N井邸で美味しい薄茶をいただいたあと、いよいよホームコンサート本番。
N井さんは、紙にプログラムを書き始める。
曲名、作曲者。演奏者。
そういえば、子どもの発表会プログラムもこんな感じで書かれてるな。
曲順を決めたら、二階でお仕事をされているダンナ様を呼ぶのだけど・・・
大声を出して呼ぶのはご夫婦の趣味と合わないそうで。
お互い、ヨーロッパの貴族が執事を呼ぶようなベルを揺らして鳴らすことにしてるんだって。
リンリンリン・・・・・・結構長い時間鳴らし続けるのね。
Y子さんのダンナ様は三脚を立て、撮影の態勢。
N井氏はダイニングに座り、プログラムを読む係。
あたしとN井さんで、シューマンの「二人の擲弾兵」をば。
鈴木バイオリンメソッドで教育を受けたN井さんが好きな曲、あたしも好き。
普通はバイオリンにピアノ伴奏だけど、N井さんは弦の二重奏に編曲された楽譜なんか持ってたよ。
そんな動画は見つからなかったので、ちょっとちがうけど三重奏の動画を紹介するよ。
この企画を持ちかけられたとき、最初からN井さんがやりたいと言っていたベートーベンスプリングソナタ第一楽章。
ほかにもいろいろやったけど、最後にN井さんとあたしの馴れそめ、思い出でありN井さんのテーマ曲・塩酢蛸。
原曲はバイオリン二丁にピアノ伴奏だけど、これをバイオリンとオーボエとピアノの三重奏でやってみたよ。
ショスタコーヴィチ略して塩酢蛸作曲・5つの小品。
このブログで何度も紹介しているけど、また載せちゃおう。
いつも冒頭から聞いてもらってるから、今回は4曲めと5曲めね。
すべてのプログラムが終わったあと、もう6時になってたけどおいしいコーヒーを出してくれたよ。
あたしの、数が足りないどら焼きは半分に切って。
Y子さんお持たせの(ご主人が東京に出張したときわざわざ求めてくださったという)クッキーも、びっくりするほどおいしかった。
そこでN井さんが言うには。
7月に、この近くの文化ホールで他の仲間も集めて、「ハルモニコンサート」をしたいんだって。
楽器を初めて間もない人もいるから、全く気負わなくて良いと。
お客は呼ばない。その代わり、来た人は全員何でもいいから何らかを演奏する。
ホールではなく会議室のようなところだけど、ちゃんとグランドピアノがあるんだって。
こういう企画が好きなんだなー、N井さんて。プロデューサーだねと言ったら一同うなずいた。
話が止まらない。気づいたらもう8時を過ぎてる。
なにしろこの駅、30分に1本しか電車が来ないのよ。
N井さんがサッとスマホを出して検索してくれた。
来るときに、道に迷ったと正直に言ったので帰りも心配され。
Y子夫妻もN井さんも途中まで送ってくれた。
振り返って「ここからこう行って右に曲がるのよね」と確認したら、もう間違ってた・・・恥。
あまりに濃密な一日だった。
また、呼んでくださるそうだ。ありがたい。
あたしは昼にカレーを2杯も食べたからよかったけど、Y子さんきっとお腹ぺこぺこだろうな。
あたしは家に着いたらちょうど10時だった。
そのまま寝たら、翌朝の体重がうふふ。いつもより1キロ減ってたよ。
脳が大量に刺激されて、カロリー消費したんだろうなあ。
本日のオマケ


緑パプリカなんてものが、3つで98円だったので衝動買いしたの。生で齧ってみたら、赤パプリカみたいに甘くて果物みたいだよ。
万願寺唐辛子も、緑とオレンジ色が一緒に袋詰めされてた。
残ってた蓮根も全部多めの油で揚げ焼きにして、ラムのしゃぶしゃぶ用肉もみんなレモン醤油に漬け込んで温サラダ。
半分ほど食べて、あれなんだか寂しいと思い出した。もう一皿、チーズも用意してあったの出すの忘れた。


昼間の室温が高いもので、ススキはすっかり花穂が開ききってしまったよ。

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