N井邸におじゃましてるとき、彼女に1本電話が掛かってきちゃったんだよね。
お仕事の電話。彼女は成年後見人をしているのよ。
そういえば以前オーボエS井氏と三人で練習していた時も、たまたま休憩中に掛かってきて。
あの時もけっこう長く、5分ぐらい話してたかなあ。
今回はもっと長い。「もし不穏になったら、ああしてこうしてこういう方がいいと思います」とか。
時計は見なかったけど、体感で15分ぐらいだったろうか。
困ってる人を助けるお仕事は立派だよねえ。
彼女の性格、信条にはぴったりだと思う。
そして、N井さんは「70歳までは働かないと」って言ってる。
「そうじゃないとお金ないし」って言うけどさあ。
おうちの中を見る限り、お金持ちにしか見えないんだ。
目に入るもの、ひとつひとつがすべて素敵なものばかり。
どうやって見つけたんだろう、って感心するし、また恐らく見つけたらその場で買わずにいられないんだろうと思う。
靴べらを借りようと傘立てを見たら(ウチでは靴べらは傘立てに突っ込んであるけど、N井邸は別のところから出してくれた)、
写真は撮れなかったけど、かなり凝ったバイオリンの形をしてるのよ。
なにかの道具屋さんで見つけて、実は売り物として置いてあるわけじゃなかったのだけど売ってくれたんだって。
ってことはだよ、きっと値札が付いてなかったんじゃない?
お値段なんかに構わず、「欲しい」と思ったら買っちゃうんだろう。
ワイングラスも、本当に素敵で。
これもいつか写真に撮らせてもらいたい。
どこだっけ、確か中国地方のどこかで見つけて5脚買ったら3つも割れてしまい。
ブーニン(ピアニストよ)のコンサートが九州しかチケットが取れなくて夜行バスで行ったとき、帰りは新幹線で、わざわざ途中下車してその店に寄って、また買い足したんだってよ。
そうやって買物できるのは、お金があるからこそ、って思うけど。
お金に構わず良い物を買ってたら。
もしかして「お金ない」のは謙遜じゃなくて、本当に、お金なくなるかもねえ。
仕事だって、きっと「ぜひN井さんにやって欲しい」って頼まれそう。
その上室内楽だオケだ合唱だ、ってほんとに忙しそうだけど、きっとこの人、死ぬまで忙しいまんまだろうなあ。
で、そんなに元気なのかと思ったら。
腎臓に結石があって、今とっても痛いんだって。
全く顔に出さないから言わなきゃほんとにわかんないんだけど、「さっきも座薬を入れた」なんて言ってた。
聞き取れなくて「罪悪?」なんて聞いちゃった。
近いうち、手術で取ってもらいたいって。
あら大変。手術って、内視鏡?
N井さん微妙な笑い方をして「尿道口から入れるんだって」と恐ろしいことを言う。
あたしも、いつか腎臓に結石があると言われたことはあるんだよなあ。
なんの検査の時だろう。ずいぶん前で、何にも覚えてないけど。
結石もいろんな形があるそうだからね。丸ならいいけど三角とか、もっと尖った角がいっぱいあったりもするんだって?
金平糖を勝手に思い浮かべて、痛そう・・・って思っちゃった。
今月のハルモニコンサートまでは、座薬で我慢するって。
忙しいと、医者にも満足にかかれないなんてね。
N井さん、お大事に。
本日のオマケ


冬瓜と枝豆のカレーが残ってたので、モッツァレッラチーズを乗せてグリルで焼いたの。
スパークリングワインが1杯分しか残ってなかったから物足りずビールも同じグラスに注いだら。
谷中生姜の梅酢漬けのグラスに引っ掛けちゃって、テーブルから落ちて割っちゃった・・・悲惨。こんな昭和なグラスだけど、好きだったんだよなあ。あと一つだけ残ってるけど、ペアで使いたかった。
食べ物も物足りず、こんな煎餅をビールのアテにして。天乃屋だ。みんな大好き歌舞伎揚げのメーカーね。あたしも子供の頃はよく食べたよ。でも揚げ物を避けるようになったし、あれは味が濃すぎてビールが進みすぎちゃう。
この煎餅はあれよりは薄味。でもちょっと甘いな。煎餅に砂糖を使ってほしくない。もう買わない。

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