2か月ぶりに、ピアノ六重奏で遊んできたよ。
前回は、練習が直前キャンセルになったものと勘違いしてしまって。
大幅遅刻はするは、転んで腕を数日痛めるは、大失敗だったのよね。
駆けつけるあたしを心配して、カズちゃんが道順を細かくラインで説明してくれたおかげで30分遅れぐらいでたどり着いたの、その時は。
今回はその記憶で行けばいいと思ったのだけど。
念のため、10分ぐらい余裕を見て家を出て。
途中で山手線が止まってしまったけど、その余裕のおかげで余裕で目的駅には着き。
かすかな記憶で歩き始めたけど、どうもこの道じゃない。
その場で、スマホのナビを発動してその通りに・・・歩いても歩いても見覚えある道に戻らない。
ナビと一緒に、ルートヒストリーという軌跡記録の別アプリも同時発動したのね。
そっちの地図を見たら、目的地とまったくあさっての方向に進んでるよ。
駅まで戻ってやり直し。今度は交差点から違う道に進んだけど、ナビのいうことを聞くとさっきの道に出てしまう。
これを3回繰り返したら、練習開始時間を10分過ぎてた。
そこへカズちゃんから優しいライン「今日はよろしく」って。
あたしが忘れてるかもしれない、って思ったんだろうね。
ナビって、パケットだかギガだか、うんと使うよね。
しかしそれを意識するよりも、電池残量が30%になったのがもっと心配で。
断念。タクシーに乗ることにしたよ。
1回めに失敗したとき、乗っちゃえばよかった。
12分で行けるところ、40分も歩いちゃった。
ま、タクシーもその交差点の大混雑で全然動けなくて、クラクションビー--と鳴らして大変そうだったわ。
そっと扉を開けてふかぶか~とお辞儀。
みんな、大人だから「よかった~」と笑顔で迎えてはくれるけどさ。
予定ではね、最初の30分をピアノ五重奏にして。
ひとりのメンバーには30分後に来てもらって、それからピアノ六重奏で遊ぶという計画だった。
しょうがないのでピアノ五重奏はピアノ抜きでやったそうだ。
で、ピアノ六重奏の1曲だけ参加して、そのあとはピアノ抜き、管楽五重奏の練習。
あたしは手持ち無沙汰なので、前回と同じように指揮で参加した。
ほんとは、五重奏や六重奏に指揮なんか絶対いらないはずなんだけどね。
でも、曲の途中で何度もフェルマータ(全員で音を長ーく伸ばす)があると、どれぐらいの長さのところで切るか、やっぱり指揮が決めるとやりやすい。
はずなのだけど。
フェルマータに気づかないメンバーは指揮にも気づかず、一人で吹き続ける。
指揮者としては「ファゴットさん、フェルマータですよー」と声を掛けるわね。
リーダーおじさんも「ちゃんとそういう指揮してたよ」と加勢してくれた。
でも彼悪びれず、「最初はフェルマータ無しにしましょうよ」と苦笑してる。
ひとしきり騒いだあと、リーダーがあたしに話し始めた。
実は彼、大学の4年間、指揮をしてたんだって。
学校には普通のオケがなく、でも音楽(フルートとオーボエ)ができるのを知った人がマンドリンクラブに誘ってくれたんだって。
そこでギターを弾いてみようとしたが全く手に負えず、「指揮をやれ」と指揮法の本をポンと渡された。
それがかの有名な斎藤秀雄(小澤征爾を育てた先生)の本で。
指揮は、下に振り下ろしたときの打点が重要である。
1拍めはもちろんだけど、2拍めも3拍めも打点が見えないと指揮が読みにくい。
と、いつも笑顔のリーダーが珍しく真顔で指導してくれたんだ。
そうかー。
あたしは2拍子のとき、2拍めの打点も付けているつもりだったけど。
見にくかったんだなあ。
意識して振ってみたら、本当だ。今まで、打点がすごく曖昧だった。
こんないいことを教えてもらって。
予定時間が迫り、急いで片づけてスタジオで二手に別れて、それぞれ家路につき。
結局きのうはトータルで2万歩も歩いたよ。
そして今朝、みなさんにお詫びのLINEを入れなきゃなーと思ってたら一足早くアコちゃんからのご挨拶。
「きのうは料金を支払わずすみません」
わっ。あたしも、練習中一瞬アタマをかすめたんだよな。
でも音楽の途中で言葉なんて出せるはずない。
すぐに忘れてしまって、あたしも支払ってない。
あたしだけじゃなくてよかったわ。
きっと、みんな払ってないよな?
カズちゃんは「次回利子つけてお支払いします」だって。
あたしは、それまでにナビの読み方の練習もしなきゃね。
楽しいはずの音楽が、悲しい思い出になっちゃうよ。
本日のオマケ

お稲荷さん用の味付けお揚げと、頂き物の牛しぐれ煮と、ほうれんそうと豆もやし。
チューリップ祭りには行きたいし、オケの予算関係でたくさんのメールに返信しなきゃいけないし、もう何も考えたくないし時間もない。
青山フラワーマーケットできのうから三日間、チューリップ祭りのはずなのに、行ってみたらその店舗ではやってなかったのよねー。おかしいなあ。帰り道にお揚げだけ買ってきて、あり合わせの昼ごはんだった。

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