クロイツェル・ソナタ

音楽仲間がミニコンサートをするっていうんで、行ってきた。
ちゃんとツル紙(ツルツルと光沢ある紙)でイラストも付けたチラシを刷って。
現地で配られたプログラムはツル紙じゃないけど分厚いしっかりした紙、お金かかってそう~。

出演者は4人で、チラシには(関係者のみ)とあるから、一応非公開なんだろう。
でも行ってみたら、今時よくある、感染者が出た場合に備えての連絡先を書いたり一切なくて、誰でも入れる状態。
もう、個人的催しじゃなくても、そろそろこれやめてもいいんじゃないかと思うよ。
どこで感染したかなんてわからないでしょうここまで来たら。

4人とも恐らくアマチュアの音楽愛好家。4人の中でチラシをくれた一人だけが知人。
お客には、ひとりだけあたしの仲間も来てたよ。

あ、会場は第三セクターみたいな文化施設、市民だけが使える。
駅からほぼ真っすぐ歩いてちょっと横に入る、と安心してたら、最初から違う道を真っすぐ歩いたみたい。
何度使っても思い通りにならないスマホの経路案内が、奇跡的にうまく動いて早めに着くことができた。

曲は3曲だけ。全く知らないマイナーな曲、題名は知ってるけど聞いたことがない曲、そして有名なベートーベン「クロイツェル・ソナタ」。
ベートーベンの時代は、バイオリンソナタと言ったらピアノは簡単な伴奏と決まっていた。
しかしベートーベンはバイオリンとピアノを対等に共演する曲をその時代で初めて書いたのね。
それは知ってたけど。

プログラムには「高度なテクニックと音楽性が要求される超難曲」とある。
そうだったのかー。
バイオリンを上手に弾けるお友達がいたら一緒に遊んでみたいと夢想はするけど、それほど上手で遊んでくれそうな人がいないから、楽譜すら実は見たこともなかった。

いやいや、参った。
バイオリンさんは、もしかしてプロ?と思うぐらいお上手。
対して、ピアノさんが。
「大変な難曲ですが猛練習を重ねて今日を迎えました」と言ってたけど、うーん、つらい。聞くのが。

ピアノの技量って、まさにピンキリだなあと思った。
たぶん、あたしと同じぐらいの技量なんだろうな。
途中で止まっちゃうとか速さが狂うとかはないけど、指が回ってないし音の間違い、省略が多すぎ。

これぐらい弾けたら、ぎりぎり人に聞かせてもいいか。って、自分では思いがち。
少し、その基準を変えないとだめだなーと、身に染みてわかったよ。おかげで。
バイオリンさんも辛かったかな。せっかくあんなに上手に弾けるなら、できたら対等に弾けるピアノとやりたかっただろう。

あたしが猛練習したら、これぐらい弾けるようになるかな。
できたらもっとうまく弾きたいな。
ああ、また練習したい曲が増えてしまった。(うれしい)

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コメント

  1. にゃんた より:

    ピアノさんへの素直な感想がとてもいい感じ。
    辛口でもわかる人にはわかるのね。
    ぼくなんかはミニコンサート開けるだけですごい人って思っちゃうよ。
    本当にすごいのだけど^^;

    ということでYouTubeでクロイツェル・ソナタ探して聴きながらこのコメントを。
    うーん。
    知らない^^;

    • よはねす よはねす より:

      すみません、わざわざ探してまで聴いていただいて。
      そう、最初はね、「なんでこれが有名なの」って感じで地味に始まりますよね。
      歯に衣着せぬ感想、悪口になってなかったですか。それが心配だったけど、よかった。