三田祭に行ってきた

昨日は勤労感謝の日。
学生は基本的に勤労者ではないと思うが、学園祭も複数あったようだね。

え？勤労者を慰労するために学園祭をしてくれたの？それはご苦労様。

そして、学生よりもっと勤労していないあたしまで学園祭で慰労されてきた。

あたしがこの日を楽しみにしていたのはK大学の室内楽サークル。
ほとんど追っかけに近いぐらいのファンだよ。

手帳には15時開演と書き込んである。
念のため、三田祭のＷｅｂサイトと見たら、あれ。13時開演になってる。
急いで現地に向かう。
混雑は織り込み済み、のろのろとしか動かない人ごみにイライラしないで12時半に着いた。
こんな混雑はかなり久しぶりだなあ。「三密」って言葉はもうすっかり忘れてた。
きのう洗髪しておいてよかったよ。

目的のホールに着いたらまだリハーサル中。
いったんホールの外に出て、扉に貼りだされていたプログラムを撮影し。

ホールに戻ろうとしたら「リハーサル中ですので」と拒まれてしまった。
そして、学園祭中のホール日程表を見たら。
あれれ。目的室内楽は、やっぱり15時開演だって。
どうなってるんだよー。

人ごみと騒音の中、キャンパスの中にとどまるのは無理。
駅まで戻ってタリーズコーヒーでアイリッシュラテのアイスでゆったり。

このコーナー、いいなあ。ふかふか一人がけのソファに包まれて、靴脱いで膝を抱えてリラックスできたよ。

さらに人ごみも増してきたけど、遠回りの道を見つけたので今度はスムーズにホールに到着した。
14時半開場まで数分待つ。
若い男性から声を掛けられた。きゃ♡
「これ、何時ごろ終わるかわかりますか」
んー、どっかに貼りだしてありましたよ。あっ、これ、17時までになってますね。

彼も、15時開演だと思ってたのに13時となっているのを見つけて13時に来てしまったんだそうだ。
あたしもです！疲れちゃいますよね。

そこで話は終わっていったん離れたのだけど、入場が始まるときなんとなく列ができてて。
あたしより前にいたのだから、とあたしの前に彼を入れてあげた。

ほんとはさ、もう少し彼とおしゃべりを楽しみたかったんだけど。
ハタチぐらいの若者がおしゃべりなオバサンに捕まる図の哀れさが想像できたのでやめといた。

あたしはスタスタと歩いて前方の席を確保。
彼はゆっくりめにあたしの後ろについてきて、「どうしようかな」と言いつつあたしと同列の端っこに座った。
ニコニコしてそれを見てたんだけど、彼はちょっと迷ってからもう2列ほど前へ移動。
ま、それぐらいが初対面同士なら良い距離感でしょう。

曲は全く知らないのと大好きな曲が半々ほど。
大好きどころじゃない。
ブラームスのクラリネット五重奏曲は来年参加させてもらう予定で、半年も前から練習している。
シューマンのピアノ五重奏曲も、来年できたらやろうと練習を始めているところ。
最後のシューベルト「死と乙女」は難しすぎて一生やれる機会はないと思うけど、仲間が現在やっていて練習を聞くだけで毎度聞き惚れてしまう。

これまでみなとみらいホールでの発表会では絶対出なかったポピュラー音楽もあり。
こういう選曲をするのは、まだ楽器を始めて間もないような人たち。とても合っていると思う。
カーペンターズはドがつくクラシックファンのあたしでもうれしい、ジャスト世代。
学生さんの親もまだ生まれてなかったんじゃないか？ありがとう、こんな曲を。

YOASOBIはごめん、その名前しか知らない。群青の曲名も知らない。
人生のメリーゴーランドなら、インスタでよく流れてくるのでなんとなくは知ってたのでよかった。

テーブル付きの椅子なんて初めてみた。アンケートが書きやすくてよろしい。

すべてのプログラムが終わり、立ち上がる。
2列前に座っていた若者がパッとこちらを見たので、またニッコリした。

でもそれ以上のことは起きなかった。残念。
またいつか、ここの発表会で会えたらいいなあと、ぽわんと夢想する。

昼間から、室内楽仲間からのメールが来ててね。
家に着いてすぐその作業（楽譜とYouTubeの確認）、他の仲間との連絡が行き交って忙しかった。
夕飯の時間も2時間ほどずれ込んだぐらい。
楽器の練習は午前中に15分ぐらいしたんだっけ。
ああ、タリーズコーヒーで本読み終わっちゃったのだから、音感鍛えるアプリでもやればよかったな。

そんなギリギリの日の夕食は

なんて貧しい食事。

味噌汁の具は昼ご飯のときに一緒に刻んでおいた。

それを味噌汁に煮るとき、いっしょにかぼちゃもいれて蒸した。

昼ご飯の時余分に茹でた卵をマヨ玉にして、蒸しかぼちゃと茹でブロッコリーにかけて終わり。