オケ練中、井川さんからグループLINEが入ったよ。
スマートウォッチで少しだけ読める。
「コレ、参加しませんか」って、非常に気になるけどさすがに練習中には読めない。
休憩時間には、膝の上の楽器を落とさないよう気をつけながらパンをかじるだけで精一杯だし。
帰りの電車で、もうメールがバンバン行き交ってるところに遅まきながら参戦した。
「こういう発表の場がある。わたしたち四人で、参加しませんか」
という四人とは、あたしと井川さん、メイ、アニーさんのレディースチーム。
たまたま四重奏ができる楽器編成で、組んでみたら毎回すごく楽しいので大切な仲間になった。
井川さんが送ってきた画像は「11月13日参加エントリーのご案内」というチラシ1枚。
おっ。会場は、こないだあたしが電子チェンバロで参加した豊洲のホールだ。
我々4人が普段活動している室内楽とは無関係に企画された場だそうだ。
チラシだと思った写真は、インスタグラムの画像だそうだ。
アカウントを持っていれば、詳細が読める。
弦楽とピアノを中心としたクラシック、主にアンサンブルだけどソロでもいい。
井川さんが「今日やったピアノ四重奏、モーツァルトでこれを思いつきました」という。
ああ、メイがピアノ弾いてたやつね。
メイは早速喜んでる。
アニーさんも「その日、空いてます。レディースチーム復活公演いいですね。よはねすちゃん、どうかなあドキドキ」だって。
おっ、みなさんノリノリ。
あたしも早速、電車の中で手帳を開く。おお、空いてたぞ。さすがに11月の予定はまだほんの少ししか入ってない。
で、インスタで詳細を見た。
ふむ。今回済んだばかりの実施写真が見えた。
・・・ぎょっ。この男、あたしの知ってる人に似てるな。他人の空似かな。
メイも多分知ってる人。関わると面倒なんだよ。
ま、11月にもそいつが出るとは限らないし、会っても無視しとけばいいか。
みなさんに「あたしもやりたい」と返信してから、インスタを熟読。
うわあ。過去数年、全部アイツ出てるわ。楽器持ってるから、やっぱり間違いない。
メイが「問題人物、どうでもいいけど興味津々」というのでほかの2人にも同時に紹介しといた。
「ウチのオケを昨年クビになりました。関わらなければ特に嫌がらせはされません」
あ、送信してから思い出した。昔、仲良しだったおチビちゃん女性のこと、コイツが嫌がらせしておチビちゃん退団しちゃったんだった。
メイは「素敵なグループ名ないかな~、立てば芍薬座れば牡丹~みたいな」とはしゃいでるよ。
井川さんは、早速それを元にAIに相談。
日本語の響きを重視した和モダン二種。「カルテット凜百合」「三華弦琴」
花の名やたたずまいをヨーロッパに置き換え、英語とフランス語で候補。「カルテット・ピオニー」「トロワ・フルール」
立つ・座る・歩くの動作に焦点を当てた英単語。「カルテット・スタチュア」
いや、いかにも「AIが考えた」っていう名前だな。
日本語はいかめしいし、英語もフランス語も全く意味不明で親近感湧かないし。
せめてイタリア語でできないのかね、音楽なんだし。
へへ。今年のNHKの語学講座で、イタリア語だけが入門レベルのがあるんだよね。
4月に聞いてみたら、語学音痴のあたしでも興味が湧いた。
でも5月で挫折したけどさ。
と思いながらも黙ってたらね、メイがイタリア語で提案してくれたの。
「AMICA」あみーかって。4人の頭文字を組み合わせたそうだ。
ん?よはねすYが入ってないって?まま、そこはホラ、この世を忍ぶ仮の名もあるからさ。
メイは、語学がとても得意なの。Amicaは「友達」の女性形。
いいじゃん!グループ名だけ先に決定。
曲目は?
とりあえず、この日井川さんとメイがやったモーツァルトの四重奏、第2番でエントリーすることになった。
あとから変更も可能、ということだったけど、もう「楽譜を送ってくれ」「どの楽章にするか」とガヤガヤしてるよ。
メイと井川さんで、「△楽章と×楽章と、第2楽章のサワリだけ」「じゃあ繰り返しなしでテンポ上げて?と盛り上がってる。
メイは「みなさんはどう思いますか」と、もう完全に走り出してるわ。
あたしとアニーさんの反応がないのはね、2人ともこの曲をやったことがないから。
メイと井川さんは日曜にやったばかり、そりゃ想像できるでしょう。
あたしとアニーさんは、こんな朝っぱらからYouTubeで所要時間や難易度を判定するのは無理だってば。
井川さんは、早速エントリーしてくれた。エントリー状況はリアルタイムで更新される。
あー、あたしたちモーツァルト四重奏のあとはピアノ伴奏の二重奏。これ、ぜったいあの問題人物だわ。
波乱、ありませんように。
本日のオマケ

ゆうべはワインが飲める日~♪
でも厚揚げが賞味期限。ワイン用に集めたレシピの中から、「タラでも鶏むね肉でも」というトマト煮込みを見つけたので、これを作ってみたよ。スパークリングワインに合う、とSAPPOROさんが言ってる。
レシピに入ってる野菜は玉ねぎとバジルだけ。もっと野菜が食べたい。大玉でなかなかなくならないキャベツがあるので、芯に近いところを沢山煮込みに入れて、葉のほうは千切りにしてサラダにした。バジルはペーストしかないので、冷凍しておいたセロリの葉を入れてみたけど、粉砕されちゃった。

コメント
向こうも避けたいと思うだろうから、お互いに無視してればいいのではないかな。
それにしても、そんなに問題あるのに一緒に演奏してくれる人はいるのね。個人対個人だとまた違うのかな。
いやいやいや。そんな人なら世話はありません。こっちが嫌がってるの知ってるくせに絡んでくるような人なんですよ。
恐らく、頼み込んであるいはプロにお金を払って伴奏してもらっているのでは。それなら嫌がらせはあり得ないし、仕事だと思えばいっときだけの我慢はする人はいるでしょう、なーんてまたまた悪口全開してしまった・・・