アマオケＤＶＤ（続・リタイア者の盆休み）

現役会社員時代は、「お盆といえば休み」ではなく、「通勤がラクなのに休むなんてバカなの？」って思ってた。
リタイアして初めて、人並みにお盆休みの感覚を味わうことになるかな。

とはいえ、親戚集合も控えるこのご時世のお盆は遠出でもなく。
オケ練習もチェンバロレッスンもお休みなので、結局、おうち満喫期間。

この前出演したオーケストラ演奏会のDVDを先週もらったので、やっと鑑賞してみた。
うーん。一番後ろの席だったから、カメラワークがあたしのところまで回ってこない。
ごくたまにしか映ってない。それも、10人ぐらいのフレームの端っこにやっと入ってるぐらい。

テレビで、プロの演奏を放映するのとはわけが違うんだよ。
アマチュアの団体を撮影するときは、一人一人をアップでなめるように撮影しないと苦情が入るんだって、聞いたことがあるよ。
ちなみに、プロのオケは奏者じゃなくて楽器だけをアップにする。

昔はねー。プロに丁寧に撮影編集してもらってたから良かったけど、ある時からオケ関係者が趣味で撮影すると言い出して。
彼なりに楽譜を読み込んで、一生懸命「ここでトランペット、ここでバイオリンソロ」とかアップしようとしてるのはわかる。
タイミングが少々ずれるぐらい、我慢するよ。

あとはね、機材の質の問題で、あんまりアップすると画質がボケボケになるの。これも、仕方ないかなあ。
きれいな画質で一人一人アップで撮られた時代、若かったからよかった。
今、あの画質でアップにされたら逆に困る！

実は、3年前に出演した演奏会のDVD、あまりに長大な曲で、最後まで観てなかったのがある。
3年もの間、いつでも続きが観られるように机上にDVDを置きっぱなしだったというのに。
ついに、これを観られる日が来た。

・・・・やっぱり長大で。最後まで観るのがもったいない。
素晴らしい曲で、しかもあたしの座っている席が素晴らしくよくカメラに収まる位置で。

これを全部観てしまうと、もう今日は楽器練習する時間がなくなっちゃう。

まだ、お盆期間に入ったばかりだからね。
思い出に浸る時間は、今日じゃなくてもまだまだ残ってるよ。