずはない」と司会者がツッコむ。
もう一つ、変な形のラッパ「オフィクレイド」。あ、これがそうなの。
ベルリオーズの名曲「幻想交響曲」でも指定されているけど現代では普通チューバで代用してるんだって。
という話を先日知ったばかりだったから、実物を見て音も聞けてうれしかった。
真夏の夜の夢でも使ったんだね。
普通のチューバより細く小さく、でも構えはいっしょでベルを上に向けて立てて持つ。軽い音だった。
トランペットも、現代のつんざくような音じゃなくて軽いのびやかな音。
いつもは楽器紹介なんて子供のためのものなのでつまらなくてしょうがないんだけど、これは面白かったなー。
弦楽器は、見た目は変わらない。バイオリンとビオラはあご当てと肩当てを使わないのが古楽の奏法らしいけど、2階席からはまったくわからない。
ただ「ガット」でできた弦を使う、ってぐらいの紹介だけ。
テニスラケットなんかにも張るガットは腸、とは知ってる人が多いだろうけど、ホルモン焼きの「ガツ」がガットのことだとは今まで気づかなかったわ。
弓の引っかかりが強いので、弾きはじめの子音が大きく出ると説明される。
あたしもガット弦使ったことあるけど、それは全く感じなかったな。むしろソフトなイメージだった。
音色よりも何よりも、強い違和感があったのは最初のチューニング。
絶対音感がないはずのあたしでも「んん~ん?」と首をひねっちゃういつもとズレた音。
これについては、説明一切なし。ま、知ってるからいいんだけど。弦の張力を弱くするから、現代ほど大きな音量は出ないはず。
公開収録は、やっぱり2週放送分まとめて録るんだね。
アナウンサーの衣装もやっぱり変えるんだ。
中学の時見た「オーケストラがやって来た」の公開収録以来二度目だったけど、スタイルはそっくり。
オープニングコール用に撮り直しして、お客も拍手をしなきゃならないのは少々めんどくさいけど。
また、指揮者の顔に当てるためらしい強いライトがあたしを直撃して、演奏時はずっと指のすきまからしか舞台を見ることができなかったの。
ちょっと席がずれたら大丈夫だろうと思うんだけど。これは辛かった。
でも、チケットに最初から注意書きがあったからね。タダで見られるんだし、文句は言えない。
本日のオマケ
土日がめちゃくちゃ忙しかったんでね、作り置きおかず切らして。
きのうはあれこれ作り置きに励んでて、このお出かけを忘れそうになってた。
いや、ほんとに忘れて、きのうで閉店しちゃうスーパーでいっぱい買い込んでさ。
名残惜しかったよ。レジのお兄ちゃん、あたしに気があるのか?と勘違いしそうなほど感じ良くいつも目を合わせてくれる人だった。最後に「またお越しください」と言っちゃってあわてて手で口を押さえたから思わず笑っちゃったよ。「お元気で」と言ってもらって、あたしも名札見なくても名前覚えてたけど、その時だけ度忘れして「○さんも」って言えなかった。
買っちゃったカツオたたきとなめこは食べていかないとだめでしょう。
作ったばかりのレモンもやしと酢たまねぎでカツオ食べて、すぐ出かけた。
収録場所が地元上野だったから助かったよ。
コメント
キャ〜懐かしい
題名の無い音楽会の公開録画
10年以上前、良く行ってましたヨ
三軒茶屋の昭和女子大の人見記念行動
当たり前だけど、アンコール無しで、終わりがあっさりしていて
最初はビックリしたなぁ。
まだ、ハガキで応募してた時代です
バッハコレギウムの鈴木さん、活躍の幅、広いですよね
指揮も演奏もして…
そうか、題名のない音楽会にも出てるんだぁ
まー!知ってたらあたしも応募してたなあ。応募要項は番組でお知らせがあるのかしらね。そのころからテレビ見なくなってたから情報弱者でした。
ところでさ、うなゆきさんのブログ「コメントが禁止されてます」って出て書き込みできないのよ。なにか制限変えました?ひょっとして、あたしだけ?( ;∀;)
設定、確認しました
お手数、お掛けしました
最初、誰かに連れて行って貰い
大体の公募開始時期を教えて貰って
ネットでチェックして、往復ハガキ出してた気がします
今は、全てネットで完結するのかしら。
まだ、若くお金がない時代でしたヨ
教会とか、区民センターの演奏会しか行けない時代でした
あらまっ。ネットが世にできたころから行ってたのねー。昨年5月からはネット応募だけになったみたいですよ。
その時代の節約が今、実を結んでます。苦労した自分とうなゆきさんをほめたいと思います。
ではこれから早速うなゆきページへGO!
ごめんね。やっぱり「このブログへの書き込みは禁止されています」ですって。あたしだけ?あたしだけ?( ;∀;)
そんな気がする。
PCリセットするか、再立ち上げすれば出来るようになるんじゃないかな。
にゃんたさんありがとう。スマホからでも「禁止されてます」と言われてしまったんです(@_@)とりあえずPC再起動してやってみますね。
題名のない音楽会はいまいち好きじゃなかったなぁ。
アメリカにいた頃、ケーブルテレビにジャパンタイムってのがあって日本の番組流してくれるんだけど、何もこれ流さなくってもって思ってた。
この後がシオノギミュージックフェアだった。
大人になってからはあたしも滅多に見ませんでした。誰が司会だったかなあ。永六輔のは見ましたけど、その後は見てないかも。面白いときとそうじゃない時の差が激しかったんです。今も、応募したい時と全然興味ない時とバラつきがあります。
で、再起動してもやっぱり禁止は解けませんでしたー。一応、ご報告をば。
うなゆきさんがわにちょっと考察コメントした。見てみて。
いつもお世話になります。あたしはchromeでなくedgeを使っています。で、「簡単なコメント」を試してみたんですがやはり「このコメントは禁止されています」ですと。
Wi-Fi切ったスマホならできたので、しばらくはこの手を使うことにします。ありがとうございます。