仕事、嫌いじゃないけど

うちの会社は、大企業じゃないけど、ま、そこそこ人数がいるから。
適材適所、無理な仕事を回されることはほとんどない。
がんばればできる程度の仕事って、ちょうどいいよね。

入社したての頃だけ先輩たちに慣れなくて辛かったけど、
後輩が増えてくるとだんだんこっちも図々しく成長して。
なかなか楽しい会社員生活だった。

仲良し上司はメンタルが弱い人で、いつもこっちが悩みを聞いてあげてたよ。
「よはねすさんは土日に仕事のことなんか考えないんでしょ」なんて恨み節が出ることもあり。
「当ったり前じゃないすかー」としか返せなかったなあ、あの頃は。

それがねえ。もう、会社員生活も残り少なくなってきたこの頃。
平日の夜はもちろん土日にも仕事のことが頭から離れなくなってきたのよ。

「ああ言えばよかった」「明日はこう言ってみよう」「こう言ってわかってもらえるかな」
から始まって
「毎月説明してるけど、また今月も同じ質問されるんだろうな」
「まさか自分の部署名まで覚えてないとは思わなかった」
「全く悪びれることがないんだよなー、『それが何か』って言うかと思った」
「ファイルもフォルダーも個人ロッカーも段ボールも全部『ボックス』としか言えないってどうなの」

ああ、申し訳ない。口汚い悪口を書いてしまった。
こういうことをね、悩んでるんじゃなくって、実は「悪口を延々と言うのが好き」なんだって気づいちゃったんだ。

休日に考えてるだけじゃ済まなくって、出勤すると「誰か聞いてくれるチャンスがないだろうか」ってウズウズしてる。

あたし、こんなイヤな性格だったんだ!
今までずっと、「自分は性格だけはいい」と思っていたのは大きな間違いだった。

そこへ行くと、部長はさすが出世しただけのことはある。
「あの人、うちの部署名が書けなかったんデスヨ」と告げ口したら
「ほー!自分の名前は?書けましたか。そりゃーすごい、よく忘れなかったものだ」
と笑いに持ってったよ。

さらに翌日、部長がさらに上の上司に告げ口した。
「アイツ、自分の部署名も覚えてなかったらしいですよ」

そこであたしが「こうでこうで、こーんなハチャメチャ書いて」と爆発させたら
上司「うーん、なんだか(ボケ始めた)うちの親父みたいだな」
と、さらに笑わせてくれ、あたしは手を叩いて喜んだ。

明るい上司たちに恵まれて、楽しい職場だ。
少しだけ、去るのが名残惜しくなった。

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コメント

  1. にゃんた より:

    ま、気になることは優しい上司さんんたちに任せて、あとは幸せだけを持っていこう
    ぼくの仕事ープログラム組むのはずーっと好きだったんだけど、目が追いつかなくなった。
    会社やめた直接の理由は嫌な人の存在なんだけど、潜在的にそろそろ無理かもなーって感じてたんだよね。
    ま、今は楽しいからもういいけど
    よはねすさんは幸せなステージから次の幸せのステージへ進んでね。

    • よはねす より:

      部長も、その上の方も、みーんな同時に辞めちゃうの。任せることもできないけど、もし任せたら優しい彼らがつぶれそう。
      にゃんたさんは、仕事そのものより時間的な激務だったとどこかで読んだのを覚えています。そりゃ無理だよ、死んじゃうよって感じましたよ。
      幸せになれて、ほんとよかったですね。
      あたしは、髪が復活してくれたら次のステージに進んだと自覚できるな。

  2. deds より:

    うーんそれを明るいと言っていいかどうかは微妙なところだなあ
    告げ口がなければまあわかる感じはしたんだが

    • よはねす より:

      まあそういう考えも有りですね、確かに。でもね、笑いに持っていかないとみんな、どうにもやってらんねー!なんです。困ったちゃんへの対応の、せめてもの平和なひと息。

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