すみだトリフォニーホールに行ってきた

おでかけ

縁もゆかりもないアマチュアオーケストラ演奏会に行ってきた。
タダで聴ける演奏会はないかと、各音楽ホールのイベント一覧から探したら見つけたのが渋谷交響楽団という、失礼ながらあたしは全く知らないオケだった。

昨今、無料と言えども入場自由とは限らないのね。
ここも、Googleフォームで事前申し込みが必要。
驚いたことにわざわざ入場券を郵送してくれた。しかも座席指定。
演奏会終了後は券を回収するというので、会場内で写真を撮っておいた。

このホールの設計が好き。目の錯覚で、正面のオルガンがこっちに倒れて来るかのように見える。
もしオルガニストが座ってたら、こっちに滑り落ちそう。

床も、普通は階段状なのにここは完全フラットなスロープで、歩くとすべり落ちるような錯覚も味わえる。目まい持ちのあたしはちょっと怖くて、何かにつかまりたくなる。

驚いたのは指揮者、以前あたしの入ってるオケでも2回も振っていただいたことがある。
ちょっとメンタル弱そうな線の細い方だけど、音楽はすごくはっきり、何をやりたいか伝わって来るよ。

10年ぶりぐらいかなあ。マスク着けたままなのでお顔が半分しか拝めなかったのがとても残念。
そして、半分だけのご尊顔だがまるで別人のような変貌にも驚き・・・
あちらが変わられたということは、こっちも同じ分だけ老化してるってことだけどね。

でも、後ろ姿で見える指揮ぶりは一層キレがよく。
音楽は3曲、全部すごく気持ちよかった!
・サンサーンス歌劇「サムソンとデリラ」からバッカナール
・リヒャルトシュトラウス交響詩「ドン・ファン」
は、あたしも弾いたことがあるのでノリノリ。
両隣のおじさま達はそうでもないな。右隣のおじさまなんて2曲の間ずっと眠ってらした。
しかし休憩後の
・チャイコフスキー交響曲第4番は、最初から最後までおじさま達も大興奮。
ここぞという時に拳を握り首を振り。もちろん、全然迷惑なんかじゃないよ。
あたしはこの曲だけやったことがなくて残念。ぜひ、死ぬまでに一度は弾いてみたいものだ。

弦楽器の響きがまるでプロのように整ってる。相当練習したのか、上手い人が揃ってるのか。
管楽器もうちのオケよりずっといい音だなあ。
プログラムにハープを使ったからだろう、アンコールもハープを使う曲「カバレリア・ルスティカーナ間奏曲」だったよ。
最後に客席に向いて全員立ち上がるんだけど、ある美貌の女性一人だけすごく怖い顔だったの。
なにか納得いかない失敗でもしたのかしら。別嬪が台無しだよ。
あたしも、もし失敗した時は最後に怖い顔しないようにしようっと。

このホールは錦糸町駅からすぐのところにある。スカイツリーがめちゃくちゃ良く見える。

最近、都バスを使うことを覚えてラクになった。うちから乗り換えなしで早く行ける。
ここのマンション買う時に、売主が「バスを覚えるとなかなか便利ですよ」と教えてくれたんだ。
帰りは急ぐ必要もないからJRを使った。少し歩きたかったし、交通費も若干安いし。

渋谷交響楽団か。うちより10年ぐらいあとの創立だから、団員の平均年齢も10歳ぐらい若そうだ。
次回は渋谷のさくらホールか。一度だけ行ったことがある。
指揮者が別の人なのが残念だけど、また行きたいよ。

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コメント

  1. にゃんた より:

    半分しか見えないお顔が別人のように変わってるのに、その人だってわかるのね。
    なんかすごい
    スカイツリーがかっこいいね。

    • よはねす より:

      いいえ。正直申しまして、チラシの前情報があったからわかっただけ、いきなりお顔を見たら絶対どなたかわからなかったはずです。時間って、酷ですわー。
      どちらかというと東京タワー派なのですが、スカイツリーの方が骨だけじゃなく未来的だしライティングも凝ってて、やはりかっこいいですね。