オババが幹事を引退

交流、交際

平日室内楽に行ってきた。たぶん、年末に行って以来の3ヶ月ぶり。

ここは何かと制約が多くて、仲良しフルートさんも石田さんも、出番がもらえないことが多々ある。

二人とも、幹事のオババに迷惑をかけるから、今年からはもう行かないなんてこっそりあたしに言うの。
そう言われてみると、自分の脳で考えないあたしはすぐ影響される。

それもそうだよな、と思って。
一気に三人抜けると、オババがどう思うかわからない、とフルートさんはおびえている。
だから、あたしは感づかれないように、少しずつフェードアウトしようかな、と思ってたんだ。

ところが、状況が変わった。
この会はオババが創設して10年。ここまで頑張ったけれど、幹事を交代したいとお知らせがあったよ。

自分から「やります」なんて手を挙げる人は、まずいないよね。
あたしが休んでいる間に、出席した人たちに相談して、その中から4人抜擢して、幹事団を作ることになったんだ。

きのうは、オババ幹事の最終回。
新しい幹事の提案で、オババともう一人、幹事の補佐をしてくれていた方にお花を贈ろうと呼びかけがあってね。
賛同者から300円ずつ集めて、挨拶の時に贈呈したんだよ。

そしたら、オババはもう毎回来る義務はなくなる。
まあ、それでも来るだろうけどね。
とにかく、オババが苦労してたアレンジは新しい幹事団の仕事になる。
もう、石田さんもフルートさんも、これまでみたいに排除はされなくなるんじゃないかなあ。

さてさて。
ご挨拶のあと、あたしの出番は1曲だけ。
ドボルザークの三重奏「テルツェット」。
今回、わけあってチェロが参加できない。チェロの入らない曲で募集があったんだ。

もう5年以上前かな、チェロの岸部さんを嫌がって、ある仲間が「もうチェロ抜きで遊ぼう、テルツェットなんてどう?」って言われたことがあった。
どんな曲か、その時は知らなかったけど、曲名だけは覚えてた。
で、今回エントリーしたらね。
とても上手なお二人のおじさまをあてがってもらって喜んで、いざ練習を始めてみたら。
最初は簡単。でもどんどん難しくなって、第4楽章は演奏不可能!
お二人の練習が進まないうちにと、慌てて第4楽章のカットを申し出た。

おひとり、ちょっと植木等に似てるひょうきんな方からはすぐ「わたしも同じ気持ちです」と賛同があって。
えー、あなたのような上手な方でも?と思ったけど、うれしかった。
もう一人S山さんはノーリアクション。たぶん、余計なことは言わないってだけだと思う。
自分なら弾けるけど、よはねすが弾けないって言うのだからそうしましょ、ってことだと解釈した。

怖がっちゃってるほうの植木さんは、了承の返信がないことにすら怯えたみたい。
二度目のメールに「皆様練習が進んでいると思いますが4楽章はカットでよろしいですよね」と再確認。

いや、この会、自分では手に負えないような曲でも甘んじて受け入れてくれるのがいいところですよ。
他の会では呆れられるとか迷惑を掛けることになるけど、この会はそんな人いないですから。
・・・って、返信しといた。
きのう、顔を合わせた時にも全く同じことを言ったよ。

音楽は、とっても気持ちよく弾けたよ。
上手い人に付き合ってもらうと、楽しいねえ。
あたしだけ、音程がひどかったり、うまく入れなかったりはあったけど、自分のことを棚上げするのは得意なんだ。

あたしと植木さんは、ネットからダウンロードした楽譜だから一緒だけど。
S山さんの楽譜は違うみたい。小節数がついてて、練習記号のアルファベットがついてない、ヘンレ版をお使いだ。

なんでそんな高い楽譜を持ってるんですか!と聞いたら。
「ある人が膨大な倉庫を持ってて。そこから貰ってきたんですよ」

あれ。こないだどっかで聞いたような話だな。

もしかしてそれ、Kさんですか、と聞いてみたらビンゴ。
あたしはKさんのことは知らないけど、先日の土曜室内楽で「Kさんの倉庫から貰ってきた」というヘンレ版楽譜を、あたしももらって使ったんだ。

倉庫というのは、ネット上で。
ヘンレ社は、あるいっとき、無料でネット公開してたことがあったそうだ。
その短期間にKさんは、きっと全部ダウンロードしたんだろうって。
そうでなきゃ、どの版社よりも一番高価なヘンレ版を集めるだけで大変な財力が必要になるはず。

そんな話で盛り上がったけど、まだ10分ほど時間が余る。
S山さんが「じゃあ、4楽章行ってみますか」と切り出す。
えー、練習してませんよ。と断って、弾きだした。
途中までは弾けるんだけどね、弾いてても難しいばっかりで、そのわりに美しくもなく徒労感でいっぱい。

植木さんがネットで評判を集めたら「ドボルザークが最後に調子に乗っておかしなことになってる」って意見もあったそうだよ。

最後に、「わたしの希望に付き合ってもらってありがとうございました」とお礼を言って、先に帰る。
お二人とも、新幹事団の団員。これから打ち合わせでもあるのかもしれない。
植木さんはニッコリ、バイバ~イというふうに手を振って見送ってくれた。

家に着いたら、S山さんから会員全員にメールが来たよ。
すごい。5月のエントリー募集は、ネット上のフォームで入力するようになってる。
入力したら即、結果が表になってグーグルシートに反映されるの。

今まではオババのメールに直接返信するだけだったけど、これからは出席する人の名前など発表前からこれでわかっちゃう。
画期的に便利になりそう。フェードアウトするの、やめたくなってきたよ。

本日のオマケ

夜コンサートに行くので、その前にぱぱっと夕食。うどんと一緒にレタスの芯も茹でて、冷蔵庫にあったいろいろを乗せただけ。

シシャモもズルして、焼いてあるのを買ってきただけよ。働いてたころは、シシャモを焼くなんて何も大変じゃなかったのに。それすらしたくなくなってきた。いいんだ、こうして少しずつ料理定年に移って行くんだ。

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コメント

  1. うなゆき より:

       〜巨石墜つ〜

    一つの時代が終わった
    オババ、頑張り自分の帝国を作りあげ
    我が春を謳歌する
    高笑いが止まらない時が確かにあったのだ

    しかし、時の流れは無常で
    表舞台を降りて行く

    その舞台を降り帰ると
    新システムの名のもと、さらに光り輝いている
    ———————————————

    ア〜、オババかわいそう
    権力を手放したら駄目なんやで!

      

    • よはねす よはねす より:

      おお、ここにオババの一ファンが惜しむ声を。ダメダメ、せっかくの名文でも、絶対このブログを彼女に読ませるわけには。

      権力は好きだったかもだけど、10年の間にはあたしら下々の者にはわからない苦労が時々あったそうで。きのうも、自分で作った時間表を間違えて20分も早く来てね。「もうダメだわ~」なんて笑ってました。
      かわいそうかもだけど、盛者必衰とはこのことね。

  2. にゃんた より:

    オババ楽団を辞めるわけではないんでしょう?
    これからは同じ演奏仲間として仲良く、なのかな?
    お姑さんにはならないよね。

    • よはねす よはねす より:

      はい、彼女の余生はストレスなく一緒に遊ぶだけになるはずです。とは言えね、ついご指導してしまうのは彼女の習性。姑ちっくに感じる人は多いんじゃないかなー。