「青ダニ」とは

気密性の高い家 音楽

きのうは、オーケストラ次回演奏会に向けた初練習だった。

後方席に陣取りたい。
あら、トップ奏者さんが最後列にいて、お隣が空いてるよ。
彼女の隣は畏れ多いから誰も寄り付かないんだな、ラッキー。
と思って「お隣いいですか」と座ろうとしたら「前に詰めてください」と断られてしまった。

あら。前から2番目の席が空いてるわ。
しかたない。トップさんは前半プログラムと後半プログラムで交代するんだった。

まずは、1曲め。
練習予定表をみたら、曲目が「青ダニ、ブルックナー」と書いてあったよ。

何よこのセンスない略し方は。

前もって配られていた楽譜はワルツ「美しく青きドナウ」だった。

ドナウ河って、英語でダニューブ河っていうんだってね。
なぜ無理に英語を使ったのか、わけわからん。

イバノビッチの「ダニューブ河の漣(さざなみ)」って曲は有名だよね。
あれは唱歌として日本語に訳されたときにそう名付けられたから、仕方ないのである。

映画「間諜X27」で、美しい女スパイ(間諜)が死刑前夜に「最後に欲しいものはあるか」と聞かれ「ピアノ」って答えるんだよね。
独房に運ばれてきたアップライトピアノで、彼女が「ダニューブ河の漣」を弾くのがかっこよくて。
未だに、あれほどかっこよく弾けない。

話が逸れた。我々が練習するのはこの曲ではなく、あの有名な美しく青きドナウである。

指揮者は、見たことがあるようなないような。我々と同年代ぐらいの男性トレーナー先生だた。
今まで、各トレーナーさんも本指揮者もお若い方ばかりだったので、逆に新鮮。
すごく的確に指示されるので、とっても気持ちがいいよ。

このワルツはクラシック曲なのに、ポピュラー曲みたいに繰り返しが多くてこんがらがる。
我々パートが盛大にまちがったところをもう一度やって「これで大丈夫?」
「ここだけは先ほど大きく混乱したのでもう一度やっておきましょう」
「本指揮者の表情付けがわからないので、なるべく表情を付けずにやっておきます」など気づかいもさすが。

ブルックナーもそんな感じ。

「練習記号Lの6小節めから」と言って2回やり直したのにラッパが正しく入れない。
「数が数えられない人がいるのでLからやりましょう」とか。

あたしが何度も大笑いして反応するので、指揮者だんだんあたしの顔ばかり見るようになってきた。
いや、笑うたびにお隣さんや、さらにその向こうのお隣さんとも目が合ってニヤッとするんだよ。

とても楽しい練習だった。

練習後、まだ雨が降ってなかったな。予報で雨だから夕飯外食を諦めて、3時半に昼夜兼用ごはん食べて行っちゃった。

ま、それでも家に着いたのは10時前だったのでね。外食して帰ったらもっと遅くなっちゃう。

今日は室内楽演奏会本番なのよ。お風呂はきのう昼間に入っておくしかない。粗大ゴミも出して。今朝は5時半起きでブログ書いて、夜はウチアゲ参加。夜は雨やむみたいでよかったな。

食べものの写真がないので、今日のオマケは梅の花にしておく。

うちの近所の梅は、けっこう前から咲き始めてるよ。

うちのマンションの梅は、咲くのはまだまだ先みたい。でもちょっとつぼみがふくらんできた。

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コメント

  1. にゃんた より:

    フランス語でもダニューブだね。
    ドイツ語かあ。
    こちらの名物に干し梅があるんだけど、タネ入ってるんだよね。エイドに置いてあったけどちょっと不人気みたい。

    • よはねす よはねす より:

      あら。フランス語でもダニューブでしたか。語学の話ならにゃんたさんですね!
      梅干しは好きです。おにぎり買うときは必ず梅を探します。
      でも干し梅は甘いからNG・・実は表示見ただけで甘そうだからって、食べたことない食わず嫌い。だから種があるとも知りませんでした。
      断食明けのおかゆに梅干しが付くと、みんな種を大切に味がなくなるまでしゃぶるそうだけど。ラン中、味のなくなった種をどうするか問題が残っちゃいますね。