きのうはKO大学の学園祭に行ってきた。
目的はただひとつ、室内楽サークルの見物だ。
情報はInstagram。入っててよかった。
Xでも情報公開されてるけど、Xをやってないので見られない。
開場と同時に入ったら、リハーサルを終えた学生さんがステージから降りてきくる最中だった。
パッと目が合ったのが、あたしのプリンス。
よかったー、彼、大学院に進んでから見てなかったので、引退したのかと思ってたけどまだいてくれたのね。
開場最初に入って来た客たちを見ただけだろうが、なんとなく毎回目が合う気がしてしまう。

このところ、ここのサークルの発表会に何回か伺えなかったんだ。
前回見たのは、いつだったかな。
ブログを探してみると、たぶん1年半も前だったのかも。
前回も、「あれっ」と思ったんだよな。
女の子たちのドレスが、けっこう様変わりしてた。
それまで毎回、結婚披露宴のお色直しにも使えそうな豪華なドレスばかりだったのに。
黒の人もいれば、カラーだけどシルエットがスレンダーだったり。
今回、プログラム1番に出てきた3人の女性もそうだった。
みんな上が白、下が黒。
うん、W大学はみんなこんな感じだったんだよね。
これじゃW大と、差別化できないぞ?
ドレスも、大きな楽しみのひとつだったのになあ。
まあ、世界中、どんどんカジュアル化してるのは間違いない。
世の流れで、仕方ないのかな。
Instagramで得られる情報は、曲目と順番だけ。個人名は載らない。
現地で入場するときにもらえるプログラムを見て初めて、個人名がわかる。
プリンスを始め、印象に残るほど上手な人の名前はなんとなく覚えるよ。
えっ、プリンスったら。
1年生のときはバイオリンだったのに、いつからかビオラを持つようになって。
今回はチェロで参加だって。ひえ~やってくれるわ~
曲目も、世の流れを感じた。
クラシックじゃない曲が、こんなにたくさん。
はっきり言って、大いに気に入らない。
そんな曲、耳に栓をしておきたいぐらいだ。

でも、ほんとにまるで知らない曲はメロディが耳に入ってこない。
アコースティック楽器の生演奏は、音色だけでも楽しめたよ。
大好きな曲も今回はたくさんあって、うれしい。
ピアノ三重奏とか五重奏。
みんな、ピアニストが素晴らしくうまいの。
感動もするけど、どっちかというと卑屈になっちゃうわ、自分と比べて。
プリンスが出演したのは、ラベルのボレロ。
あの、水戸黄門のテーマみたいなリズムを永遠に続けるやつね。
これを、チェロ4人で弾くという。
はいはい、よくありますよチェロだけの4重奏。
しかし、ステージの様子がおかしい。
コントラバス用みたいな高いスツール1脚と、譜面台はやたら低い位置にセットされた1台だけ。
おいおい、準備間に合わないよ?と心配する中、3人登場したが。
チェロは1台しか持ってこない。
プリンスともう一人は、弓だけ持って登場。
プリンスが、弦の駒より下の部分を使って妙な音で水戸黄門似のリズムを弾きだした。
なるほどー!これならチェロ、習ったことがなくても弾けるわ。納得。
で、途中、もう一人乱入してきて小芝居しながら演奏。
とても楽しい芸を見せてもらった。
元ネタ(同じ編曲)がYouTubeにあったので、貼っておくね。
本日のオマケ


外気温は17℃でも、晴れると室温が30℃になってしまうの。昼は冷やしうどん。
牛こま切れ肉として売ってたのが、やたらきれいでさ。どこが細切れ?まるですき焼き用みたいなので、もったいなくて大きいまま煮付けた。
その残りを、茹でじゃがとともにピリ辛に炒めてワインの夜。

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