お腹空いた

きのう土曜のオケ練はいつものように夜。
ほんとはねえ、昼間のうちに学校コンクールを聴きに行くつもりだったんだけど。
時間も体力にも無理があった。

ピアノの練習だけはしっかりしておきたい。
気づいたら4時。あと1時間で、夕ご飯作って食べて片づけて、って、できるのかいな！？

冷蔵庫あけてバタバタしたらブロッコリー買ってあった。
ああ。買った日に茹でなきゃ。明日は茹でてる時間ないしぃ。
まず大きなブロッコリーを茹でながらサラダとパスタを作って食べて。
片づける時間なし。なんとか目標の5分すぎに家を出た。

きのうはね、第九の初・合唱合わせだったんだ。
会場に着いたら、みなさん外で待っている。まだ入れないのかな、と思ったらそれは合唱団の皆さんだった。
オケの仲間は、中で椅子並べに苦心している。

いつもと違う会場、やや興奮しながら練習開始。
指揮者先生、先日の練習を突然休んでしまったことを詫びる。

N響で来日できなくなった指揮者の代役を急遽果たしたのでね、団から花を贈ったそうだ。
知らなかった。
「花がいい匂いだったのでクモがいまして。音楽がまさしくクモが登場する話なので、『まんまじゃん』とテンション上がりました」
これも知らなかった。あとで、あらすじ調べておかなきゃ。

後日、テレビでも放映されるそうだ。みんなうれしそうに拍手をおくる。
いいなあ。あたしもぜひ見たいなあ。
こういう時だけはテレビが欲しくなるなあ。

合唱隊は昼から練習しててね。オケが後から来て、第四楽章だけ合わせたら帰っちゃう。
当然だけど皆さん興奮して、オケのチューニングが始まってもざわざわが大きくてちょっと困った。

しかし！今年の合唱はいつもと違う。今までで一番上手。
音楽に遅れずピタリと合うし、音程も正しい。
コロナの間に、いつものお年寄りたち引退しちゃったのかな。

第四楽章の最後の最後まで演奏し終わると、合唱隊がうれしそうに拍手する。
これはもう、初合わせのとき毎回起きるのがお約束。

合唱隊がいなくなった後でオケだけの連絡時に、団長さんが「合唱のみなさんがあんなに頑張っているので、我々も頑張りましょう」と挨拶。
あたしとお隣さんが、団長を振り返って大きくうなずく。

後ろの管楽器の人が、あたしの肩を突っつく。
なにかと思ったらね、「今日このあと飲みに行く？」と突然のお誘い。
驚きのあまり、よく考えられず「今日ですかあああうーん」と断ってしまった。

先週の練習時にね。
元団員女子と、この方と、たまに飲みに行くことがあると聞いたので「今度あたしも入れて」ってお願いしたのよ。
きのうは元団員はいないけど、別の弦楽器男性と飲みに行く約束があるんだって。
その人は特に好きじゃないんだけど、ま、よく言えば面白い人。
メンバーに不満はないんだけど、翌日にも用事があるしなあ。

しかし、ほんとに練習が終わって帰途についたとき。
ああ、やっぱりお誘いに乗ればよかったかな、と半分後悔した。
なにしろ、お腹空いて空いて仕方なかったのよ。
第九ってすっごく体力使うわあ。

うちに帰ってきたのは10時前。
寝る直前にもの食べちゃいけないと長年思ってたけどね。
こないだ読んだ本では「お腹が空いて眠れないのは当たり前、食べなさい」って書いてあったの。
うう。いいこと言ってくれる。

薄い味噌汁作って、茹でておいたブロッコリーをたくさん齧った。
味噌汁の具はまとめて煮てあるのでね、だし粉と味噌を溶いてあっためるだけ。
ブロッコリーの煮汁、まだほんのり熱が残ってたのでそれを使って。
煮汁にはブロッコリーの栄養が豊富に溶けてるから、捨てちゃだめよー。

味噌汁の写真はないけど、出かける前に作ったパスタの写真を載せておく。

長ネギが干乾びないうちに使いたかったので。

ごま油で生姜のみじん切りを炒めて、薄切りネギを加え塩こしょう醤油で味つけ。
ゆでたパスタをからめて皿に盛り、とろろ昆布と、おろしたチーズをたっぷりかける。

というレシピはあるチーズ屋さんのＷｅｂサイトから。
とろろ昆布がないので、代わりに昆布茶を混ぜて味付けしといた。

ワイン我慢するの大変だったよ。